岩美町がロケ参考地となっているアニメ『Free!』の公式イベントが開催され、全国から約3000人のファンが訪れました。この岩美町を上げてのイベントに、岩美高校の生徒たちがボランティアとして参加しました。
生徒たちが担当したのは、
・事前の岩美駅のデコレーション
・イベント当日、岩美駅と岩美町役場でファンの皆さんの出迎えとチラシ配り
・中央公民館メイン会場周辺での清掃活動と挨拶
・岩美町観光協会、岩美町商工会での手荷物飽津雁やレンタサイクルのお手伝い
など、さまざまな場面でおもてなしに協力しました。
■ 5月22日(木)
駅舎装飾の準備と心構え
この日は、手話部・ESS同好会・文芸同好会の部員たちが放課後に集まり、駅を彩るフラッグやお花の装飾、そして「おかえりなさい。岩鳶町へ」の歓迎看板やイラストを制作しました。アニメの世界観を大切にしたデザインで、訪れるファンの方々を迎える準備を進めました。
あわせて、イベント実行委員の田中さんから、当日のお仕事の説明を受け、ボランティア活動に向けた意識を高めました。

■ 5月23日(金)
いよいよ装飾!岩美駅をアニメの世界観へ
この日も放課後に、装飾を制作した生徒、教員・実行委員の福岡さん、協力してくださったファンの方と岩美駅の飾り付けをしました。
日常の駅とはひと味違う、アニメの雰囲気漂う岩美駅が完成しました。すでに駅を訪れていたファンの皆さんからの喜びの声に、生徒たちも嬉しそうでした。



■ 5月25日(日)
イベント当日!町中で活躍した岩美高校生
イベント当日は、全国から約3000人のファンが岩美町に来訪。生徒たちは、岩美駅と町役場での案内・チラシ配布、中央公民館周辺の清掃活動、観光協会や商工会での手荷物預かり・レンタサイクルのサポートなど、多岐にわたる役割を担いました。



当日は、手話部・ESS・文芸同好会に加え、野球部やテニス部の生徒も加わり、力強く活動。
普段とは異なるにぎわいの中、ファンの皆さんとの交流を通して、生徒たちは岩美町が多くの人に愛されていることを実感。地域の魅力を再発見する貴重な体験となりました。



岩美町にまた来てね!
5月24日(金)から26日(日)にかけて開催される令和7年度 鳥取県高等学校総合体育大会に向けて、出場選手たちを送り出す壮行会を行いました。
今回出場するのは、陸上競技部、テニス部、卓球部、バドミントン部、男子バレー部、女子バレー部、そしてウエイトリフティング部。それぞれの部が、この県総体に全力で挑みます。

拍手に包まれて堂々と入場した選手たちに、生徒会長の田中さんと森教頭より力強い激励の言葉が贈られました。続いて、各部の代表選手が登壇。初戦の日程・会場・対戦相手を紹介し、「必ず勝つ」という熱い思いと明確な目標を全校生徒に向けて力強く語りました。
応援してくれる仲間たちの声援を胸に、がんばれ、岩美高校代表選手たち!
令和6年度より、本校では総合的な探究の時間に「岩美を知る」をテーマに掲げ、地域の方々との交流を通じて学ぶ取組を進めています。地域の魅力や課題を肌で感じ、自らの視野を広げることを目的に、岩美町のさまざまな分野で活躍されている皆様にご協力いただいています。
本年度は、5月8日と22日の2日間にわたり、1・2年生を対象に岩美町内で働く6名の方々をお招きし、それぞれのお仕事の内容ややりがい、直面している課題、そして岩美町での暮らしについて伺いました。
ご協力いただいたのは、次の皆様です。
●山陰海岸ジオパーク 海と大地の自然館 安藤様

●株式会社タシマボーリング 田島様

●山陰海岸遊覧船株式会社 木村様・川口様

●岩井温泉 明石家 山本様

●岩美こども食堂 西浦様

●FDK株式会社 日下部様・内田様

地域資源である自然や観光、温泉、養殖業、テクノロジー分野、子育て支援まで、多岐にわたる分野から貴重なお話をいただき、生徒たちは岩美町の奥深さと新たな可能性に触れることができました。
こうした学びは、地域とのつながりの中でこそ育まれるもの。今後も地域の皆様と共に歩む「岩美高校探究学習(いわたん)」を通じて、生徒たちが地域の課題と未来を考える取り組みを行ってまいります。
本日、岩美高校の1・2年生が「第40回浦富海岸健康マラソン大会」に参加しました。今回の出場は、2019年以来、実に5年ぶりとなりました。
男子は5キロ、女子は3キロのコースに挑戦。全員が自分のペースを大切にしながら、無事に完走しました。天候にも恵まれ、春の陽光と潮風に包まれた浦富海岸沿いを、一般ランナーの皆さんとともに駆け抜けました。



