10月18日(水),鳥取市立病院医師 懸樋 英一 氏を講師としてお迎えし,1年生を対象に,日本人の2人に1人がにかかる可能性があると言われている「がん」についてお話ししていただきました。
懸樋先生によると、がんになりにくくするための対策として次のことがあげられるとのことでした。
▶バランスの良い食習慣 ▶運動習慣 ▶タバコを吸わない など
こうした対策を指摘された上で「がんにかかりにくい生活習慣を今から実践して続けていくことが大切」と強調されました。また,鳥取県の死因の第一位ががんであることにも触れられ、「帰宅したら,家族とがんについて話をし,早期発見・早期治療につなげてほしい」とも話されました。
生徒からは「私達の身近にも発がんのリスクがあると知った。まずは生活習慣を改善しようと思った。」などの感想が聞かれました。
忙しい高校生活の中,私達はつい,健康であること,そして健康であるからこそいろんなことに挑戦できていることを当たり前のことと認識してしまいがちです。でももちろん,健全な心身を維持できているのは当たり前のことでは決してありません。
いつも支え,応援してくれている家族のサポートに感謝しつつ,それに甘え浸ってしまうことのないよう,自律的に食生活や生活習慣を調整する主体性を持つべき、との懸樋先生のメッセージ。これから高校生活が本格化する1年生にとって,このメッセージは実に意義深いものになりました。
懸樋先生,本当にありがとうございました。