本日、公共授業の一環で、山陰合同銀行 アセットコンサルティング部より曽根さんを講師にお招きして「自分の将来とお金の話」をテーマに講演会を行ないました。

曽根さんは、10年後、20年後の未来を見据えたライフプランと資産設計について、生徒たちに具体的な例を交えて解説してくださいました。
・結婚して子どもを育てていくにはどれくらいお金が必要になるか?
実際に電卓を使いながら計算し、理想の未来を実現するために必要な金額を算出。生徒たちは、お金の重要性をリアルに実感しながら真剣に耳を傾けていました。その他、
・どれくらいの貯蓄をめざすとよいか
・どのように将来に向けてお金を準備するか?~貯める・殖やす 資産形成~ など。
生徒たちは、曽根さんのお話に大変興味を示し、真剣に現実的なお金の話を聞いていました。


本日、1年生を対象に「進路別説明会」を開催しました。上級学校への進学や就職を目指す生徒たちが、自身の将来に向けた具体的なアドバイスを受け、進路選択への意識を高める機会となりました。
生徒たちは希望する進路ごとに分かれ、進学希望者は大学・短大・専門学校から招いた講師の方々から、学校生活や学習内容について詳しいお話を直接聞くことができました。未来の学生生活を思い描きながら、真剣な表情でメモを取る姿が印象的でした。





一方、就職希望者向けの「就職試験対策講座」では、就職活動のスケジュールや試験対策について具体的な指導を受けました。各分野の専門家からの助言を通じて、生徒たちは自らの進路に対する意識をより明確にし、一歩踏み出す自信を深めた様子でした。

自分の未来を切り拓くための大切な時間。生徒たちは、今日得た学びをもとに、それぞれの夢へと歩みを進めていきます!
卒業証書授与式の後、岩美高等学校女子バレー部の卒業生を祝う「鳥取県立岩美高等学校女子バレーボール部卒業生を送る会・記念品贈呈式」が虹嶺会館で開催されました。
この会は、日頃からチームを支えてくださる後援会の皆さまによる、感謝と激励の場です。
日出嶋後援会長は「3年間の努力に感謝し、これからの人生もバレー部のスローガン『不撓創造』を胸に、どんな困難にも負けず進んでほしい」と熱いメッセージを贈りました。

さらに、岩美町の長戸町長からも「3年連続インターハイ出場は町の誇り。卒業しても、また岩美町を訪れてほしい。」と温かい言葉が届けられました。

また、7年にわたりお米を寄付してくださる横田さんからの「信じることで道は開ける」という励ましの言葉が代読されました。そして、岩美まちづくりの会の中道会長から記念品として、岩美町ゆかりの品々や思い出の写真が贈られ、卒業生たちは3年間の思い出を振り返りながら、支えてくれた地域の方々へ感謝の気持ちを伝えました。


最後には、温かな祝福の中で記念写真を撮影し、3年生を見送りました。後援会の皆さまの深い愛情と応援が詰まった、感動的なひとときでした。

本日、卒業証書授与式が行われ、67名の生徒が輝かしい未来へ羽ばたいていきました。
卒業生たちは、保護者や教員、在校生の温かい拍手に包まれながら入場しました。
開式の辞、国歌斉唱のあと、各クラスの代表に卒業証書の授与が行われました。

3年1組代表:篠原さん

3年2組代表:山本さん

3年3組代表:稲村さん
学校長式辞──努力の積み重ねが未来を切り拓く

辻中校長は式辞で、卒業生たちの高校生活を振り返りながら、「皆さんが入学した頃は、新型コロナウイルスの影響でマスクの着用が義務付けられ、楽しいはずの学校生活も制限が多い中でのスタートでした。しかし、そんな環境でも皆さんは前向きに努力を続け、勉強や部活動に励み、たくさんの成果を残してくれました」と感謝の思いを伝えました。そして、岩美高を42年前に卒業したある先輩のお話が続きました。「彼は、皆さんと同じようにここ岩美高校を卒業しました。
その後、大学を経てバドミントンの日本リーグの舞台に立ちました。しかし、プロの世界は厳しく、バドミントンだけで生計を立てることの難しさを痛感し、自分のキャリアを考え直し、英語のキャリアを目指すことを決意しました。アルバイトをしながら独学で英語を学び、数々の難関試験に合格。その後、予備校講師やプロの通訳士としてキャリアを積み重ねました。国際バドミントンの審判として東京オリンピックの舞台にも立ちました。そして、現在は、鳥取県の県立高校で校長をしています。」
そんな卒業生からのメッセージは、「自分には、特別な才能があったわけではありません。ただ、毎日コツコツと努力を積み重ねただけです。当たり前のことを、ただ毎日丁寧に続けることが、大きな成果を生む。これは、皆さんにもできることです。」どんな環境でも努力を続けることの大切さを説いた式辞の言葉に、多くの生徒が真剣に耳を傾けていました。
PTA会長からの祝辞──人生はまるでRPGのように