ゴールした後は、後からゴールする走者に応援を送ったり、ハイタッチを交わして労ったりするなどして、地域の方や遠方からの参加者と触れ合うことのできる良い機会となりました。

スマートフォンやインターネット等の悪用やトラブルのリスクを知り、情報モラルの基本知識を身につけることを目的とした、情報モラル講演会が、2年生・3年生を対象に行われました。講師は、デジタル・シティズンシップエデュケーターの今度さん。身近な例を交えながら、私たち一人ひとりがネット社会とどう向き合うべきかを分かりやすくお話しいただきました。
■2年生:安心してオンラインサービスを使用できるよう、ダークパターンについて知識を深める。
2年生のテーマは「ダークパターン」。日常的に使用しているウェブサイトやオンラインサービスに潜む巧妙な"罠"について学びました。学習には被害例として、3名の体験談が提示され、生徒はダークパターンのタイプや「なぜ騙されてしまったのか」「どうすれば防げたのか」を考察しながら、自分たちが被害者にならないよう知識を深めました。

■3年生:ヘイトスピーチとどう向き合うか。
3年生のテーマは「ヘイトスピーチ」。差別的な発言が許されない一方で、表現の自由も守られるべき--そんな難しいテーマに向き合いました。こちらも、体験談の例として、1つの物語を読み、登場人物の意見に同意できるか、また、憎しみに満ちた投稿を発見したら、自分はどう反応するかなど、ネット上での言葉の重みや大切さを再確認する時間となりました。

ネット社会における危険や課題を知り、それにどう向き合うかを深く考える機会となり、生徒たちにとって実りある学びの時間となりました。
高校生としての基本的なマナーや学習への心構えを身につけることを目的に、1年生を対象とした2日間のガイダンスを実施しました。生徒たちは、この2日間で多くのことを学び、そして仲間との絆を深めました。
■1日目:高校生活全般に関するガイダンス
1日目は、岩美町中央公民館のいわみんホールで、学習指導や生活指導、進路学習について、これからの高校生活に大切なガイドラインの説明がありました。岩美高校の一員としての自覚を深める大切な時間。岩美高校生としての心構えや学習、校則について学び、気持ちを引き締めた様子。


■2日目:親睦を深める楽しいレクリエーションと浦富海岸清掃
2日目の午前中は、講堂で楽しいレクリエーション活動を行いました。
校歌練習では、自信をもって大きな声で1番を歌えるようになるのが目標。1年生と2年生の教員による校歌合唱対決やクラス対抗で校歌対決など楽しみながら行いました。
続いて、集団行動練習や生徒同士のコミュニケーションと親睦を図る目的で、レクリエーション活動を行い、活動を通してクラスの団結力が少しずつ高まっていく様子が見られました。

午後は、浦富海岸へ移動。美しい海を眺めながら昼食と自由時間を楽しんだ後、地域貢献の一環として海岸清掃を実施しました。
自然と触れ合いながら、地域への感謝の気持ちも育むことができたひとときとなりました。


2日間のガイダンスは、1年生たちにとって高校生活の大切な土台作りの時間となりました。
本日は、春の遠足。
晴天に恵まれたこの日、2年生、3年生が、それぞれのコースで春の自然を満喫しました。
■2年生:福部駅からラッキョウ畑を通り鳥取砂丘へ
2年生は、福部駅に集合し、ラッキョウ畑を通り鳥取砂丘を目指しました。緑の絨毯のような畑が両面に広がる道を歩くことで、心も自然と開放的になったようでした。

鳥取砂丘では、馬の背に登ったり、その先の海岸まで足を延ばしたりする生徒もおり、自由時間を楽しんでいました。復路では、今年の干支の蛇がまつられる、多鯰ケ池お種弁天宮を経由して梨狩り街道コースを通り福部駅に到着。思い出深い一日となりました。



■3年生:浦富海岸 荒砂神社で海と春のぬくもりを感じる
3年生は、学校を出発し、のどかな田んぼに囲まれたトリムコースを経て浦富海岸を通り、目的地の荒砂神社を目指しました。

海辺でいただくお弁当は格別の味。昼食後の自由時間には「宝探しイベント」も行われ、大いに盛り上がりました。生徒たちは、相撲やバレーボールで体を動かしたり、ひなたでゆっくり寛いだりなどして、各々の時間を過ごした後、海岸の清掃を行い学校へ戻りました。



岩美高校の近くに広がる自然の豊かさと美しさを改めて感じるひとときとなりました。
自然とふれあい、仲間とともに過ごした春の一日。生徒たちの笑顔が輝く、思い出に残る遠足となりました。
本日、前期生徒会長立候補者の立会演説会を行いました。

