音楽の学習は「さくらさくら」です
2022年3月2日 16時32分 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、学校生活にも数え切れないくらいの制限が掛かっている昨今です。一生懸命に感染症対策をやっているつもりではいるのですが、生徒の「活動(学習)保障」と「安全確保」との狭間で苦悩する毎日です。
音楽の学習について言えば、現在、感染症対策で歌を歌うことやリコーダーを演奏することが禁じられています。本当ならば、来週に迫った卒業式に向けて合唱練習でもしたいところなのですが、昨年に続いて今年も「国歌」、「校歌」は歌わないことを今日決定しました。ギリギリまで歌うことを模索しましたが・・・、苦渋の決定です。
では、音楽の時間に何をしているのかと言うと、全学年が箏(こと)の演奏に取り組んでいます。教室も音楽室ではなく、間隔が十分にとれるようにアゼリアホールにしています。換気を行うためにドアも閉めませんので、音楽の授業がある時間には、校舎内に「さくらさくら」が響き渡ります。
一昨日、2年生の学習の様子をのぞいてみました。この時間は「実技テスト」をしていて、2人ペアでお互いの演奏をタブレットのカメラで撮影しあっていました。タブレットは、完全に学習ツールとして、生徒の中に定着しています。
