1年生が企業の方々に高校生目線で提案しました
2020年2月26日 13時35分 2月13日(木)午後、県教育委員会の支援を受けて「地域課題解決型プレ探究ゼミ」を1年6組の生徒を対象に実施しました。県東部地区の企業の方々をお招きし、NPO法人Co.to.hanaの丸毛幸太郎さんの進行のもとでワークショップを行いました。
企業の方がそれぞれ生徒3~4名のグループに入られて、まずはグループ全員で自己紹介活動。打ち解けた雰囲気でお互いの好きなものについて楽しく語り合いました。続いて、企業の方が自社についてのプレゼンテーションをされ、生徒がその企業の優れたところを付箋に書いて模造紙に貼り付けていきました。そして、企業の方が示された課題に対する解決策を、企業の方と生徒で練っていきました。丸毛さんの「ワイワイ楽しく話した方がよいアイデアが出る。」というアドバイスと、学生ボランティアの方々のサポートにより、苦しみながらもだんだんと形になっていきました。そして、いよいよ各グループのプレゼンテーション。1年生としてどれくらい発表できるかという緊張感もありましたが、椎茸販売の促進のためシイタケ栽培ゲームをネット展開、田舎ならでは施設のレジャーランド的連携展開など、高校生らしいアイデアがいくつも発表されました。
事後、企業の方からは「高校生と企画を考えるのは楽しかった。」「こっちがお金を払いたいほどおもしろいアイデアをもらった。」「社内で出たアイデアと同じアイデアが出て、さすが! と思った。」などと好意的な評価を頂きました。参加した生徒からは「みんなでキーワードを出していき、一つのアイデアにたどり着くのは楽しく、やりがいがあった。」「仕事をしている人と話し合う機会は今までになかったし、高校生活の中ではそんなにあるものではないので、自分にとって良い経験になった。」といった感想が聞かれました。
この貴重な体験を、来年度の探究活動などに生かしていってくれるものと期待しています。