全商検定1級7種目を取得
2021年3月4日 14時14分3月3日(水)本校3年生(3月1日卒業)の谷口琉真君が日本海新聞の取材を受けました。全国商業高等学校協会では9つの資格検定を設けていますが、本年度本校では全商検定1級3種目以上の取得者が97名となり過去最高の成果を上げることができました。そのうち、谷口君は9種目中7種目で1級を取得するという快挙を成し遂げました(本校では3年連続で7種目合格者を輩出)。さらに谷口君は商業経済検定で実施されている5種類のすべての科目と会計実務検定で実施される3種類のすべての科目に合格し、全商から「全科目合格表彰」を受けました。その努力が評価され、「全商卒業生成績優秀者表彰」も受賞しています。
谷口君は当初、資格取得についてはあまり意識していなかったようですが、1つ上の先輩が7種目取得して新聞に掲載されたのを見て、自分も目指してみようと5種目の1級を取得していた2年生の終わり頃に決意したようです。「商業の学習は、自分が知らなかったことを知ることができ、結果として資格取得に結び付いたことがうれしい」と話していました。また、「会計実務検定に向けては独学で学習し、勉強していく過程はとても苦しかったのですが、合格と聞いた時には達成感がありました。」とも話してくれました。
取材の中で、「毎日の授業を大切にし、ベストを尽くして勉強してきた。投げ出さずに学び続け、先輩の記録に並べたことは光栄です。鳥商に来てたくさん資格が取得できて良かった」とも話してくれました。
卒業後、谷口君は大学に進学しますが、「地域の産業経済界をリードし、活躍する人」を目指し、高校生活で自らを高めていこうと努力してきた谷口君の姿に改めて鳥商のすばらしさを感じる時間となりました。