来賓として登壇したPTAの青木会長は、「人生はまるでゲームのようなものです。進んでいくと新たな敵が現れ、仲間と協力してその敵と戦い、乗り越えながらレベルアップしていく。時には失敗もあるでしょう。しかし、どん底に落ちたとしても、それは"負け"ではありません。必ず時が解決してくれます。困難な時も自分を信じて力強く羽ばたいてください。」と、卒業生へ力強くユーモアあふれるエールを送られました。
在校生からの送辞──先輩たちは道しるべ

後期生徒会長である2年生の田中さんが、「先輩方と過ごした時間は、かけがえのない宝物です。壁にぶつかった時、いつも的確なアドバイスをくれました。優しく背中を押してくれました。そんな先輩方の存在が、私たちにとっての道標でした。」と、卒業生への想いを込めた送辞を述べました。
卒業生からの答辞──青春のすべてを力に変えて

卒業生代表の小島さんは、3年間を振り返り、「何も分からなかった1年生、少しずつ自覚が芽生た2年生、そして自分の進路に向き合うようになり、3年生では"最後の"という言葉がつく瞬間が増えていきました。最後の学校祭、最後の球技大会──どれも一生の思い出です。コロナ禍で制限の多い高校生活でしたが、どんな困難も前向きな発想に変え、乗り越えてきました。この経験を力に変え、自分の足で未来を歩んでいきます!」と答辞をのべました。
最後に全校で、校歌を斉唱し、3年生は再び温かい拍手で見送られながら体育館を後にしました。
卒業証書授与式の後は、各クラスにもどり、最後のホームルーム。
担任から卒業証書が一人ずつに配られ、再び3年間を思い返すひと時を過ごしました。

3年1組

3年2組

3年3組
どのクラスも生徒一人一人がクラスメイトに向けて、一言ずつ感謝の言葉を贈りました。また、担任と副担任からも未来に向けてのエールをいただき、皆が胸いっぱいの思い出と感謝とともに慣れ親しんだ校舎をあとにしました。
本日の卒業証書授与式に先立ち、岩美高校同窓会入会式が執り行われました。
式では、田中伸吾同窓会長が登壇し、「岩美高校は今年で創立77周年を迎え、これまでに9,308名の卒業生を送り出してきました。卒業生は日本のみならず諸外国でも様々な活躍をしています。これからの人生で困難に直面することもあるでしょう。しかし、共に学んだ仲間や恩師の存在を思い出し、支え合いながら乗り越えてほしい。そして、成人として積極的に社会に関心を持ち、未来を切り開く大人へと成長してください。」と、熱いエールを送りました。

同窓会長の言葉を受けて、卒業生代表の3年1組・内田さんは「本日はご臨席いただきありがとうございます。励ましのお言葉を胸に刻み、岩美高校の卒業生としての誇りを持ち、母校や地域に貢献できるよう努力してまいります。また、これから先、先輩方にお世話になることもあるかと思います。その際は、時に厳しくご指導いただければ幸いです」と、力強く入会の決意を述べました。

その後、本学年の同窓会役員が紹介され同窓会入会式を閉式しました。
本日、3月3日の卒業式を目前に控えた3年生の輝かしい功績を称える表彰式が行われました。8部門の表彰があり、代表者11名がステージに登壇。辻中校長より表彰状を受け取り、その努力と成果を称えられました。


