行事予定

お知らせ新着

2016年2月18日 09時00分

鳥工課題研究発表会 2

課題研究発表会後半です。


建設工学科・都市環境類型:「ものづくり(木工作品)を通してのボランティア活動」

鳥工祭の「鳥工テック(ものづくり体験コーナー)」で、来場の方に作っていただく木工作品を企画し、その試作を行い材料を準備した経過を紹介。
また、安全性を工夫した踏み台やデザインされたプランターを作成し、近隣の介護老人保健施設や保育園に寄贈するボランティア活動も行った成果も発表しました。


建設工学科・建築類型:「災害に強い家づくり」~命を守る家とは~

近年の大震災や、気象災害など、命の危険に結びつく災害の多発を受けて、
住む人の命を守ることのできる住宅の設計について研究しました。

磁力や風力を用いた免震構造の工夫や、津波の衝撃を受け流す家屋の形状、
地すべりの際倒壊しても安全空間を確保する家など、様々なアイディアに基づき、
多くの家屋模型を作製しました。


今後の課題は、免震性能の確認、強度計算などで根拠を示し、防災効果を確認することです。


最後は理数工学科:「光空間通信」

すでに世の中では、光ファイバーを用いた「光通信」や、赤外線を用いたリモコンなどが広く活用されていますが、今回の研究では汎用のLEDやLD(レーザー光を発振するLED)を用いた通常の空間を介す情報通信の可能性について探りました。


送信機・受信機ともに失敗を繰り返しながら作成しました。
実験では、LEDの色により受信距離に差がある事や、パイプ内を通したり、レーザー光を用いることで受信距離がそれまでの5倍前後に伸びることなどを確かめることが出来ました。


すべての発表が終わり、鳥取大学地域学部、土井耕作教授にご講評をお願いしました。

毎年、内容が良くなってきているとの評価をいただきました。しかし、手元のペーパーを読むのではなく、しっかり前を向いて話すことのできるようなプレゼン力をさらに磨いてほしいとのお言葉もありました。そして、なぜ研究するのか、その先にあるもの、研究の面白さ、より良いものをつくるため努力した点など、伝えたいことを聴く人に正確に伝えるための工夫を心がけて欲しいと結ばれました。


発表した生徒のみなさん、お疲れ様でした。
この成果を、卒業後の進路先でしっかりと活かして欲しいと願っています。

お知らせ

鳥工主権者教育~選挙出前講座~

2015年12月18日 15時57分

鳥工では、一昨日から3日間、PTA個人懇談が行われています。
そんな冬休みも間近に迫った本日の3時間目、
2,3年生対象の「選挙出前講座」を実施しました。

県と市の選挙管理委員会事務局の皆様を講師としてお招きし、
最初に選挙の意義や仕組みについてご講演をいただきました。


そして次は、実際に選挙に使われる機材を用いた模擬投票。
各クラスの代表の生徒達が、手順を確かめながら投票に臨みます。


最後に、模擬投票の開票結果をまとめながら、
「比例代表制」における得票数と選出議員数の計算式の紹介や、
同じ高校3年生でも、18歳の(選挙権を持つ)人は選挙運動ができるが、
17歳の(選挙権を持たない)人が選挙運動を行うと法律違反になること
などの説明がありました。

来年には3年生の全員と2年生の一部が”初めての投票”を行います。
本日の講座により、主権者、そして大人としての責任を果たす機会が、
もう目の前に来ていることを実感できたのではないでしょうか。