12月14日(月)・15日(火)、生徒会長の下田康平、生徒会副会長の江口日向子、岸本凜の3名と教員2名(平尾淳一、下谷慎一)が島根県立隠岐島前高等学校を訪問しました。
目的は、生徒会が取り組んでいる「八頭高愛し愛され運動」をさらに発展させるために、先進的な取組を行っている高校を訪問し、今後の活動の参考にすることです。隠岐島前高校は、平成27年度からスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受け、グローバルセンスとローカルセンスの両方を持ち合わせた「グローカル人材」の育成を目指しています。「地域創生コース」には、2年に「地域学」、3年に「地域地球学」という科目があり、地域と連携した活動を行っています。
12月14日(月)に隠岐島前高校を訪れ、生徒会の生徒5名と座談会形式で意見交換を行いました。まず、岐島前高校から創立60周年の学園祭について紹介があり、学校と地域が一緒になって、学園祭を盛り上げている様子がよくわかりました。次に、本校の「八頭高愛し愛され運動」について、その内容、成果や課題について紹介しました。初めは互いに緊張した様子でしたが、それぞれの取組について積極的に質問したり意見を交換しあったりして、とても充実した時間を過ごすことができました。

翌15日(火)は、2年生による「地域学」、3年生による「地域地球学」の最終発表を聴きました。4、5名ずつのグループによる研究活動で、1年間の研究成果の発表でした。テーマは、「食のブランド化」、「島の幸福度を高める」、「海岸をキレイに」など、地域との結びつきを重視したものであり、学校は地域に向けて活動し、地域も学校の取組を支援するという、素晴らしい連携が行われていました。
今回の訪問で得た多くの知見を、ぜひ今後の「八頭高愛し愛され運動」などの生徒会活動に生かしていきたいと思います。