企業の採用ご担当者様へ  

琴の浦高等特別支援学校では、社会人として一般企業等で働くために必要な力の育成を行っています。

社会人としての基礎的な力

 職場を含め社会での活動の中では、 思いやりや公共心、倫理観、基礎的なマナー等の「人間性、基礎的な生活習慣」の土台がまず必要です。その土台をしっかりと育み、さらにその上に、職業人として必要な基礎的な態度や習慣を育てていきます。指示を待つのではなく、自らやるべきことを見つけ、積極的に取り組む主体的な力、目標に向かって周りの人と協力して働く力などを、基礎的な力として育成します。

専門的な知識や技能

 2学科6作業種を設け、下記のような実習を通して職業教育に取り組み、専門的な知識や技能の習得を図ります。
  • パン製造を主とした食品製造  
  • 水耕栽培施設を利用した野菜の生産  
  • 商品の運搬、梱包、陳列を含めた商品管理  
  • 建物やホテル客室の清掃やベッドメイク  
  • 喫茶等の接遇、軽食等の提供  
  • ヘルパー2級程度の介護  
  • コンピュータでのデータ入力 

現場実習にご協力いただける事業所様を探しています。  

 琴の浦高等特別支援学校では、実際の職場で働く経験を通して、仕事への意欲や知識・技能、職場でのマナー等をさらに高めるとともに、自分の進路について具体的に考える機会とするため、現場実習(産業現場における実習)を計画しています。

現場実習Q&A
Q1 現場実習って何ですか?
本校の生徒は、知的障がいがありますが、学校卒業後、一般企業への就職を目指しています。それに向けて、学校で身につけた働く力を実際の現場で実践し、卒業後の進路に結び付けたり、自分の課題に気付くことを目標とした活動です。
校内の学習

実際の職場で実践⇓
現場実習



Q2 実施時期、実習時間などを教えて下さい。

時期:年間2回、それぞれ10日間程度実施します。
 時期 予定日数
実施学年

7月頃

10日間 
1年生・2年生 
1~2月頃 
10日間 
1年生・2年生 
*3年生では、雇用を前提とした定着実習を随時お願いします。
実習時間…9:00~17:00の8時間以内を基本とします。
休日:土日祝日と事業所が定めている休業日です。
*事業所の就業規則や生徒の実態を考慮して決めていきます。

Q3 実習受け入れの手続きを教えて下さい。
実習の約2か月前から随時打ち合わせをしていきます。
 期日 流れ 
内容 
 2か月前 実習依頼 
生徒の実態伝達と受け入れの承諾を頂きます。 
 1か月前 内容打ち合わせ
依頼書等提出
実習内容の詳細な打ち合わせ会を持たせて頂きます。学校からの依頼書等を提出します。 
 2週間前 生徒事前訪問 
必要に応じて、生徒本人が訪問し、実習内容等の確認と職場の見学をさせて頂きます。 
  実習 
 約10日間の実習を行います。
 実習最終日の前日
またはその前々日
評価の聞き取り
および評価表提出 
担当教員が実習中の様子や課題を聞き取ります。 (実習先には評価表の記入をお願いします。)

Q4 受け入れ経験がないのですが、サポートはありますか?

・実習中は、教員が実習先を巡回し、必要に応じて生徒に指導を行います。また障がいのある生徒への対応の仕方、適した作業内容や指示の仕方などについてもご遠慮なくご相談下さい。
・通勤途上や実習先の不慮の事故等につきましては、日本スポーツ振興センターの共済制度、インターンシップ・ボランティア等体験活動保険で対応します。


障がい者の雇用を検討されている事業所様の相談をお受けします。  

障がい者雇用の制度や助成、県内の障がい者の就労の様子等、就労に関わる情報提供や、障がい者の雇用に向けての相談をお受けします。
 

民間企業の法定雇用率は2.3%です。

【連絡先】鳥取県立琴の浦高等特別支援学校 0858-55-6477
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