本日より、新しい1年がスタートしました。
9名の教諭を迎え新しい気持ちでスタートしました。着任教諭を代表して、岡森教頭が「今日、みなさんと合えるのを楽しみにしていました。今年着任した私たちの使命は、岩美高校生のよりよい未来を実現するために最大限に努力すること。精一杯がんばりますので、よろしくお願いします。」と挨拶しました。
続いて、始業式が行なわれました。学校長式辞では、辻中校長が「新学期を迎えるにあたり、自分を好きになることに目を向けてほしい。だれでも、自分の好きなところを答えるよりも、嫌いな所を答える方が簡単だ。試合や勉強で良い成績が出なかったときや、テストや試合を控えて不安なとき、失敗して落ち込んでしまうこともあるでしょう。しかし、そんな自分を嫌いになるのではなく、好きになるようにしてみたらどうだろう。落ち込んだり、不安をかかえたりする気持ちを持つことは悪いことではない、むしろ問題と向きあっている素敵な姿ではないでしょうか。みなさんがこの1年、自分を好きになり、楽しい1年が送れるよう願っています。」と挨拶しました。
次に留学生の紹介がありました。メキシコからの留学生のレヒナさんは、2年1組の生徒として1年間岩美高で学びます。レヒナさんは「レヒーとよんでください。私は日本のアニメが大好きです。岩美高に来られたことにとても感謝しています。仲良くしてください。」と日本語と英語で挨拶をしました。
そして、生徒たちお待ちかね、担任の先生や学年主任の先生が発表になるドキドキの瞬間、職員の校務分掌が発表されました。生徒たちは拍手で発表を聞き、笑顔をのぞかせていました。よい1年がスタートしそうです。
今回で2回目となった鳥取県東部高野連の強化試合が、4月6日(土)と7日(日)にヤマタスポーツパーク野球場で行われました。今年度は2日間かけて、広島商業高校と鳥取西高、岩美高、鳥取商、鳥取工の4校が対戦しました。
岩美高校は、4月6日の第二試合で戦いましたが、2-15で負けとなりました。
高校野球の古豪 広島商業と試合を行うことにより、多くの学びが得られ、野球部全体のモチベーションとレベルの向上につながりました。
岩美町の株式会社フジタさんが取り組みを行なわれている、常緑キリンソウの緑化活動は、日本国内だけでなく海外でも注目を集めています。この活動に賛同し、NYでの活動を展開するGROW EXTERNSHIPSの研究者3名が、フジタ株式会社のフジタ社長と共に岩美高校を訪問しました。
訪問の際には、辻中校長との意見交換が行われ、昨年の交流を振り返りながら、本年度も生徒たちとの交流を通じて、国際的な視野を広げ、環境問題に対する理解を深めていく意向を話し合いました。
さらに、オンラインでの交流を含め、昨年以上に交流の機会を増やしていくための様々なアイデアが提案され、活発な意見が交わされました。
この有意義な会に加え、GROW EXTERNSHIPSの事務局長であるマックス・ラーナー氏からは、ロゴマーク入りの素敵なキャップが贈呈され、3者間の結びつきが一層深まる素晴らしい機会となりました。
本日で、3学期が終了です。
大掃除のあと、体育館で表彰式、終業式、離任・退任式が行なわれました。
表彰式では、学業成績優秀賞と皆勤賞が表彰されました。
学業成績優秀賞部門では、2年1組の森さん、1年2組の岡田さんが生徒を代表して、表彰状を受け取りました。
皆勤賞の部門では、2年2組の山本くん、1年1組の田中くんが生徒を代表して、表彰状を受け取りました。
引き続き、終業式が行なわれました。学校長式辞では、辻中校長が「成長のための2つの基準」についてのお話がありました。
1つ目は、部活や勉強、進路において目標をもち向かうこと。
2つ目は、自分の感情や衝動を抑え、相手を思い言動すること。特に2つ目について強調され、人を思いやる基準をもって新学期を迎えられるようにと述べました。
学校長式辞の後、吹奏楽部による演奏で校歌斉唱を行ない、第3学期終業式がおわりました。
そして、離任・退任式。
10名の職員が壇上にあがり、辻中校長が一人一人とのエピソードや思い出を振り返りました。
離任する職員を代表して、三浦教頭から挨拶がありました。
三浦教頭は、2年前の就任時を思い返し、「コロナ禍まっただ中にスタートした岩美高校での生活でしたが、生徒のみなさんの日々の生き生きした姿に元気をもらいました。幼い子どもは常識や型にはまらない発想ができる。みなさんも、既成の概念にとらわれない発想の豊かさと人を思いやる姿勢を持って高校生活を送ってほしい。」とメッセージを送りました。
最後に、生徒会執行部の生徒が花束贈呈をし、思いがあふれて涙ぐむ生徒も見られ、言葉では言い表せないほどの感謝を伝えているようでした。
昨年10月に、岩美高生がデザインの製作に携わった「岩美町看板」が、岩美道路の東浜IC出口に完成しました。
この看板は、岩美道路を車で通行する際、ここが岩美町であると視覚的にPRする看板。
岩美町商工観光課と市内の看板会社が、高校生のフラッシュなアイデアを取り込みたいと意見交換を行ない製作が進められてきました。
意見交換会で生徒たちは、フレーズについて活発な意見を出し、それらの意見がそのまま形となった看板となりました。
