同窓会

第19回同窓会 体験発表②(佐々木はなえさん)

2020年1月30日 17時16分
 

 「私が今、頑張っていること」 
        平成8年度高等部卒業 佐々木はなえ


 私は、平成8年度に高等部を卒業し、広島にある障害者職業能力開発校に進学しました。元来ぶきっちょな私は、パソコンもしなくてもいいし、裁縫しなくてもいいという、ミーハーな理由で、インテリア表具科を選びました。でも、表具は、ふすまや障子、掛け軸を作るところ。採寸しなくてはいけないし、掛け軸は、風帯(ふうたい)という物を付けるのに 裁縫しなくてはいけませんでした。それに、寸分違えば掛け軸やふすまはできません。私が続けていくのは、難しいと感じました。

 私は広島の学校を卒業後帰省し、20歳になった12月、今の「おおぞら」に就職しました。最近は作業所での仕事以外に、米子市役所の「福祉の店」にいることも多くなりました。市役所の「福祉の店」は 今年で11年目、作業所に勤務してからは21年目になります。

 仕事以外では、当事者活動の会「りっぷるの会」に参加しています。障がいのある方々が集まって、音楽や旅行など様々な活動をしています。旅行は自分達で企画をし、バスは日本交通旅行社の方にご協力いただきました。今まで、神戸や岡山などに行きました。
 これからも仕事も「りっぷるの会」も がんばっていきたいと思います。