小論文講演会を開催しました
2016年8月2日 18時21分 7月25日(月),3年生希望者177名を対象に小論文講演会を開催しました。講師に学研アソシエの岡田眞奈美先生をお迎えし,生徒とのインタラクションを交えながら90分間の講義・演習を行っていただきました。
「90分間が速く流れた」と振り返る生徒が多かったことからも推察されますように,岡田先生の熱心な働きかけに多くの生徒が応え,小論文の肝の部分を主体的に理解できる勉強会となりました。小論文および志望理由書の作成スキルやノウハウに留まらず,小論文入試という手段で受験生の何を見るのかという点も明確にご教示いただきました。小論文学習は社会人基礎力を培ううえで有用であるという点もしっかり訴求していただいた90分間でした。
印象に残りましたのは「疑問に感じたことをスルーしない」とのご指摘です。そこに自分らしい観点や課題意識が潜んでおり,その疑問をきっかけに課題文やデータが提示する社会問題と自分とのかかわりを考えていってほしい…岡田先生はそう投げかけてくださいました。社会問題は決して自分と無関係なものではなく,むしろ自らの課題として考えるべきことであり,そうすることで自分を客観視できたり課題解決に主体的になれたりもすることに,多くの3年生が気づけたと思います。岡田先生,本当にありがとうございました。