行事予定

お知らせ新着

2016年1月29日 13時42分

社会人としての基礎教養講座

3年生は学年末考査を終え、社会人としての生活を大きく意識する時期となりました。
本日、卒業後の準備と予想される問題への対応方法を知るため、「社会人としての基礎教養講座」を実施しました。

本日の研修を活かして、春からの新しい生活を、トラブル無く過ごせるよう祈っています。

今年度は新しい講座として、進学予定者に対し、大学や専門学校を卒業した後、鳥取で働きたいと思ったとき、どのようにして情報を得て就職活動をすれば良いのか、県商工労働部雇用人材局の方とふるさと鳥取県定住機構の方からお話を伺いました。
卒業生が鳥取で働き、鳥取から世界へ貢献する人材として活躍することを期待しています。

講師の皆様、ありがとうございました。

研修内容
=== 就職予定者 ===
働くことと社会保険制度について 社会保険労務士会 米田 様
消費者講座           鳥取県労働者福祉協議会 吉野 様
職場のルール・エチケット    キャリア・コンサルタント 長谷高 様

=== 進学予定者 ===
消費者講座           鳥取県労働者福祉協議会 吉野 様
上級学校からの就職について   鳥取県商工労働部 米澤 様
                ふるさと鳥取県定住機構 田中 様
専門学校・短大での学習     昭栄広報 森口 様
高校と大学との違い       さんぽう 中山 様

労働問題
「働くことと社会保険制度について」

消費者教育
「消費者講座」

職場のルール・エチケット
「職場のルール・エチケット」

上級学校からの就職
「上級学校からの就職」

専門高校
「専門学校・短大での学習」

大学
「高校と大学との違い」

お知らせ

鳥工課題研究発表会 2

2016年2月18日 09時00分

課題研究発表会後半です。


建設工学科・都市環境類型:「ものづくり(木工作品)を通してのボランティア活動」

鳥工祭の「鳥工テック(ものづくり体験コーナー)」で、来場の方に作っていただく木工作品を企画し、その試作を行い材料を準備した経過を紹介。
また、安全性を工夫した踏み台やデザインされたプランターを作成し、近隣の介護老人保健施設や保育園に寄贈するボランティア活動も行った成果も発表しました。


建設工学科・建築類型:「災害に強い家づくり」~命を守る家とは~

近年の大震災や、気象災害など、命の危険に結びつく災害の多発を受けて、
住む人の命を守ることのできる住宅の設計について研究しました。

磁力や風力を用いた免震構造の工夫や、津波の衝撃を受け流す家屋の形状、
地すべりの際倒壊しても安全空間を確保する家など、様々なアイディアに基づき、
多くの家屋模型を作製しました。


今後の課題は、免震性能の確認、強度計算などで根拠を示し、防災効果を確認することです。


最後は理数工学科:「光空間通信」

すでに世の中では、光ファイバーを用いた「光通信」や、赤外線を用いたリモコンなどが広く活用されていますが、今回の研究では汎用のLEDやLD(レーザー光を発振するLED)を用いた通常の空間を介す情報通信の可能性について探りました。


送信機・受信機ともに失敗を繰り返しながら作成しました。
実験では、LEDの色により受信距離に差がある事や、パイプ内を通したり、レーザー光を用いることで受信距離がそれまでの5倍前後に伸びることなどを確かめることが出来ました。


すべての発表が終わり、鳥取大学地域学部、土井耕作教授にご講評をお願いしました。

毎年、内容が良くなってきているとの評価をいただきました。しかし、手元のペーパーを読むのではなく、しっかり前を向いて話すことのできるようなプレゼン力をさらに磨いてほしいとのお言葉もありました。そして、なぜ研究するのか、その先にあるもの、研究の面白さ、より良いものをつくるため努力した点など、伝えたいことを聴く人に正確に伝えるための工夫を心がけて欲しいと結ばれました。


発表した生徒のみなさん、お疲れ様でした。
この成果を、卒業後の進路先でしっかりと活かして欲しいと願っています。

鳥工課題研究発表会 1

2016年2月17日 17時37分

2月15日(月)、鳥取工業高校課題研究発表会を開催しました。

科毎の発表会で各科の代表に選ばれた6グループ(5科のうち建設工学科は、「都市環境類型」と「建築類型」それぞれから選出)が、全校生徒・保護者・企業の方々を前に市民会館のホールで研究の成果をプレゼンテーションを行います。


小宮山校長先生は開会のあいさつで、「熱心に研究・作業をしていた姿を見ていた。素晴らしい成果が上がっているが、まだ少しプレゼンテーション力に弱点があると思われる。今回の発表でその力を研いてほしい。」と話されました。


最初は機械科:「ホバークラフトの制作」

高まるエンジン音とともに、生徒を乗せた小型ホバークラフトが舞台を横切り、発表の開始です。


以前の先輩が残されていた機体を元に、新しい工夫を盛り込み改良を加え制作しました。
今後の課題は、より確実に浮上させるための機構のパワーアップと、推進のための機能の追加です。


次は制御・情報科:「PCを用いたロボット制御」

無人カートを、「アルデュイーノ」と呼ばれるマイコン基盤に組み込んだプログラムで制御する仕組みを構築する研究です。


今世の中には、家電製品等のマイコンで制御された便利な機器が使われています。
その制御の”カタチ”をwinPCとマイコンを使い、カートの制御という姿で表現しました。


電気科は:「鳥工版デュアルシステム」と
「3・4路位置表示灯点滅回路の制作」

「デュアルシステム」とは、学び(学校での座学等)と働くこと(企業での実習)を並行して行うことで職業人としての資質を高める取り組みのことをいいます。
電気科では、2社の企業にお世話になり、リスク回避のための危険予知トレーニングや作業者同士のコミュニケーションの実際をとおして、多くのことを学びました。


同じグループが年度の後半、ものづくり研究として取り組んだのが「3・4路位置表示灯点滅回路の制作」です。
家庭内に見られる、複数のスイッチで一つの明かりの点灯・消灯ができ、また消灯時にスイッチそのものが光ってその所在を知らせるという仕組みの配線を制作しました。
実践的な配線の制作は、将来の仕事ですぐに生かすことのできるものです。


後半は明日の記事で紹介します。