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お知らせ新着

2020年2月17日 09時00分

令和元年度 課題研究発表会を開催しました

 令和2年2月14日(金)、令和元年度鳥取工業高等学校 課題研究発表会が鳥取市民会館 大ホールで開催されました。
 3年生がこの1年間かけて研究してきた成果を発表する場です。
 機械科、制御・情報科、電気科、建設工学科から選ばれた代表がステージに立ちました。
 今年は鳥取大学工学部附属ものづくり教育実践センターの三浦政司先生にお越しいただき、講評をいただきました。
 どの発表も、しっかりと研究してきた成果が感じられる内容でした。1・2年生も今後の参考になったことと思います。発表した3年生のみなさん、おつかれさまでした。

【発表テーマ】

1.機械科

  ●鉄琴自動演奏装置の製作
  ●鳥工版デュアルシステム

2.制御・情報科

  ●鉄道模型のWifiでの制御

3.電気科

  ●鳥工版デュアルシステム
  ●メダルプッシャーゲームの作成

4.建設工学科

  ●都市環境類型 「コンクリート船を作ってみよう」
  ●建築類型   「卒業設計 海夕京」 
 
会場の鳥取市民会館  各科の代表が発表します。司会進行は山根さんと松本さんです。
   
 
会場のようす。機械科の鉄琴自動演奏装置。
きれいな音色です。
機械科のデュアルシステムは企業で学んだ内容を発表しました。
   
   
制御・情報科はarduinoのwifi通信でNゲージを制御しました。Nゲージを動かしている動画です。 電気科は企業の方と工事現場に行きました。
   
電気科のメダルプッシャーゲームです。
 建設工学科はコンクリート船を制作しました。 海の家をイメージした建物の設計です。
   
最後に、鳥取大学工学部附属ものづくり教育実践センターの三浦先生から講評をいただきました。 三浦先生からの研究に取り組む手順や発表内容について、お話しがありました。
三浦先生、お忙しい中、ありがとうございました。
 


お知らせ

とっとりサイエンスワールドでボランティア

2015年8月25日 13時14分

8月22日(土)、とりぎん文化会館で行われた、
鳥取県主催の「とっとりサイエンスワールド2015」に、
鳥工の生徒有志41名が、ボランティアスタッフとして参加しました。

このイベントは、算数や数学に関わる様々な遊びやゲーム形式の計算、
ものづくり、そしてクイズラリーのワークショップなどが多数開かれるもので、
総勢50名ほどの中高生ボランティアの多くを鳥工生が担当しました。


10時から16時という長丁場のイベントでしたが、生徒は数名ずつに分かれ、
各ブースの出展者の方の手伝いをしながら、訪れた子供たちや保護者の方に、
丁寧に応対し、作業を手伝ったり、説明したりしました。

生徒たちは、訪れた子どもたちの喜ぶ様子に、
日常の学校生活とはまた違った充実感を感じている様子でした。

中学生体験入学2日目

2015年8月19日 17時05分

昨日に引き続き、中学生体験入学2日目を開催しました。
今回は両日とも午後に行われた、各科の体験学習の様子を紹介します。
全ての学科を少しずつ見る午前中の見学と異なり、
お目当ての学科を一つだけ選び、その実習を実際に体験します。

理数工学科では、DNAの遺伝暗号が生命を作るタンパク質に「翻訳」される、
生命がつくられる基本的なしくみを工作を通して確かめました。
DNAからRNA、そしてアミノ酸という物質の配列に変換される様子を、
情報変換のルールを考えながら、紙を切り貼りしてたどる作業です。
ちょっと難しかったけど、ただの文字の配列が、最後に意味のあるものに
変わるという、私たちの体をつくるしくみの不思議に触れることができたのでは?


機械科といえば金属加工。
金属を思い通りに削り(旋盤)、穴をあけ(ボール盤)、ネジを切る(タップ)といった、
いくつもの作業を組合せ、文鎮を作る作業を体験しました。
自分の操作で、きらきら光る金属の塊がきれいに形を整えていく経験は、
初めてだったのではないでしょうか?


制御情報科では本格的なプログラムに挑戦しました。
コンピュータから小さなマイコンボードに情報を送り込んで、
LEDを思い通りの明るさやタイミングで光らせる制御のしくみを体験しました。
LEDの明るさが、人間の感知できない短時間の点灯と消灯の組合せで
コントロールされていることに驚きを覚えた人も多かったようです。


電気科では電気工事の基礎、家庭用電灯線の配線を組む実習を行いました。
一般の家庭にもよくある、階段の上と下のスイッチで順に
点灯・消灯ができるという配線、どうなっているのでしょうか?
そのしくみを確かめながら作り、最後に動作を確認してもらって無事合格!
こういう配線の確実なくみ上げが、電気を使った便利な生活を支えているんです。


建設工学科では木工実習。木製の折りたたみ椅子を作ります。
普段あまりやらない釘打ち、まっすぐ打つのは結構難しい。
また、構造を確かめながら作らないと、
板を反対の向きに打ち付けてしまってやり直すこともあったり。
まあ少しのゆがみは手作り故のご愛嬌。
最後に鳥工の焼き印を入れて完成!


実習で自分がつくったものはお土産として持ち帰り。
今頃、机の上の文鎮を眺めたり、
折りたたみ椅子の上に花瓶を飾ってみたりして、
ものづくりの一端に触れた一日の事を思い出してくれているでしょうか?