進学試験対策セミナー 町営塾HOPE-冬-3日間開講!

2023年12月26日 15時35分

 冬のHOPE(進学試験対策セミナー)が、12月22日、25日、26日の3日間開講され、1、2年生34名が参加しました。

 開講式では、岩美町教育委員会 大西教育長が、「この講座の名前"HOPE"には、"希望"や"望み"、"期待"などといった意味があります。名前の通り、みなさんの進学に向けての"希望"をサポートするために岩美町のみなさんの協力により準備した無料で受けられるセミナーです。ここには、町民の"望み"や"期待"また、皆さんに対する応援の気持ちが込められています。このセミナーで"希望"をかなえて、今度は講師としてこちらに帰ってきてくれるのを"期待"しています。」と挨拶されました。

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 3日間午前中は、9時から1時間ごとに10分の休憩を取りながら12時までの自習学習。その後、指導に来てくれた大学生の講話。昼休憩の後、2年生は小論文指導といった日程で行われました。

 午前中の自学自習の時間は、現役の鳥取大学生に積極的に質問をする姿がみられ、楽しく会話をしながら学習にも取り組めているようでした。

【1日目】

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【2日目】

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 25日のクリスマスの日には、加藤教諭からお菓子のプレゼントがあり、思いがけないサンタの登場に生徒たちは喜んでいました。

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【3日目】

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 自学自習の後の大学生講話の時間には、大学生のリアルな声を聞くことができ、生徒たちには大きな刺激となり、またモチベーションが高まる時間となりました。

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 大学生は、自分の経験を振り返り「3年生になって勉強を始めるのではなく、みなさんのように1、2年生から始めておきましょう。そして、普段から授業をしっかり聞きましょう。」「行きたい進路先の情報は、早めに調べて自分が好きな事や、学びたいことが見つかるようにしましょう。」「自分が一番集中できる場所はどこか。家か、塾か、学校か、図書館か。自分のスタイルを見つけ、やりやすい環境を見つけることも大切です。」「得意を見つけるのも良いが、苦手を見けるのも大切。苦手を効率よく勉強できるように対策をしよう。」などといった、学習のアドバイスや、「大学生は本当に楽しい。」「大学は人生の夏休みです。今辛くても、楽しい大学生活がまっています。」などと強調し、生徒たちを元気づけてくれました。

 昼休憩の後、午後は2年生を対象に、矢沢教諭による小論文の書き方の丁寧な指導がありました。
矢澤教諭の指導は大変楽しく、アイデアを活発に交換し合い試験突破のコツをしっかりと学びました。

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 強い寒波も心配されましたが、3日間無事におわり充実した学習の時間となりました。

全国大会へ進む女子バレー部壮行会と2学期終業式

2023年12月20日 13時35分

 明日からの鳥取の雪状況を懸念して、当初は12月21日に予定していた「女子バレー部 春高全国大会に向けた壮行会」と「2学期終業式」を1日早く行いました。

 女子バレー部壮行会では、はじめに生徒会長の内田くんが「東京で行われる全国大会の会場に応援に行けませんが、心から応援しています。」とエールを送りました。

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 続いて、辻中校長は、「3年生はこの試合に勝つために、3年間練習してきました。チーム一丸となって力を出し切ってください。3年前の大会では惜しくも京都府立北嵯峨高等学校に敗れましたが、もう少しのところでした。スポーツは、力の差が多少あっても気持ち次第で勝利することもあるので、仲間を信じ、自分を信じ勝てる気持ちが大切。」と激励の言葉を送りました。

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 みんなの応援を受けて、部長の永田さんは、「いつも応援してくれてありがとうございます。春高の予選ではたくさんの方の応援のお陰で、辛かった場面も乗り越え優勝できました。全国大会で対戦する埼玉県代表の細田学園には、昨年のインターハイで敗れました。今回がリベンジマッチです。必ず勝ち、岩美校バレー部の歴史を塗り替え、全国ベスト8を目指します。」と熱く語りました。


