どうやら国公立大学入試に向けての模擬集団討論をしている様子。
議題は、「岩美高校を元気な学校にするには?」
浦田くん、舟木さん、村尾くん、小田くん、竹田くんがそれぞれ意見を出していきます。

それをまとめているのは議長の平井くん。


自分たちの学校に対する思いはみんな強いようで、
次々に飛び出すユニークな提案は聞いていてとてもワクワクしました。

30分の討議を終えて、三好先生と中元先生からの講評タイムです。
ただ発言するだけではなくて、具体例につなげていけるようにすることの大切さを指摘されました。

なかなか難しいことですが、より質の良い討論にするには重要ポイントですね!
数日後、2回目の模擬集団討論をするということで再び図書室に行ってみました。
今回の議題は「地域の衰退に歯止めをかける方策を考えよ。」
これはなかなかに手強いテーマです。
資料として「域際収支」を都道府県別に示したグラフが一枚。

この資料が示していることを読み取る力も必要ですが、
この結果をどう発展させて地域衰退を止めることにつなげていくのか・・・発想力が問われます。
資料からの気付きを発言するところから始まった2回目の討議。
最初はかたい表情でお互いの出方を見ながら意見し合っていましたが、
徐々にこのテーマのキーワードが見えてきた様子。
また、お互いの意見を拾って広げていく、まとめていく、具体案につなげるという役割が話し合いの中で生まれてきていました。


いい感じです!!
あっという間の30分が過ぎ、三好先生の講評の時間。

前回と比べて様々な面で成長が感じ取れたとのこと。
難しい議題で発言することに躊躇いがあったかもしれないが、
出てきた意見にまず賛同する、それから自分の思いを伝えていく、
という切り込み方で討論の輪に入っていくといいよ!とのアドバイスも。
集団討論というと言葉だけでなんとなく気後れしそうになるかもしれませんが、
人の数だけ意見があり、今まで見えなかったことに気付かされる貴重な時間を共有するチャンスです。
こういう機会がどんどん増えるといいですね!!