○在学年間成績優秀賞 8名 代表 永田さん

○学年成績優秀賞 15名 代表 廣岡さん

○在学年間皆勤賞 4名 代表 山本さん

○学年皆勤賞 11名 代表 内田さん

○学校功労賞 5名 代表 山本さん

○生徒会功労賞 27名 代表 簗﨑さん

○生徒会努力賞 18名 代表 田中さん

○全国商業高等学校協会卒業生成績優秀者表彰 長谷川さん

○鳥取県産業教育振興会長表彰 長谷川さん

○産業教育振興中央会長表彰 小林さん

○介護職員初任者研修 修了 6名 代表 澤田さん
式辞では、辻中校長が「ジェントルマンシップ」について語りました。
「スポーツマンシップとは、ジェントルマンシップである。 これらには、① ルールを守る② 全力を尽くす③ 相手に敬意を示すという3つの大切な精神があります。これからの人生においても、この精神を胸に刻み、さらなる成長を遂げてほしい。」
卒業を間近に控えた3年生の皆さん。誇りを胸に、新たなステージへと力強く歩みを進めてください!
本日、1・2年生が校歌練習を行いました。
校歌は、世代を超えて在校生と卒業生をつなぐ不変の絆。先輩たちがそうだったように、私たちもこの歌に誇りを託し、受け継いでいきたい。
最初は控えめだった声も、歌詞の意味を理解し練習を重ねるうちに次第に大きくなり、最後には背筋を伸ばし、堂々と歌う姿が見られました。

3月3日の卒業式では、心をこめた最高の校歌を響かせ、3年生を送り出しましょう!
今年で4回目を迎えた「岩美町観光PRポスター」プロジェクト。岩美高校の生徒たちが、高校生ならではの視点で岩美町の魅力を発掘し、ポスターをデザインするこの取り組み。今年も3名の生徒が、個性あふれるポスターを制作しました。
岩美町、岩美町観光協会、そして岩美高等学校が協力し、岩美町の魅力を広く発信するこのプロジェクト。新作ポスターのお披露目会が、本日、岩美町役場で開催されました。

お披露目会には、長戸岩美町長、岩美町観光協会の田中副会長が出席し、生徒たちは少し緊張した面持ちで迎えられました。今回ポスターを制作したのは、1年生の安達さん、2年生の川部さん、佐藤さんの3名。それぞれが作品に込めた想いを語りました。
2年連続でポスターを作成してくれた佐藤さんは、
「岩美町の美しい夜空と海を描きました。特にこだわったのは星空の表現。鳥取県は星がきれいに見える場所なので、夜の海の美しさも伝えたかったです。"こんばんは。"というフレーズにも注目してほしいです。」と、自身の作品に込めた思いを力強く語りました。
初挑戦の安達さんは、「岩美の透き通る海と、そこで楽しめるマリンスポーツを前面に出してデザインしました。岩美の海が大好きなので、このポスターを見た人が岩美に訪れるきっかけになればうれしいです。」と、照れながらも熱い想いを語りました。
生徒たちの力作を前に、長戸岩美町長は、「今年も素晴らしい作品をありがとうございます。この経験が、皆さんの未来にとって大きな財産となることを願っています。私たちも全国の皆さんに作品を見ていただき、岩美町に興味を持ってもらえるようしっかりPRしていきます。」と、生徒たちの努力を称えました。
田中副会長も、「学業で忙しい中、これだけ素晴らしい作品を作ってくれて本当にありがとうございます。」と、感謝の言葉を述べました。
最後に辻中校長は、「生徒たちが岩美町への理解を深め、創造力を高める素晴らしい機会になっています。この取り組みは県外の高校にも広まり、大変好評をいただいています。」と、このプロジェクトの重要性を語りました。
生徒たちがデザインしたポスターは、県内はもちろん、関西の駅などにも掲示予定。岩美町の美しい風景や文化を、全国へと発信します。高校生たちの想いが込められたポスターが、多くの観光客の心を動かし、新たな旅のきっかけとなることでしょう。
岩美町の魅力を全国へ!生徒たちの作品に、ぜひご注目ください。

当日の様子が、日本海新聞に掲載されました。

本日、公共(主権者教育)授業の一環として、岩美町役場 総務課の植田さんを講師に迎え、「選挙」について詳しく学ぶ特別授業が開催されました。

選挙権は18歳から--その意味とは?
授業では、まず選挙の基本を押さえるクイズからスタート。投票用紙の素材や、インターネット投票の可否など、生徒たちの興味を引きつける話題が投げかけられました。さらに、選挙管理委員会の役割や政治と生活のつながり、さまざまな選挙の種類についても詳しく解説があり、「なぜ18歳から選挙権が引き上げになったのか」について背景や経緯を説明いただきました。
続いて、実際の投票の流れを学習。投票所入場券が郵送される仕組みから、投票先を決めるための情報収集、投票所での手続き、記入時の注意点まで教えていただきました。
いざ、模擬投票!
説明を聞いた後、受付役3名を任命し、生徒全員が、本番さながらの模擬投票を行いました。事前に読んでいた選挙公報を参考にして、投票先を決めます。幼いころ保護者に連れられて投票場に行ったことがある生徒も多く、模擬投票は厳粛に、そして大変スムーズに進みました。開票も行い、投票の流れがよく理解できたようでした。