 続いて、2学期終業式が行われました。
終業式では、辻中校長が冬休みの過ごし方について1つお話をしました。

 「1年前の自分と今を比べてみて、成長したと思う人は手をあげてください。」と問いかけると、3年生の多くが自信をもって手を挙げていました。1年生・2年生は、なかなか自ら手を挙げることができないようでしたが、辻中校長は、「1年生は1学期の終業式、2年生は1年前と比べると確実に成長がみられます。どうか自分の事を否定せず、肯定的にとらえる癖をつけてください。」と話しました。

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そして、英語で1フレーズ「Action Trumps Everything」と送りました。
「この言葉には、とにかくやってみよう!やってみないとわからない!といった意味が含まれています。勉強や部活だけでなく、もっと身近な部屋の掃除や家の手伝いなどから始めて、自己肯定感を高める癖をつけることを意識して過ごす冬休みにしてみてください。」と話しました。

3年生を対象に社会人セミナーを開催

2023年12月20日 13時28分

 3年生を対象とした、社会人セミナーが3日間開催されました。
早い段階から社会の制度や法律に対応できる基本的な知識を習得し、トラブルに巻きこまれないようにするのが目的。

 第1日目:12月18日(月)は、「知っておきたい働く時の基本知識(労働法制及び社会保険制度)」がテーマです。講師は、鳥取県社会保険労務士会の棚田さん。
 労働条件や労働時間、賃金や有給休暇といった働く上での法律や制度について詳しく説明いただきました。

 本日のセミナーの終わりに、3年1組の永田さんが代表して、「卒業後、社会で働く上での法律や制度などについて知識が深まりました。安心して働けるよう本日教わったことを忘れないようにします。ありがとうございました。」と本日の感想と謝辞を述べました。

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 第2日目:12月19日(火)は、「これから社会に出るみなさんへ(性犯罪から身を守る・薬物乱用防止について)」がテーマです。講師は、東部少年サポートセンター少年警察補導員の岸本さんです。
 薬物乱用の防止として、危険な薬物やそれらがもたらす心身への影響、乱用のきっかけや対処法などについてお話がありました。 また、性犯罪について、犯罪の被害にあわないようにするためのポイントなどについてもお話しいただきました。

 講演の締めくくりは、3年2組の大谷くんが代表して、「本日教わったことを忘れず、犯罪に巻き込まれないよう気をつけます。」と感想と謝辞を述べました。

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 第3日目:12月20日(水)は、「社会生活を始めるにあたって(契約の際の注意点・クレジットカードや借金について)」がテーマです。講師は、鳥取県司法書士会の本郷さんです。
 日々の生活は、あらゆる契約でなりたっており、契約をした当事者には権利と義務が発生する。成人と未成年の契約の違いやクレジットカードの利用、借金についてお話しいただきました。生徒たちは、身近なお金の問題を真剣に聞いていました。

 最後に3年3組の河口くんが代表して、「契約する時、慎重にならなければいけないことをたくさん学べました。本日の学びのこれからの人生に活かしていきたいと思います。」と感想と謝辞を述べました。

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福祉の心を育てる推進校事業:手作りの作品をプレゼント!

2023年12月18日 11時05分

 「福祉の心を育てる推進校事業」の一環で制作したお皿やメッセージカードをお渡しするため、3年3組 福祉類型の5名が、岩美町社会福祉協議会を訪問しました。

 福祉実習でお世話になった前田さんに生徒は感謝の気持ちを込めて、手作りのアイテムを手渡しました。
個性豊かな作品からは、生徒たちが心をこめて作成した様子が伝わってきます。

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 前田さんは、生徒たちの作品を見てとても喜んでくださいました。
手作りの品を通じて地域とのつながり、笑顔と感謝が広がる素敵なひと時となりました。

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後期球技大会開催。ドッジボールで盛り上がる!

