最近では情報技術の発展に伴い、あらゆる産業で生産システムの自動化、省力化が進んでいます。
 機械科では機械に関する基本的な知識や技術、また、コンピュータ制御による機械加工などの先端技術を学習し、機械技術者として活躍できるエキスパートの育成をめざしています。学習の中心を設計、製図とし、体験的な学習で理解を深めてい
きます。





教育課程をPDFファイルで表示します。
令和4年度実施教育課程表.pdf







 専門教科では機械製図の読み方や描き方、機械設計の力の計算方法などを中心に学習します。 工業技術基礎・実習では機械加工、溶接、原動機、計測・制御などの基礎的な作業を通して技術を習得します。

主な専門科目の学習目標

☆製 図
 製図に関する日本工業規格(JIS)および各学科の専門分野の製図について基礎的な知識と技術を習得させ、製  作図・設計図などを正しく読み、図面を構想し作成する能力と態度を育てる。


☆機械設計
 機械設計に関する基礎的な知識と技術を習得させ、機械・器具などを創造的,合理的に設計する能力と態度を育てる。

☆工業技術基礎
 工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験させ、各分野における技術への興味・関心を高め、工業の意義や役割を理解させるとともに工業に関する広い視野を養い、工業の発展を図る意欲的な態度を育てる。


☆実 習
 工業の各専門分野に関する基礎的な技術を実際の作業を通して総合的に習得させ、技術革新に主体的に対応できる能力と態度を育てる。


☆課題研究
 工業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、専門的な知識と技術の進化、総合化を図ると共に問題解決の能力や自発的、創造的な学習態度を育てる。



技能検定3級(普通旋盤作業、機械検査作業)、基礎製図検定、機械製図検定、初級CAD検定、ガス溶接技能講習、計算技術検定、危険物取扱者、パソコン利用技術検定


日誌

鳥工全景模型をライトアップしました。

2021年10月21日 18時47分

鳥工の正面玄関を入ったらまず目にするのが、鳥工全景模型です。これは、昭和55年(1980年)に当時の建築科の先輩が製作された作品です。これまでも建築・電気実習棟の建て替えに合わせて模型の追加変更などが行われてきました。
今回は、機械科の課題研究の授業の中で、「機械で課題解決」をテーマに取り組んでいるメンバーが、センサーLEDライトを設置して今風に少しカスタムしてみました。
昭和、平成、令和と時代を超えて受け継がれている伝統を大切にしつつ、日々進歩する「工業」、「ものづくり」の魅力が伝わる作品に仕上げてみました。 

  
   鳥工全景模型(建築科卒業生S55年製作)           配線用の穴あけ

     
        LEDテープを取り付け                  昼間の点灯

   
          夜間の点灯                     今風な感じ