本年度お集まりいただいたのは,企業経営者,教育関係者,地域住民代表,新旧PTA役員等,多様なお立場のみなさま。和やかな雰囲気の中,「鳥取東高の今と未来」について様々な角度から語り合いました。
協議会は授業参観からスタート。廊下からではありましたが,本校生徒の等身大の姿を,委員のみなさまのそれぞれの観点からご覧いただきました。タブレット型端末を効果的に活用している授業や生徒とのやり取りを重視した授業等,興味津々な様子で参観される姿が印象的でした。
授業参観後は,主に次の3点について協議・意見交換しました。
1 本校の教育目標並びに本年度学校経営及び学校教育活動の重点について
2 本年度の学校評価(案)について
3 特色ある学校教育活動について
委員の方々から出されたご指摘やご意見を抜粋で紹介します。

▶教育活動の評価や生徒指導プロセスの共有等,リアルタイムの『見える化』システムが有効なのでは?
▶機関紙や地域広報誌等,高校生が社会の仕組みや潮流をより具体的に知る手段は身近なところにある。
見たい/知りたい情報だけが目に入るネット情報以上の価値がこうした情報にはある。
実は身近なところにあるこうした情報源も活用し,生徒が進路について深く考えられる指導を期待。
▶「規律ある自由」ということばは鳥取東高教育を実に見事に体現した表現。心に強く残っている。
生徒がこれから社会に出ていくにあたって,この一言は背筋の伸びる思いがすることばでもあろう。
気づけば,予定終了時刻を過ぎても意見交換が続いた,熱のこもった第1回協議会でした。その基調を作ったのは,委員のみなさまのことばをお借りすれば「原田校長の熱い思い」。そして,そんな原田校長先生の「思い」を正面から受け止め,建設的なご指摘・ご意見をくださった委員のみなさまの真心でした。
物事に粘り強く取り組める人材の育成。社会とのつながりをもって自己研鑽に励む人材の育成。気持ちのよい挨拶と地域貢献を継続できる人材の育成。リスク管理のシステム化を推進するのがDXの心髄の一つ。委員のみなさまには,本校が目指すべき姿を具現化するうえでの貴重なご示唆をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。
本協議会でちょうだいしたご意見ご指摘を全教職員と共有し,みなさまに頂戴したエールを活力に替えて「チーム鳥取東」力をより高めてまいります。厳しくも温かいご支援を,引き続きどうぞよろしくお願いします。