3年生の11月ですから、授業態度は真剣そのもの!

今日はちょうど満州事変からスタートし、日本が国際連盟を脱退し、政治的にも経済的にも大きく揺れ動きだした部分の内容でした。途中、映像を見る時間もあり、犬養毅や溥儀、ヒトラーの演説、肉声を聞くなど、当時を具体的にイメージできる授業でした。
説明が主流になりやすい科目ではありますが、映像などを見ることで、できるだけ生徒達に記憶が定着し、理解が深まるよう工夫された授業となっていました。永島先生の授業では、ちょっとした小話やダジャレが登場します。今日は「リットン調査団」の話の中で、「リットン」を「リプトン」や「ゼットン」と間違える人がいる、という話をされていましたが、「リプトン」は紅茶の銘柄かな?と分かっても、「ゼットン」は何のことだろう、と怪訝な表情を生徒全員が浮かべ、先生との年齢ギャップもありながら、楽しく、笑いも交えながら授業が進んでいきました。この小話とともに、「リットン調査団」が記憶に残ることでしょう。
また、途中には演習があり、解答を生徒達が板書し、答え合わせをしていました。日本史は言葉を覚えるだけでなく、漢字で書くこともできなければなりません。この日は誰一人間違えることなく解答できており、しっかりと授業を受けている証拠だと思いました。あっという間の45分間授業でした。終了後、生徒の何人かに話を聞いてみました。
「日本史は漢字の部分で苦労することがあります。でも、授業は例えを用いて、要点も整理されていて分かりやすいです」
「テストでの点数はさておき、もともと日本史は好きですが、永島先生の授業は内容にからんだ教科書にはない話もあったりして分かりやすく楽しいです」
こんな前向きな言葉が返ってきました。3年7組は理系のクラスですから、日本史選択者は多くはないですが、積極的に楽しみながら授業を受けている様子がうかがえました。
この調子で共通テストまで実力をつけていってほしいものです。
ガンバレ3年生!!
