第3学年人権教育LHR(鳥取県芸術鑑賞教室)
2019年10月9日 19時39分 10月9日(水)午後、第3学年の第3回人権教育LHRとして、東京演劇集団風による「ヘレン・ケラー~ひびきあうものたち~」を鑑賞しました。
この作品は、ヘレン・ケラーとアニー・サリバンの出会いからおよそ1ヶ月の間の日々を中心に描いたものです。
若き教師アニーが2週間の期限付きでヘレンと二人きりで生活した後、おとなしく食卓につくヘレンの姿を喜ぶ両親に対して、しつけによって表情をなくしたヘレンは「理解のない服従」をしているだけで「幸せ」ではないとアニーが主張する姿、ヘレンの「幸福な人生」のために何ができるかについてアニーが「真理」を求めて自問自答する姿には、我々大人のほうが心に刺さるものを感じました。
上演前から、大がかりな舞台のセットや音響設備に演劇部の生徒をはじめ興味津々でした。
上演後も、バックステージツアー、役者さんとの座談会、撤収作業と生徒たちが意欲的に動きました。当初の予定よりも撤収作業が早く終わったと劇団の方にも喜んでいただきました。