2023年12月15日 16時04分

 本日は、球技大会!
 開会式では、生徒会長の内田くんが「昨年の夏はコロナの流行、今年の夏は豪雨のため中止になった球技大会。この2年間で2回目の開催となる球技大会です。インフルエンザなどの感染に気を付けて、ルールを守り勝っても負けても笑顔で終わる楽しい大会にしましょう。」と挨拶しました。

 今回の種目は「ドッジボール」、男女に分かれて競います。
生徒会執行部による綿密な試合の組み合わせとタイムスケジュールに従い、大会はスムーズに進んでいきました。
 1ゲーム5分!午前と午後合わせて、予選リーグ男女全27試合、決勝トーナメント 男子5試合、女子 3試合を行いました。

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 和やかな試合もあれば、手に汗握る試合もあり、生徒たちは珍プレーやナイスプレーに大きな声援を送っていました。

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試合結果は、
●男子:2年2組Aチーム
●女子:2年1組が優勝しました!

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寒さを吹き飛ばす熱い戦いと応援で学校全体が盛り上がった球技大会でした。

先輩に学ぶ:3年生が受験の体験を語る

2023年12月14日 16時08分

 進学先・就職先が決まった3年生の先輩たちにサクセスストーリーを聞く「先輩に学ぶ!」が、1年生を対象に行われました。

 発表をしてくれたのは、3年生7名。
それぞれが、進学先や就職先を決めた理由、試験の様子、努力した点、反省点など、自分の体験を具体的に話してくれました。

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 1年生の今からこころがける重要なポイントとして、
・オープンキャンパスや企業見学のチャンスを使い、実際の雰囲気を感じる。
・普段から話し方に気を付ける。
・資格と取得する。
・ニュースや新聞を見て、幅広い知識を身につける。
・きれいな字を書く。
・早寝、早起きや健康管理も大切にする。
などといったことがあがっていました。

また、「部活動やボランティア活動、生徒会執行部での活躍は、自分をPRできる重要な要素なので積極的に参加するとよい。」といったアドバイスをしてくれました。

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 1年生は、先輩たちの体験と自分の進路先を重ね合わせ、真剣にメモをとっていました。

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高齢者と心温まる交流、ふれあいいきいきサロンで交流!

2023年12月14日 14時35分

 地域福祉実習の一環として、岩美町の公民館で行われる「ふれあいいきいきサロン」で、2年3組の6名が地域の高齢者と交流をしました。

 岩美町内の白地公民館、東コミュニティセンター、田後コミュニティセンターでの3回の実習が予定されています。今日は2回目、東コミュニティセンターを訪問しました。

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 会場では皆さんが、あたたかい笑顔でむかえてくださり、生徒たちの緊張が一気にほぐれた様子。
生徒たちは自己紹介をした後、高齢者の方々の間に座り、手遊びやスプーンリレーなどをして楽しみました。

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 次に授業で学習した、年齢差や男女差、身体能力がさほど関係なく、全員が楽しめるレクリエーションを提案しました。この日のために、新聞紙やペットボトルを使って手作りした「輪投げ」を使って、2グループに分かれて得点を競いました。

 高齢者の方々の方が、生徒たちよりも上手に的を狙って命中させているのがとても印象的でした。
誰もが夢中になれるゲームで会場は大変盛り上がり、心から楽みました。

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 レクリエーションで体を動かした後、高齢者の方々とお茶をしながら会話を楽しみました。
「わしは、岩美高校2期生だで。」「大先輩じゃないですか!」などといった会話もあり、お互いがふれあいを通じて生き生きとした時間を過ごすことができました。そして、生徒たちは、コミュニケーションスキルや思いやりの大切さを実感している様子でした。

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 お別れの際、生徒が手作りした「新聞紙のエコバッグ」をプレゼントしました。
「大根を入れるのにちょうどええなぁ。」といった感想もきけて生徒たちも喜んでいました。

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 1時間ほどの短い交流でしたが、レクリエーションあり、楽しいティータイムもありの終始笑顔が絶えない大成功の交流会となりました。

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エキスパート教員授業:発展日本史B

2023年12月14日 11時44分

 鳥取県教育委員会が毎年行っている「エキスパート教員授業」が実施され、岩美高等学校からは地理歴史(日本史)の山根教諭が授業を行いました。

 授業は2回。1回目、12月14日の授業では3年1組の11名が、1920年までの自由民権運動から全体主義への変遷期において、民衆の感情の変遷に焦点を当て、なぜ民衆が戦争に参加したのかについて考察しました。学生たちは時代の変化やその理由について積極的に意見を交わしました。