本日、完成した実際の看板を見に行ったのは、1年生の尾崎君と山本君、2年生の小島君と小林君。
4名の生徒の感想は、
「近くから見ると想像以上に大きく、インパクトがあると思いました。」
「この看板を見て、岩美町に立ち寄る観光客が増えてほしい。」
「ようこそ!はありきたりと思ったので、待っとったで!といった方言がいいと意見を出しました。」
「あがるぜ!くつろげ!といった表現はいままでしていなかったフレーズなので、若い人にも興味を持ってもらえたら嬉しい。」とそれぞれの思いを語っていました。
この看板は、岩美町を象徴するものとして、何十年にもわたって残るものなので、制作に携わった生徒たちにとって、文字通りの大きな高校時代の思い出となることでしょう。
日本海新聞 令和6年3月22日掲載
本日、2年生は探究学習の発表会、1年生は学習の報告会を同時刻に学年別に行ないました。
今年は対面での発表でなく、選択教室から配信し遠隔での発表となりました。
それぞれの班が取り組んできた探究テーマをスライドにまとめ、1年間の学習や活動を紹介しました。ひと班に与えられたプレゼン時間は、質疑応答を含めて7分。
1年生は、自由な課題についての取り組み、2年生は、岩美に特化した内容となっており、お互いの発表を聞くことで刺激を与え合っているようでした。
●1年生
【アレルギー】花粉症について
【人口問題】岩美町の人口問題
【温泉】温泉にはどんな魅力があるか
【自動車】クルマのカスタムの魅力と進化
【食べ物】洋菓子の魅力を伝えるために
【食べ物】食物と地域のつながり
【釣り、海の生物】岩美の海では何が釣れるのか
【サイクリング】サイクリングをして岩美町をもっと知ろう
【旅行】修学旅行のプランをたてよう
【ミュージカル、洋楽】指人形劇
【犬】保護犬の活動をサポートするために
【ミニ四駆】最速のミニ四駆とは?
【城】こんな鳥取城再建どうでしょう?
【少年ジャンプ】まちおこしマンガをつくってみよう
【環境】山陰海岸ジオパーク
【歴史】澤田美喜について
●2年生
【遊ぶ】貝で芸術作品を作る
【遊ぶ】 シーカヤック体験
【観光】浦富海岸(海とゴミ)について
【観光】岩美の観光地を回ろう
【子ども】岩美町に子どもが集まるためにみんなで住もう岩美町
【子ども】海で楽しむ
【住む】岩美町の空き家を活用し隊
【食】捨てられる物を使って
【食】フレッシュいわみ
【農業】マコモダケを発信しよう
【生き物】松葉ガニ
【自然】岩美町の防災について
【健康】高齢者の運動について
ゲストにお迎えした町内の方々からも、幅広い分野で活動をしていていろんな可能性を感じたと感想を述べられていました。
本日は、合格者説明会と物品購入が行われました。
合格者説明会では、情報モラル講演会行なわれ、ネット社会のリアルな現状を把握し、インターネットやSNSを利用するには、多くのメリットやデメリットがあることを再認識しました。
続いて、学校説明会が開催され、手続きに必要な各種書類についての詳しい説明や、生活指導、進路指導、特別支援・保健、教務、PTAについてそれぞれの担当教諭より説明がありました。
その後、教科書、体育用品などの物品販売がありました。
合格者・保護者の皆様のご協力のもと、説明会、物品販売ともスムーズに行なうことができました。
本日、正午ちょうどに、岩美高等学校合格者発表がありました。
30分ほど前から、発表を今か今かと待つ保護者の方々や中学の先生方に見守られながら、合格者の番号が掲示されました。
大きな歓声などはなかったものの、笑顔で記念写真を取る姿など見ながら、春の訪れを感じることができました。
公共授業の一環で、山陰合同銀行 アセットコンサルティング部より曽根さんを講師にお招きして「自分の将来とお金の話」をテーマに講演会を行ないました。
曽根さんは、10年、20年先の現実的な将来を見越して、
・結婚して子どもを育てていくにはどれくらいお金が必要になるか?
・どれくらいの貯蓄をめざすとよいか、そしてその運用の方法は?
など、とても具体的に分かりやすく講演してくださいました。
生徒たちは、曽根さんのお話に大変興味を示し、真剣に現実的なお金の話を聞いていました。
生徒からは、「曽根さんの話が面白くて資金運用に興味を持つことができた。」「将来どれくらいの貯金を目指すとよいかなど思い描けた。」といった感想を聞くことができました。
岩美高生が目指そうとする分野から講師を招き、進路別説明会を1年生対象に行ないました。
進学希望者は、目指す分野によってルームに分かれ、大学、短大、専門学校からお越しいただいた講師の方々に、学校や学習の様子について直接アドバイスを受けました。
講師との距離もとても近く、生徒たちはメモを取りながら将来の進路について真剣な表情で考えていました。なかには、授業で使う実際の道具を使いアクティビティをする場面もありました。
生徒たちは少しだけ上級学校の学習に触れ楽しんでいる様子でした。
就職試験対策講座では、就職活動の時期やスケジュール、就職状況や就職試験への取り組み方の指導を受けました。
生徒たちは各分野の専門家からお話を聞くことで、自分の進路選択について、より明確な取り組み方や姿勢を学びました。