「選ぶ」ことの大切さ--
一人一人の票が未来を変える。今回の授業を通じて、生徒たちは自分たちが持つ選挙権の重みを実感したことでしょう。まもなく迎える18歳、そしてその先の未来に向けて、今日の学びが生きることでしょう。
本日、第38回 鳥取県立岩美高等学校 吹奏楽部 Blue Martin Jazz Orchestra 定期演奏会が、岩美町立中央公民館のいわみんホールで開かれました。
今年の演奏会は、大寒波にみまわれ、路面に積雪が多い日の開催となりましたが、町内外より100名ちかくの方々にお越しいただきました。ご来場の皆様、本当にありがとうございました。
♪第一部:ビッグバンドの真髄、炸裂!
幕開けを飾ったのは、スウィングジャズの名曲「Sing Sing Sing」。軽快なビートに乗せて会場の手拍子が響き渡り、演奏会は一気に盛り上がりました。
つづいてアップテンポなナンバー「It Don't Mean a Thing」、しっとりとしたメロディーが心に響く「Moonlight Serenade」と部員たちは、練習の努力と成果を惜しみなく披露しました。演奏曲の中には、会場の誰もがおそらく一度は耳にしたことがあるだろうという有名な曲もふくまれており、会場は、終始盛り上がっていました。
第1部の最後の曲は、岩美高校の看板曲ともいえる「名探偵コナンメインテーマ」。3年生の植田さんのサックスソロパートが、さらにパワーアップし、迫力のある演奏が会場に響き渡りました。
第一部で演奏された曲は、
SingSing Sing, It Don't Mean a Thing, Moonlight Serenade, In The Mood, 名探偵コナンメインテーマ。

♪第二部:少人数ステージの妙技
Alto Saxophone独奏では、「花は咲く」が演奏され、美しい独奏に、会場の方々はしっとりと耳を傾けていました。

コンボ曲では、1曲ずつ異なる部員で演奏を展開していきました。演奏の前には、それぞれのチームの名前の由来を説明し、面白おかしく名付けられた名前にチームの個性が感じられました。
コンボ曲での演奏は、

The Chicken

Blue Monk

Cantaloupe Island

Water melon Man

Tenor Madness
♪第三部:サクソフォンアンサンブル & ビッグバンドの圧巻フィナーレ
第3部の演奏は、はじめにサクソフォンアンサンブル。
サクソフォン演奏部員が、サクソフォンの儚いメロディーの曲を美しい音色で力いっぱい演奏しました。演奏の後には、サクソフォン部員の苦労話なども聞け、厳しく自らスキルアップした様子がうかがえました。
サクソフォンアンサンブルで演奏された曲は、さくらのうた~FIVE、生命の奇跡。

最後は、ビッグバンドでの演奏。
ビッグバンドの演奏は、迫力があり、なによりも吹奏楽部の固く結ばれたチームワークが感じられます。圧巻のグルーヴで観客をジャズの世界へ引き込んでいました。
ビッグバンドでの演奏曲は、Spain、ルパン三世テーマ 80、Perdido、シーズン・イン・ザ・サン。

全演奏が終わった後、アンコールをいただき、演奏したのは「学園天国」。
再度、会場全体が楽しく温かくなるような曲で締めくくりました。
★涙と感動のエンディング
フィナーレを迎え、引退を迎える3年生の植田さんと中尾さんが、3年間の思い出を涙ながらに語る場面も。彼らが歩んできた音楽の道、その努力と情熱が、みなさんに届いたのではないでしょうか。

岩美高校 Blue Martin Jazz Orchestra の名は、今や鳥取県のみならず全国へと響き渡っています。
毎年成長し続ける彼らの演奏は、聴く人の心に新たな感動を刻み続けることでしょう。
