8月6日(水)、本校卒業生である現在東京大学(本郷キャンパス)で教鞭をとられている加藤晋教授を訪問しました。

加藤教授が所属されている社会科学研究所に到着。いよいよツアーが始まります。

実際に加藤教授の研究室を見学させていただきました。日本最高峰の研究機関の空気に直に触れ、生徒たちの知的好奇心が一層高まったようです。

会議室では、加藤教授から進路選択における心構えや考え方について、具体的なデータを交えながら講義をしていただきました。生徒たちは、現実的な数字に触れることで、進路選択をより自分事として捉えることができたようです。

講義の後は、加藤教授にキャンパス内を案内していただきました。歴史ある安田講堂の前で、記念撮影を行いました。

安田講堂の前の地下にある食堂も見学しました。明るく広々とした空間は、生徒たちが抱いていた大学のイメージをさらに広げるものだったようです。

キャンパス内では、夏目漱石の名作「三四郎」の舞台となった育徳園心字池(通称:三四郎池)のほとりを散策しました。午前中とはいえ日差しの強い時間帯でしたが、生徒たちは歴史と緑豊かなキャンパスでの貴重なひとときを満喫している様子でした。

東京大学のキャンパスツアー後、浜松町に移動。本校卒業生で、現在首都圏で映像クリエイターとしてご活躍中の坪内健さんと、テレ東BIZ編集長小林史憲さんによる対話形式の講演を聴きました。テレビ制作という、普段なかなか触れることのないクリエイティブな世界に刺激を受け、自らの将来の可能性を大きく広げることができたようです。

続いて、本校卒業生で東京で店を経営され、東雲会(同窓会)関東事務局員も務められている片山香織さんから話を伺いました。片山さんからは、同窓会の役割や首都圏で活躍できる様々な可能性について熱心に語っていただき、生徒たちは大いに勇気づけられたようです。

一連のプログラムの後、1日の振り返りを行いました。生徒たちは「私にとっての1番の刺激 or 学び」をテーマに、2分間のプレゼンターションを作成。今日の経験を自分の言葉でまとめる作業に真剣に取り組みました。

スライド作成と練習を終え、参加者全員の前で一人ひとりプレゼンターションを行い、今日の学びや感じたことを共有し、充実した一日を締めくくりました。