立候補したのは、令和6年度後期生徒会長を務めた3年生の田中さん1名。
応援演説に立った寺口さんは、田中さんの「優しい人柄」と「豊富な経験」の2点を挙げて推薦。同じ吹奏楽部での心温まるエピソードや、勉強・部活・生徒会に真摯に向き合う姿を紹介しました。
続く演説で田中さんは、「誰もが安心できる学校づくり」や「虹嶺祭のさらなる充実」を目標に掲げ、意欲を語りました。
その後の投票を経て、田中さんが令和7年度前期生徒会長に選出されました。
本日は、初の全校生徒行事、対面式と部・同好会紹介を行いました。
2、3年生が1年生を拍手で迎えた後、生徒会長の田中さんから「新入生のみなさん入学おめでとうございます。生徒一同皆さんを歓迎します。岩美高では、年間を通して様々な行事を行っています。また、日々の授業や進路学習、地域との連携活動に取り組むことで、社会のどこでも通用する人間になることができます。新しい環境に戸惑うこともあるかもしれませんが、岩美高で学べて良かったと思える充実した学校生活が送れるよう、共に成長し、楽しい思い出をたくさん作りましょう。」と歓迎の言葉がありました。

歓迎の言葉を受けて、1年生の代表から「少しずつ高校生である実感湧いてきました。これから先輩たちと良い関係を築いていきたいです。まだまだ未熟でお世話になりますが、よろしくお願いします」と挨拶がありました。
そして、新入生歓迎の印として、生徒会執行部より各クラスの代表に花束を贈呈しました。

次に、岩美高のマスコットキャラクター「イワッツ」の紹介。
イワッツへのインタビューと通訳を務めてくれたのは、2年生の生徒会執行部。
イワッツの好きな食べ物や、岩美高校の魅力、岩美町の魅力などイワッツが教えてくれました。
イワッツの可愛らしい動きと、先輩たちのやりとりに、緊張していた1年生もリラックスしてきた様子。

対面式の後は、部・同好会紹介をおこないました。
岩美高では、全校生徒が部活参加です。15の部・同好会が工夫を凝らしたPRを行いました。

陸上競技

テニス部

バドミントン部

卓球部

男子バレー部

女子バレー部

硬式野球部

ウエイトリフティング部

吹奏楽部

手話部

部落解放研究部

ESS同好会

茶道同好会

文芸同好会

生徒執行部
今日の対面式と部活動紹介で、1年生は、学校生活への期待が膨らんだ事でしょう。明日以降も新しい環境を楽しみながら頑張ってください。

令和7年度入学式が行われました。

今年も、春の陽光と満開の桜が、新1年生のスタートを応援してくれているようです。
大きな拍手で体育館に迎えられた新1年生。入学許可書授与では、一人一人の名前が呼ばれ、新入生54名を代表してエフドキアさんが壇上で学校長から入学許可書を受け取りました。

学校長式辞で野澤校長は、「職員一同、これから始まる高校生活に向けて準備を整え、本日を心待ちにしていました。多くのご来賓、保護者のご臨席をいただき、盛大に入学式が挙行できますことを感謝し、熱くお礼申し上げます。新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
岩美高等学校は、今年で77周年を迎えます。教育方針は、「誠実」真心をこめて、責任をもって、真摯にものごとに当たる。「協働」自己中心にならず、どんな立場の人も大切にして、誰とでも力を合わせてものごとを行う。「果敢」強い決断力をもって、やる気をみなぎらせ、失敗を恐れずにものごとにぶつかる。です。
特に「果敢」については、失敗を恐れず挑戦する姿勢です。歴史上でも失敗から新しい多くのことが発明されたように、失敗のない人生は、成長のない人生であるとおもえるほど、人は失敗の中から学んでいます。常識にとらわれず失敗を恐れず、「果敢」に挑戦することを忘れないでください。そして、なりたい自分を探し、自分の可能性を伸ばしていってください。私たち職員は皆さん一人一人をしっかり見守っていきます。自分の持ち味を十分発揮できるよう応援していきます。みなさんにとって、これから始まる高校生活が有意義で充実したものになるよう、心より願います。」と話しました。
新入生代表宣誓では、新入生を代表して、加藤さんが「私たちは、岩美高生として、本校における校則を守り、すばらしい充実した高校生活を築いていきます。」と力強い決意を宣誓してくれました。

来賓祝辞では、PTAの青木会長から「岩美高校は、町から愛されている学校です。地域の方々も皆さんを応援しています。仲間とともに学び、笑顔あふれる3年間を過ごしてください。」と祝辞をいただきました。その後、校歌斉唱をして閉式しました。