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 2回目は12月19日。こちらの授業は、3年1組の生徒4名と遠隔で行いました。
太平洋戦争の時代、女子高生たちはどのようにすごしていたのか。女性の自由が奪われていた時代について話し合いました。

 インターネットで接続し、画面の共有や挙手ボタンなどの機能を使い授業は進んでいきました。途中、インターネット接続や音声の不具合もありましたが、協力し合いながら困難を乗り越え授業が進みました。いつもと違うスタイルの授業に笑顔が絶えない授業となりました。

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岩美西小学校の皆さんと手話交流で楽しいひととき!

2023年12月13日 15時19分

 3年3組の生徒10名が、手話言語基礎IIの授業の一環として岩美西小学校を訪問し、小学生たちと手話で交流をしました。

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 これまでに学習してきた手話の表現を活用し、小学生に挨拶や歌などの手話表現を教え、楽しくゲームをしたり歌を歌ったりして楽しい時間を過ごしました。

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 始めに、中尾くんと石橋くんが小学生のみなさんに手話で挨拶。
その後、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」の手話を、動作の意味を細かく説明しながらしっかりと説明し、これらの表現を使った『あいさつじゃんけんゲーム』をしました。

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 はじめて会う高校生のお姉さんとお兄さんに少し遠慮がちだった小学生たちも、ゲームを通して徐々に打ち解けていき笑顔あふれる楽しい雰囲気でした。

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 次に、みんなが知っている童謡『海』を手話で歌えるよう、グループに分かれて練習しました。
歌詞の手話表現を小学生に丁寧に伝え、大きく表現しながら楽しく練習できました。
短時間の練習でしたが、どのグループもとても上手に発表できました。

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 交流会も終わりに近づき、岩美西小学校の児童から本日のお礼としてダンスの披露がありました。
曲に合わせて楽しそうに踊る可愛らしい姿に、生徒たちはメロメロの様子。

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 3年3組の生徒からは、メッセージ入りの手作りのペンダントをプレゼントしました。
伊澤さんと福井さんが、お礼の挨拶を手話で行い楽しい交流会が終わりました。

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 本日の交流会では手話による説明の場面が多くありましたが、3年生の手話はとてもスムーズで、小学生への配慮も感じられました。授業で習った手話表現の技術だけでなく、優しさや思いやりもプラスされた素晴らしい手話でした。

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鳥取聾学校高等部のみなさんと手話交流!

2023年12月8日 16時04分

 「手話言語基礎I」授業の実習で、2年3組の20名と鳥取聾学校高等部の生徒10名が岩美高校の講堂で交流をしました。
 歓迎の挨拶を岩谷くんと牧問さんが手話で行い交流がスタート。

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 はじめに、グループに分かれて、岩美高校の校舎を案内しました。
校内を案内した後のグループトークでは、「学校に自販機があるのにびっくりした」などという感想が聞けました。また、趣味や好きな食べ物、好きなスポーツなどお互いを知る時間を設け会話を楽しみました。

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 次に、鳥取聾学校のみなさんがスライドを使って学校案内をしてくださいました。生徒数や設備、日々の活動などを手話で説明してくれました。学校には、天井にパトライトや廊下に鏡が設置されていて、事故防止のための工夫がされているのが印象的でした。

 質問セッションでは、岩美高の生徒からいくつか質問がありました。
「部活動やスポーツをする時、困難なことはないですか」など質問をして理解を深めていました。

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 そして、体をつかったレクリエーションを2つ行いました。
1つ目は、5~6人のグループに分かれて手話を使った伝言ゲーム。
珍回答が続出し、笑いが巻き起こっていました。

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2つ目は、パン食い競争!
手を使わずに、吊るされた揺れるパンを取るのはなかなか難しいですが、生徒たちは上手にゲットしていました。

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 短い時間でしたが、生徒たちは今まで学習した手話を実際に使い、手話を必要とする同世代の生徒と意見交換やお互いの理解を深めることができた素晴らしい交流会となりました。

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