第2学期終業式&バーモント州派遣報告
2019年12月20日 11時55分 12月20日(金)第2学期終業式を行いました。校歌斉唱をした後、岩田直樹校長の式辞があり、「日本資本主義の父」「近代商業教育の創始者」といわれる渋沢栄一(1840-1931)を取り上げられました。
渋沢が70歳で実業界を引退し、経済的に困窮した人たちを救う施設を設立するなど社会福祉事業に邁進したことに触れ、「経済」という言葉は、「経世済民」の略であり、金儲けではなく、世の中を豊かにし、人々を救うことを意味する、そして渋沢栄一は、文字通り、本当の「経済人」だったと話されました。
そして、商業教育は、人びとの生活を豊かにして、人々を幸せにするための教育であり、校長自身が、商業教育に携わることに誇りをもっていること、同時に、日本資本主義の創始者が渋沢栄一であったことを誇りに思うと語られ、式辞を締めくくられました。
また、終業式終了後「鳥取県・バーモント州青少年交流事業」に参加した2年生の寺垣花央琉さんが、全校生徒を前にバーモント州に派遣された時の様子を報告してくれました。食文化、本校が交流を予定しているエセックス高校のようす、環境問題への取り組みの大きく三つの内容で話をしてくれました。ランチにポテトチップスが付いてきたことや試食のアイスクリームが量が多く甘かったこと、高校では生徒がリラックスしながらも集中して授業に臨んでいたこと、ゴミの分別のしかたやマイクロプラスチック対策などの環境への取り組み、自然豊かな街の様子について、写真をたくさん使用してわかりやすく話してくれました。
体育館での集会の後は、学年集会、各クラスでのホームルームの後、放課となりました。
1月に各種検定を控え、冬休みには補習が計画されています。新しい年がさらなる飛躍の年となるような、充実した冬休みであることを願っています。