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鳥工 ~ものづくりの殿堂~
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日誌

第10回 鳥工コモンズ cafe・らいぶらり 開催!

2016年11月21日 17時15分
cafe・らいぶらり

11月16日(水)12:05-12:25の昼休憩に図書館で開催しました。「文字・活字文化の日」にちなみ「ほんとうはこわい『かちかち山』~変体仮名を読んでみよう」というテーマでお話いただきました。講師は教務部長・理科の河野光男先生でした。


 まず最初に河野先生が変体仮名を読んでみようと思われたきっかけについてお話いただきました。まず一つ目のきっかけは鯰絵。鯰絵は江戸時代の安政の大地震の後、江戸を中心に大量に出版されたものですが、これが地学基礎の教科書に掲載されていたそうです。先生は鯰絵の中に書かれた「ぐにゃぐにゃ文字」にはどんなことが記されているのだろうかと興味を持たれたそうです。
 もう一つは、これも明治の頃の書物で福沢諭吉が著した変体仮名で記された理科の教科書です。福沢諭吉がどんなことを書いたのか知りたいと思ったこともきっかけだそうです。

 変体仮名が読めるようになったら多くの書物が読める!
 板倉聖宣(日本の教育学者、「仮説実験授業 」の提唱者として知られる理学博士)が『変体仮名とその覚え方』を著しておられたこともあり、ご自分で変体仮名を勉強されはじめたそうです。(このお話は“らいぶらり”の計画中にお聞きしました)