部活動報告

演劇部 県高校演劇ワークショップ公演「親の顔が見たい」

2016年1月12日 10時43分
演劇

 1月11日(月)午後、とりぎん文化会館リハーサルホールにおいて、平成27年度「高校生のための演劇スクール(ワークショップ)」の成果として、「親の顔が見たい」が公演されました。鳥商からはMCとして塩坂弥友さん、新人教師役として灘美衣奈さんが出演しました。
 12月末からわずか4日間で一つの舞台を作り上げる、という一見無謀な試みですが、県内11校28名の高校生たちのエネルギーによって可能になりました。脚本・演出は、青森中央高校教諭の畑澤聖吾先生。全国大会最優秀賞3回、優秀賞4回、文化庁芸術祭大賞など数々の賞を受けています。
 「12人の怒れる男」を彷彿させる一つの部屋での会話のみで構成される「親の顔が見たい」は、韓国ソウルの有名劇団が2012年にロングラン公演を行ったように、観客を演劇空間へと誘うすぐれた演劇です。鳥取県の高校生が、ふだんは大人のプロが演じる役を熱演する姿に対して、大勢の観客は大きな拍手を送っていました。