お知らせ

第2学期終業式&バーモント州派遣報告

2018年12月21日 12時32分

12月21日(金)第2学期終業式を行いました。校歌斉唱をした後、岩田直樹校長の式辞があり、長く続いてきた日本企業に関する多くのデータが示されました。世界の長寿企業を見るとトップ3はすべて日本の企業であり、中でも「金剛組」は西暦578年から創業する世界最古の老舗だそうです。その「金剛組」にも、明治維新以降3度の存続危機があったそうですが、なぜ潰れることなく1440年もの間続いたのかというと「金剛組を潰したら大坂の恥や」と、地元大阪から支援の手が広がったからだそうです。いかに「金剛組」が地域の人々から信用・信頼され、愛される仕事をしていたかがわかります。
これは鳥商デパートにも通じるものであり、地域から信頼され、愛される接客をしていくことで、今後50回、100回と続く鳥商デパートになり得るのだとお話しされました。そして、企業(鳥商)は個人の集合体であり、これからの時代を生きる上で、生徒一人ひとりが「非反復(同じことを繰り返さない)」、「非定型(同じ型にはまらない)」、「双方向」のコミュニケーション能力を身につけていくことが大切であり、生徒諸君も基礎学力の上にこのような「地頭のよさ」を培ってほしいと結ばれました。
 また、終業式終了後「鳥取県・バーモント州青少年交流事業(2018.10.12~10.23)」に参加した1年生の駒井さねさんが、全校生徒を前に英語を交えながらバーモント州に派遣された時の様子を報告してくれました。今後、本校が交流したいと考えている「エセックス高校」では、生徒も先生もリラックスした授業風景が見られ、駒井さんは「日本では考えられない授業風景」に驚いたとのことです。