1030ｍピークからの大山山系。空気はだいぶ霞んでいますが、それでも初めて見た一年生には感動の景色でした。


カタクリはたくさん咲いていました。見頃でしょう。
毎年これを見るために登りますが、うつむいて咲くこの小さな花に癒されます。

この日は天候も良く、毛無山はカタクリを目当てにとても多くの登山者で賑わっていました。
岡山県側の田浪から登る人が、圧倒的に多いですね。
標高差が400mほどなので、手軽に登ることができる、いい山ですよ。

二日目の行動前。隊長から諸注意等がありました。


洗足山までの登りは、洗足山に近づくにつれ急になります。


尾根に出ました。快晴で景色はよいです。が、暑い。。。


これから行くおおなる山が見えます。その前にかなり下ります。


おおなる山には小屋ができていました。昨年はありませんでした。


三角山手前の岩場から見た景色。春ですね。


岩場の適度な高度感が楽しいです。


三角山の切り立った南壁。ここを登り、、、ません。
右に巻いて北から登ります。


三角山で大休止。一年生は、疲労していますが元気です。
このあとは女人堂経由でキャンプ場へ戻りました。


キャンプ場に帰りました。先生から講評がありました。


夕食その一。パスタのレトルトミートソースにカレールーを入れています。
これがなかなか旨い！
一年生は先輩から道具の使い方を教えてもらいながら作りました。


夕食その二。よせ鍋。
二日目に生肉は使えないので、スパムで代用。
生徒が辛い辛いとうるさいのでキムチ鍋かと思ったら、スパムが激辛味でした。よく見て買いましょう。


夕食後のゆったりした時間。生徒は寝転がったり、読書をしたり、他校と交流したり。思い思いに過ごします。
暗くなるまでの、貴重なひと時。現代人には必要な時間です。


三日目の朝。
閉会式では隊長から、県総体に向けて各校で今回みつけた課題をクリアしていくよう指導がありました。

初参加の一年生は頑張ってよく歩きましたが、体力は不安です。
二年生も後輩に教えることの難しさを痛感していました。
県総体に向けて課題がたくさん見つかった、よい大会でした。

そろそろ、毛無山や船通山のタカクリが見頃ですね。

米工・米西高山小屋に到着後、周辺にテントを設営します。


まずは雪面を水平に整地します。これをしっかりやらないと、非常に不快なテント生活になります。


整地の後はテントをたてます。


開会式。今年は23名の参加者です。
登山隊長から大会の意義と安全についての挨拶。
その後ピッケルの使い方のレクチャーがありました。


1日目は元谷小屋周辺の安全な斜面で、登ったり下りたりする訓練です。
この季節は雪が締まって適度に硬く、ステップが作りやすいです。


2日目5:30AM。この日は夏山登山道を登ります。まだ真っ暗です。


次第に明るくなってきました。雲一つない快晴です。


6合目到着。


ユートピア小屋方向からご来光です。素晴らしい景色！！


米子方面。弓ヶ浜。島根半島がはっきり見えます。
大山の影が、米子の平野に落ちているのがわかりますか？
頂上まで行きたいのはやまやまですが、計画どおり元谷に下ります。


元谷に到着。北壁の圧倒的な迫力と美しさにしばし溜息。
このあと山小屋に戻り、閉会しました。
雪上の基本技術が身に着き、安全登山のスキルと知識が一層向上しました。
また、事前の準備と計画、安全教育の大切さがわかったことでしょう。
期間中は終始天候がよく、最高の山行ができました。生徒にとっても一生の思い出になったと思います。

屋根に上りました。締まった雪が1ｍくらい積もっています。
気温は-2℃。雪下ろしには、ちょうどいいです。


雪下ろし開始。ペアを組んで交互に両側へ下ろします。
ペアを組ませるのは、万が一に備えて互いの存在を常に視野に入れておくためです。


今年は部員がたくさん入り、9名で作業したため、2時間ほどで終わりました。
屋根が露出すると滑るので、雪を少し残すのがポイントです。
頑張ったので、皆お腹ペコペコです。


昼食は恒例？の釜茹でうどん。
うどんは消化しやすく、トッピングを工夫することでタンパク質やミネラルも摂取できる万能料理です。
山小屋のストーブで湯を沸かし、うどんを茹でます。
釜玉にしたり、シンプルにしょうがとレモンなど、トッピングもお好みで。
皆、一心不乱に食べました。

よほど降らない限り、今シーズンはもう大丈夫でしょう。

下山キャンプ場で小石を詰めた土嚢を預かります。
ビニール袋に入って小さく見えますが、重さは6kgくらいあります。
肩ベルトの太いメインザックに入れて、出発。


この日は絶好の登山日和。とても多くの登山客で、夏山登山道は渋滞です。
元気な山岳部員は、どんどん追い抜いていきます。さすが！


昨晩からよく晴れたせいか霜がおりて、低木が樹氷のようになっています。
あまりの美しさに、「うわ～」とか「ひゃ～」くらいしか言葉が出ません。


八合目を過ぎた水たまり付近に土嚢を置いて、今日の作業は終わり。
その後はもちろん頂上へ。弓ヶ浜がきれいに見えます。
頂上も登山客でいっぱいでした。3歳くらいの小さな子供も頑張って登っていました。
この日に登らないなんて、もったいないですね。


剣ヶ峰も神秘的な美しさです。烏ヶ山も見えます。


昼食。カップ麺に茹でたウインナー乗せ。たまりません。


帰りは元谷経由。


奥宮周辺はまだ紅葉がきれいです。


金門もご覧のとおり。


南光河原。今が一番きれいかもしれません。
ボランティアに参加し、素晴らしい景色も楽しめ、いいことばかりの一日でした。

開会式


テントの設営審査後。このあとはペーパーテストです。


炊事審査。この日は鍋でした。美味しかったそうです。


登山行動開始前の整列。あいにくの曇天。
台風の接近で天候が持つかと心配でしたが、本降りになる前に下山できました。
規定時間もクリアできました。
一年生主体のチームなので、順位はさておき、今後の成長が期待できます。

笹尾根はやや紅葉が始まっています。
ブナの林を快適に歩きます。


立烏帽子山から池ノ段方面。紅葉が始まっており、きれいです。


池ノ段から北方面。出発地の県民の森、これから行く烏帽子山や毛無山が見えます。


秋が深まってきている登山道。気持ちがいいです。


比婆山山頂。近くには伊耶那美命の御陵があります。
中国山地の多くの山は、山頂でもこのようななだらかな山容です。


毛無山山頂より北方面。春に登った船通山が見えます。大山は雲がかかって見えません。


毛無山の山頂に、たくさん咲いていたリンドウ。


幕営地となる金屋子広場がゴール地点。サクラが紅葉しています。
紅葉は大会の頃が見頃でしょうが、大会本番は景色を眺めてゆっくり歩くだけの精神的・時間的余裕はおそらくありません。
変な話ですが、踏査が一番楽しかったりします。
この日は暑くもなく、登山日和。多くの登山者が山域を楽しんでいました。