5月13日(月)午前8時15分。数年ぶりとなる東高キャンパス訪問,そして同じ志を掲げる同窓生との再会,さらには恩師の温かい出迎えに感激した様子で,6名の実習生が教育実習初日をスタートさせました。
2週目となる今週。どの実習生も,やればやるほど体感する教育の奥深さを味わいながら「先生」として生きる東高生活に果敢に挑戦しているようです。そこで今日(5月15日),第2学年の学年企画として,6名の教育実習生と2年生全生徒との座談会を開催しました。
この座談会は,進路研究や進路設定が本格化しつつある2年生のこの時期を捉えて企画されました。受験参考書やインターネットでは得られない,自分達の先輩の「生の声」に触れることをとおして,生徒一人ひとりが自らのキャリア形成により主体的に取り組む契機になれば…と,第2学年の先生方のそんな思いを踏まえての開催になります。
会場は第1体育館。テーマ別に6つのブースを設定し,生徒は自分が希望するテーマに沿って2つ,参加するブースを2つを選択して座談会を展開しました。
果たして,さすがは教育実習生。座談会テーマは,東高生の「聞きたい!」にフィットするものばかり。大学選択のポイントや効果的な勉強方法,大学生目線からの大学生活の醍醐味,大学での部活やサークル活動,そしてアルバイト体験など,リアルに紹介してくれました。生徒からたくさんの質問も飛び交っていました。座談会のこうした一つひとつが,生徒にとってどれだけ貴重なものであったかについては,次の画像が示しているように思われます。
堂々と,そして生き生きと後輩(生徒)と交流する先輩の姿に,将来の自分を重ねあわせていた生徒も少なくなかったことと思います。
「三兎を追う」東高生活に没頭し,果敢に挑戦し続け,納得のいく受験をとおして得られた大学生活というものが,人をどれだけ成長させうるのか…。そんなことについて思いをはせた生徒もいたことでしょう。
人と人との繋がりを大切にし続ける先輩の姿に多くの2年生がたくさんのことを感じ,たくさんのことを考え,学ぶことのできた1コマとなりました。教育実習生の皆さん,ありがとうございます。そして,今日のこの体験も踏まえ,明日以降の授業そして母校での教育実習のさらなる充実を期待しています。