このたび,「鳥取砂丘こどもの国」で開催されるイベントに係る出演依頼をお受けし,本校書道部員が書道パフォーマンスを披露しました。来園された多数の方々の参観を得,当日来園したこども達とのコラボレーション作品を仕上げることができました。
今回のご依頼をお引き受けするにあたり,この書道パフォーマンスを「わたしたち高校生にできる地域貢献」と位置づけました。出演をとおして地域の皆さんに書道の魅力や面白さをお伝えするとともに,書道パフォーマンスをとおして地域の皆さんとつながり,楽しく過ごせる時間を創出できるといいな…と,そんなふうに感じてパフォーマンス内容を企画しました。
そこで書道部員が用意したのは,風船にかたどられた色画用紙。来園したこどもに部員が声をかけ,色とりどりの色画用紙に「自分の夢」などを書いてもらいました。こどもと同じ目線で,やさしく声をかける部員の姿が印象的でした。

そしていよいよパフォーマンス本番。用意されたのは,こども達に書いてもらったたくさんの風船が貼り付けられた大判用紙でした。
書道部員が今回のパフォーマンスに設定したテーマは「自分の好きなことを全力で”やってみよう”」というもの。音楽に合わせ,部員は真心と魂を込め,堂々と書き上げました。
その様子をご覧くださったたくさんの皆さんから,大きな拍手と歓声をいただきながら,部員は最後まで笑顔で演技することができました。参観くださった皆さん,そして一緒に素敵な作品を仕上げてくれたこども達,本当にありがとうございました!

〈書道部員の感想〉
▶想像していた以上にたくさんの方に見ていただくことができました。「応援しています!」と声をかけてくださった方もあり,とても嬉しく,大きな励みにもなりました。あらためて「この環境は決して当たり前ではない」と痛感しもしました。
▶私自身初めてのパフォーマンスでした。とても緊張していたのですが,先輩方の存在をとてもありがたく感じました。参観してくださった方々がたくさん声をかけてくださったおかげで,全力で演技することができました。
当初は「わたしたちにできる地域貢献を…」との目標を掲げて臨んだ今回の出演。でも,人の支えを感じ,人との温かい繋がりを感じさせていただいたのは本校生徒の方だったようです。今回,高校生としても部活動としてもこうして大きく成長し,前進できる機会をいただけたことに感謝しています。関係の皆さん,本当にありがとうございました。