音楽科の学習の紹介です!
2021年1月19日 14時45分 本日の1校時の校舎内をまわっていたら、3年生の音楽の授業が、3密を避ける形で多目的(アゼリア)ホールで行われていました。その学習内容がとても特徴的でしたので、紹介をしたいと思います。
今回の学習指導要領の改訂で、「郷土の音楽の学習」が求められ、その関連で郷土芸能についても音楽科の学習の題材として捉えられることになりました。しかし郷土の音楽(郷土芸能)は教材化が難しく、敬遠されることの多い題材であろうと思います。
しかし、本校の音楽科では、「ふるさと八頭を愛する心情を育てたい」という思いから、難しい題材に果敢にチャレンジしています。
今日の学習では『受け継ごう 郷土の芸能』という単元を設定し、地域の郷土芸能である麒麟獅子舞についての学習でした。今日は音楽科の西垣先生が収集したパンフレット等の資料をもとに近隣の3地域の麒麟獅子舞について調べ、まとめる学習に取り組んでいました。このあと実際に各地域の麒麟獅子舞を比較鑑賞し、音楽の多様性や価値について考える学習に発展していきます。
この日誌でも紹介していますが、先日行った校内文化祭の中で初の試みとして町内安井宿に伝わる麒麟獅子舞を演じていただいています。実は、学校での学習や行事は、互いに関連しあって計画されているのです。
来週火曜日(26日)には、今日の学習を発展させた場面を研究授業として、県内の音楽科の先生方にも公開し観ていただきます。どんな学習になるのか、今からとっても楽しみです。