5月6日(金)放課後,第3学年就職・公務員志望者を対象に就職講演会を開催しました。就職試験準備を本格化させるにあたり,自分に何が必要かを明確にし,具体的にはどんなアクションを取っていくべきかを考えることを目的としました。4名の保護者にも参加いただきました。
講師にお招きしたのは松江総合ビジネスカレッジ入学広報センター長の鴨山達郎先生。高卒就職準備をスキージャンプに喩えながら,「何のために働くのか?」「社会人と学生の違いとは?」「辛抱強くあらねばならない根拠は?」「なぜ見ためが大切なのか?」など,様々な問いかけを通してポイントをご教示くださいました。合格するためのhow toに関する情報は最低限に留め,社会人として生きることの意味やリアリティに焦点をあてた講話でした。
あっという間の1時間。参加生徒は幾度となく自分自身に問いかけたことと思います。社会人として生きる覚悟が本当にできているのか…。ごくわずかな情報や一般的なイメージで仕事を選んだり,自分に適性があると思い込んでいたりしないか…。資料に満載の最新情報に鴨山先生からの問いかけを重ねあわせると,社会からのメッセージが次々と感じ取れる有意義な時間でした。
八頭高校には「地元鳥取の力になりたい」と願う生徒が多く在籍しています。それだけに,その思いを新たにした生徒も多くいたことでしょう。鴨山先生,生徒達の背中を力強く押していただきましてどうもありがとうございました。
