飯盒炊さんを断念しました
2021年5月20日 13時21分 今日は1年生の「氷ノ山集団研修」の二日目、今日の研修メニューはこの集団研修のメイン研修となる「飯盒炊さん」です。氷ノ山の大自然の中で班毎にカレーライスを作って食べる予定でした。1年生の子供達が悪戦苦闘している様子を見て激励しようと、私も氷ノ山に上がってみました。
朝一の智頭への出張を済ませ、智頭から直接氷ノ山に向かいましたが、智頭は雨、郡家も雨、でも八東に入った辺りから雨が上がり、若桜の街の路面は乾いています。氷ノ山に向かう道中もほとんど雨が降ることはなく、当然今頃は竈に火を付けてカレー作りの最中だろうと、急いでキャンプ場を目指しました。ところがキャンプ場に近づいても煙が見えません。子供達の歓声が聞こえません。誰も居ないキャンプ場に到着して気づいたのですが、周りの木の枝が大きく揺れ、まるで台風のような強風が吹き荒れています。
雨はそれほど降ってないんです。強風のための飯盒炊さん断念でした。車の外に出てみて、改めて、やむを得ない賢明な判断だと確認しました。
1年生の生徒達は、体育館で雨天時の研修メニューに取り組んでいました。研修の内容はクイズ大会・・・、班員が協力し合ってクイズに挑んでいました。自分達で作れなかったカレーライスは、氷太くんで作っていただき、昼食を食べたあとは「響の森」での研修を行って、予定よりも早く学校に帰り、学校での振り返りを行う予定です。
この度の研修は、昨日は霧(ガス)に行く手を阻まれ、今日は強風により予定変更を余儀なくされ・・・、二日間とも大自然の猛威を思い知る研修となりました。
しかしながら、この研修の事前学習を見ていて、学年の先生達が一貫して生徒に求めていたのは、「臨機応変に対応する力」だったように思います。そうした意味では、生徒達がリーダーを中心に自分達の力で、臨機応変に一生懸命に楽しんだ充実した二日間の研修だったと思います。 この二日間で培った力は、必ず明日からの学校生活に生きるはずです。
1年生の生徒達、二日間お疲れさまでした。明日からまた頑張ろうね!。