全国都道府県対抗女子駅伝で本校陸上競技部員が入魂のたすきリレー!
2020年1月20日 11時08分 1月12日(日)、第38回全国都道府県対抗女子駅伝が京都市で行われ、本校陸上部員2名が高校生区間を担当しました。12時30分に西京極の陸上競技場をスタートした鳥取県チームは、並み居る強豪チームの中、5区まで懸命のレースを展開していました。区間22番手の好タイムで、折り返しの国立京都国際会館前の第5中継所へ駆け込んできた大学生選手から40位でたすきを受け取った杉村和香さん(3年)は、前の集団につけるまでレースを運んできてくれた先輩に感謝し、「復路最初の区間だ。絶対に順位を上げてチームに貢献する。」との意を強くしながら第6区走路へ駆けだしていきました。その結果、区間20番手の好タイム、6人抜きの激走により、34位で白川通別当の第6中継所へやってきました。第7区担当の小谷彩乃さん(3年)は期待どおりの杉村さんの好走を受けて、「高校最後の走り、絶対に後悔しない。」との思いを胸にたすきを引き継ぎました。最初の1kmで3人のランナーに追走されましたが、「前走が稼いでくれた順位を無駄にはできない。」と気持ちを強くし、さらに必死に走行。1人には抜かれましたが、35位で第8区担当の中学生選手に襷を託しました。鳥取県チームは、最終的に目標としていた30位台、35位でゴールし、選手たちはもちろん、チームスタッフも感動の涙で締めくくりました。
杉村さん、小谷さんは、「悔いのない、納得のいく走りで高校最後のレースを達成感とともに終えることができた。後輩たちには、本校陸上競技部員が連続して鳥取県チームメンバーとなっている全国都道府県対抗駅伝出場を今後も期待したいし、何より全国高校駅伝に県代表として出場し、都大路を経験してほしい。」と語っています。ふたりともウォーミングアップ時からリラックスしてレースに集中。持てる力が全て発揮されたナイスレースでした。お疲れさまでした。
なお、お世話になった県陸上競技協会スタッフの皆様、応援してくださった保護者の皆様、当日温かい激励の言葉をかけてくださった京都の皆様、大会運営に尽力してくださった京都の陸上競技関係者の皆様、本当にありがとうございました。