2年体育類型臨海実習
2021年7月21日 10時00分7月7日~9日に予定されていた臨海実習でしたが、大雨の影響により延期とし、7月19日、20日の1泊2日に規模を縮小しての実施となりました。
体育コース時代からの伝統を引き継ぐ大遠泳は岩美町陸上の嵐ケ浜海水浴場をから約2kmの遠泳に挑戦します。足の届かない深い海への恐怖心や、荒波を乗り越え完泳した時の感動と自信をつける一大イベントですが、今回は短縮日程のため遠泳は実施せずに救命救急講習と水辺の活動のみとなりました。
1日目の救命救急講習には日本赤十字社鳥取県支部の保木本淳氏を講師にお招きし、傷病者に対しての一次救命の方法について指導していただきました。出血の際の止血の方法や心肺停止の際の胸骨圧迫の方法を、実技を交えながら学ぶことができました。一次救命処置がその後の社会復帰の確立に大きく影響することを知り、自らの手で人の命を救うことの重要性を感じることができました。
2日目の水辺の活動ではSUP(スタンドアップパドルボート)に挑戦しディベロップサーフ&シーのスタッフの皆さんから実技指導を受けました。全員が初めての挑戦でしたが日頃の部活動で鍛えた体幹やバランス感覚を生かしてすぐにボードの上に立つことができ、浦富のリアス式海岸の地形や透明度の高い美しい海を覗き、魚の姿を見つけたり楽しむことができました。最後は環境美化活動としてビーチの清掃活動をして実習を終了しました。
講習会以外にも共同生活の中で協調性や規律を守ること、アスリートの体作りとして大切な食事をしっかり食べることなど学校では経験できない多くのことを学ぶことができ有意義な実習となりました。
まずは浜辺で練習
いざ海上へ かなり沖合に進みました
先生もボートでサポート 清掃活動 スタッフのみなさんお世話になりました