地域での探究活動へ向けて著名講師を招き講座・座談会を実施
2019年11月29日 16時49分 11月26日(火)午後、1年生80名が次年度本格化する探究活動に備え、大正大学 地域構想研究所教授 浦崎太郎先生にお越しいただき、特別講座を受講しました。田渕美羽さん、中嶋真子さんの司会で開始した講義では、浦崎先生がSociety 5.0(AI社会)時代到来間近の今こそ、地域で行う探究活動がみなさんの力を伸ばすため必要であること、自分が何を学びたいかは、地域で「課題」を感じ取ることで「問い」という形となって得られ、夢中になって学ぶことにつながること、大学や企業なども探究活動を経験した高校生を求めていることなどについて、実例とともに熱く語られました。謝辞を担当した高垣芽生さんは、地域で学ぶことの意味を忘れず今後もしっかりやっていきます、と決意を述べました。
講義の後の2・3年生有志10名による座談会では、地域創生や地域との関わりについての質問に対して丁寧に答えていただきました。浦崎先生は、地域のニーズを汲み取ることはもちろんだが、提案して終わりでは迷惑。自分たちができることを実践しながら検証しないと無責任であること、地域の中で自分がどの方向を持つことが幸せなのかを考えながら学ぶことが持続のポイントであること、仮説を立てる習慣が身につくとどのような進路へ進んでも役立つことなどをアドバイスしてくださいました。最後に、3年生の荒尾史哉さんが、学びについて知らないことをたくさん教えてもらいためになった、視野を広げ、教わったことを実践していきたい、と謝辞を述べて日程を終えました。
今後は、教職員も浦崎先生に教えていただいたことを踏まえながら自らも学び、八頭高生が地域で学びを充実させて貢献できるよう、サポートしていきたいと思います。浦崎先生、御指導ありがとうございました。