当日の鳥取はあいにくの雨模様ですが,北海道は晴天!初日のプログラムを終え,雄大な羊蹄山を望む宿泊先に到着すると…スタッフのみなさまから大歓迎され,充実した時間を過ごしています。
2グループに分かれ,大阪(伊丹)空港そして神戸空港から北海道へと発った生徒は新千歳空港で合流。

空から眺めた雄大な北海道の土を踏み,少し肌寒い北海道の空気に触れ,いよいよ研修初日プログラムが始まりました!
初日のメインは,新千歳空港から約1時間で到着する「ウポポイ」での研修。民族共生象徴空間として近年,国内外から注目を集めているアイヌ民族博物館での学習になります。
自然のロケーションを生かした土地に近代的な施設が立つ「ウポポイ」。その佇まいそものもが,この施設が設立された思いを伝えてくれているような,そんな空間です。
生徒は思い思いに施設を回り,ゆったりと流れる時間の中で,アイヌ文化を学び,アイヌ民族の生き方に学び,民族共生について考える時間を共有しました。


「ウポポイ」での研修を終えた生徒は,初日の宿泊先「ザ・グリーンリーフニセコ」へ。ニセコは近年,外国人旅行客の人気スポットになっていて,あちこちでリゾート開発が進んでいます。それでも,豊かな自然がたくさん残っているニセコ。車窓から「北海道に来たんだな」と実感させられる美しい自然を眺めながらの移動となりました。
果たして,一足早い北海道の秋の風と広大な空に出迎えられ,みな無事に到着。美味しい食事に舌鼓を打ち,仲間と素敵な時間を過ごしながら1日の疲れを癒しました。

2日目(10月9日(水))は,ニセコを舞台にした自然体験(ラフティング)及び実地見学プログラムが予定されています。
(一例) ▶国内外で有名な牧場での六次産業についての学習
▶自伐方林業や森の循環を中心とした森林フィールド散策をとおした学習
▶温泉ソムリエ師範に学ぶ地域活性化(まちづくりと観光)についての学習
どれも楽しみです。明日も,晴天に恵まれますよう…。