平成29年度入学式式辞
2017年4月12日 07時30分桜満開の春のよき日に、鳥取県立中央病院院長 池口 正英 様をはじめ、多くの御来賓の皆様の御臨席を賜り、平成29年度入学式を挙行できますことを心より感謝申し上げます。
新入生のみなさん、御入学おめでとうございます。今年度は、小学部3名、中学部5名、高等部10名、計18名の新入生を迎えました。教職員一同、みなさんのご入学を心より歓迎いたします。
本校の先生たちは、みなさんが、学校に来るのが楽しみになるような授業を工夫してくれます。学校でたくさんのことを学んでください。
小学部3名のみなさん、ここにいるお兄さんやお姉さんは、今日の入学式で、みなさんと会えるのをとても楽しみにしていました。元気に勉強したり、からだを動かしたりして、興味あることを一つ一つ増やしていきましょう。
中学部に入学する5名のみなさん、人との出会いを大切にしながら、自分の想いを伝え合い、新しいことに進んで挑戦してください。そして、自分のそれぞれの良いところ、得意なことを伸ばしていきましょう。
高等部に入学する10名のみなさん、高等部の3年間は、将来、より豊かに生きる力を養うための学びを深める期間です。そして、社会に出て行くための準備をする期間です。家庭や学校の一員として、自分にできる役割を果たしながら、卒業後の思い描く姿、かなえたい夢の実現に向けて、ともに感じ、ともに悩み、ともに考え、ともにがんばっていきましょう。
鳥取養護学校は今年度で43年目を迎えました。新入生と在校生を合わせ、63名です。友だちとともに、楽しく学び合い、目標や願いを実現する力を身につけていってください。
保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。本校の全職員が、お子様一人ひとりの力や可能性を最大限に伸ばしていくために、全力を尽くしてまいります。保護者の皆様には、本校の教育へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、本日、ご多忙の中、ご臨席いただきましたご来賓の皆様方には、今後とも本校教育の充実、発展のため、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、新入生の皆さんが明るく生き生きと輝ける学校生活を送ることを願って式辞といたします。
平成29年4月11日
鳥取県立鳥取養護学校
校長 藤田 則恵