【電気科】加茂中学校に出前授業に伺いました
2021年2月17日 10時00分 去る2月15日(月)、加茂中学校に、母校(加茂中学校)の卒業生である3年生3名と教員2名で伺い、2年生の3クラスで2020年度の出前授業を行いました。
今回のお題は、「モータ」をつくって、回す。
生徒さんには、「単3電池」と「ネオジム磁石」、そして「銅線」を使ってのモータ作りに挑戦してもらいました。銅線は、本校の生徒が実習や電気工事士試験の実技補習等で使用した後の被覆線の被覆を剥いたものです。直径1.6mmですので、シャープペンシルの芯の太さの約3倍の太さ、実際に住宅の電気配線に使われているものと同じものです。
どうして回るのか簡単な説明を聞いてもらい、実際の見本が回っていることも見てもらいました。
説明を聞いた後製作に入りましたが、コツをつかむのが早く、「えっ、もう回ったの?」と驚かされる人や、回るけれども勢いが良すぎてすぐに電池から銅線が落ちてしまう人、長時間高速で回り続けるモータを作って周りから歓声が上がる人、一つ回ったので芸術的な作品に取り掛かる人、みんなが試行錯誤、工夫をしながら、いろいろなモータが出来上がりました。
銅線を曲げるのは、結構難しかった 電池に乗せるときには、そ~っと。
ようです。 緊張の一瞬です。
変わった形ですが、基本を押さえて 高速回転しても、外れない工夫も
いれば回ります! 素晴らしいです。
ゆっくりでも、回りつづけます。
スケート選手を思わせるかのような、スピードと芸術性を持った作品でした。
「一回、回ったからもういいや」、ではなく、どうしたらもっと速く回るかや、長い時間回れるか、いろいろなところで、時間いっぱいまで、友達と相談しながら様々な工夫をする姿が見られました。
理科の授業では、ちょうど「フレミングの左手の法則」を学習された後だったそうで、興味津々取り組んでもらったようです。よい復習にも、なったでしょうか?
加茂中学校さんでの出前授業は今回が初めてでしたが、これを機会に「工業」に、できれば「電気」に興味を持って欲しいな、と思った一日でした。