朝8時25分にホームルームが始まり、午前の授業は8時45分から12時15分までの4時間。昼休憩をはさんで、午後は13時00分から15時35分までの3時間、しっかり勉強します。そして放課後は、みんな楽しみにしている部活動!
言語文化(1年)~日本の心と文化の源流に触れる授業~
「なんで昔の言葉を勉強するんだろう? 役に立つの?」
高校で初めて本格的に古典を学ぶとき、そんな疑問が頭に浮かぶと思います。でも授業で目指すのは、昔の言葉を現代語に翻訳する技術を習得することだけではありません。
たとえば、歌物語である『伊勢物語』の「筒井筒」。幼なじみの純粋な恋心、そして結婚してからの女の一途な気持ちと誠実さが胸を打つ、せつなくも美しい言葉で紡がれた古典作品。昔の日本人がどんな繊細な心を持ち、どんな恋をし、どんなふうに世界を見ていたのかを深く知ることができます。
日本の文化の源流に触れ、人々の心や感性に触れることは、他の人の気持ちを深く想像したり、自分とは違う考えを理解したりすることにもつながります。これからの人生で必ず役に立つ大切な力を、授業を通して楽しく学びます。
1年生(智頭中学校出身)の感想
「わかりにくいところはゆっくり話したり繰り返したりして、ていねいに説明してくださるので、すごく分かりやすいです!」
1年生(八頭中学校出身)の感想
「ペアワークが多くてアウトプットをたくさんするので、頭に残りやすいです!」


論理・表現Ⅰ(1年) ~英語の壁を突破しよう! 3年間で「得意」に変える~
「論理・表現Ⅰ」は、英語力を大きく伸ばすためのスタートラインです。目指すのは、ただ「英語が通じる」ことではなく、英語を学ぶ楽しさを感じながら、自分の考えや気持ちを正確に、そして自信を持って相手に伝えられる「本物の英語力」を身につけることです。
本校の授業では、難しい文法や表現も「なるほど!」と思えるように工夫されています。たとえば、「be to 不定詞」の5つの意味を、有名人の名前を使った覚えやすい語呂合わせで紹介。面白く、記憶に残りやすくなるので、苦手な文法もどんどん楽しく学べます。
「英文法は、スポーツの筋力トレーニングと同じ。忘れて思い出して、忘れて思い出して、を繰り返すことで力がついていきます。あせらず、少しずつできるようになっていきましょう!」 担当の先生は、生徒一人ひとりが「自分にもできる!」と感じられるように、熱意を持ってサポートしています。
1年生(桜ヶ丘中学校出身)の感想
「授業の流れがしっかりしていて、『今、何を学んでいるのか』が分かりやすいので、集中して学べます!」
1年生(南中学校出身)の感想
「ただ書いて覚えるだけじゃなく、学んだ文法をすぐにペアで使ってみるのがすごく楽しいです!」


地理総合(1年) ~「世界の今」を旅する授業~
「東ティモール?」「カリマンタン島?」「チャオプラヤ川?」初めて目にする地名に、地図帳を開く手が止まっても大丈夫!東高の地理総合は、まさに「世界を旅するガイドブック」そのものです。
担当の先生は、テレビやSNSでは知ることのできない「あの絶景スポットの裏側で起きているリアルな課題」や、現地で出会った情熱的な人々、感動的な食文化など、まるで旅人として昨日帰ってきたかのような豊富な知識と臨場感あふれる体験談で解説します。
普段は触れる機会の少ない場所や世界の様子を、息づくリアルな情報で学ぶことで、一人ひとりの視野は地球規模に広がります。「もっと世界を知りたい!」「将来、この場所で何かをしたい!」世界を「自分ごと」として捉え、夢のきっかけが生まれる授業。それが、鳥取東高校の地理総合です。
1年生(東中学校出身)の感想
「国について深く調べたり、体験談をユーモアいっぱいに話してくれたりするので、すごく分かりやすいし、めっちゃ楽しいです!」

