日誌

海洋科2年イカ釣り航海が始まりました。

2013年9月9日 08時29分
2年生

9月7日(土)の午後3時30分に境港を出港しました。
 雨が降りしきる中、出港に駆けつけていだいた皆様には大変ありがとうございました。
今回の実習では、島根県沖合で白イカ(ケンサキイカ)を狙った操業実習を行います。
夕方から深夜にかけての操業で昼夜逆転の生活ですが、辛さにめげずやり遂げてもらいたいと思います。また、イカの解剖やスラリーアイス(海水から作ったシャーベット状の氷)と砕氷での鮮度維持試験、海洋観測などを行い、イカ釣りについての理解を深めてきます。

昨日(9月8日)から操業が始まっています。白いか狙いのはずが、なぜかしまめ(スルメイカ)が521ハイ釣れたようです。

<9月7日の様子>

      -出港式の様子-

                     -出港前の様子-

マリンスタディー航海実習

2013年8月12日 09時21分
マリンスタディー航海実習(8月8~10日)を終えました。

 選択科目のマリンスタディーを受講している生徒は、授業で海についての基礎的な学習やマリンスポーツついて学び、隠岐のすばらしい海でマリンスポーツを体験しました。
 3日間ともに、涼しく過ごしやすい天気でしたが、連日の時化で波が高く、実習海域の変更を余儀なくされ、一部予定を変更することになりました。海での実習は自然相手になるため、このようなことがよくあります。幸いなことに、実習生はマリンスポーツを十分楽しむことが出来ました。

<実習中の様子>
 
        夕食は焼肉です。              ウインドサーフィン
 
        本日の大物             若鳥丸からゴムボートで実習場所へ移動








 

沖縄潜水航海(7月19日)

2013年7月20日 16時19分
3年生

7月19日 全員無事境港へ帰港しました!

【指導教官の日報一部抜粋】
7月19日
 昨夜よりは若干風がおさまりました。気温も低めに感じ取れた朝です。体操のあと朝食、7:30より揚錨開始、7:40境港に針路を向け最後の航海となりました。西寄りの風が吹く中、左舷側よりうねりを受けながら横揺れをしながら船内大掃除を開始しました。この航海だけでなく,3年間の思いと感謝を込めて一生懸命天井、壁、床の汚れを丁寧にきれいに拭き取りました。何も分からず戸惑っていた1年次での下関航海。船酔いに苦しんだ2年次でのイカ釣り実習とオーストラリア国際航海。そして、神秘の世界との遭遇、協調性ときまりの厳守が当たり前に思うようになった沖縄潜水航海。
 本当に成長した生徒。船長や乗組員、指導教官の思いを理解し行動することができるようになりました。特に、入港時の整列したままの姿勢で、身動きせず入港作業が無事終了するまで心を一つにして緊張感を保ちました。この航海で、成長したのは生徒だけではありません。指導教官の私も成長させていただきました。生徒と共に育ちました。
 下船式においても、実習生代表が生徒全員の若鳥丸に対する感謝の気持ち、実習ができる喜びと支えてくれた多くの人々への感謝の気持ち、安全な実習と航海で無事境港に帰港できたことに対する感謝の気持ちを述べました。本日下船しますが、本当の実習の成果は、今後の陸上での生活で現れてきます。しっかりとこの気持ちを継続させて下さい。今夜からは、揺れない床でゆっくり休んで下さい。お疲れさま。そしてありがとうございました。

<隠岐での釣果>
  
  
<最終日の様子>
  

潜水航海実習(7月17日)

2013年7月17日 18時34分
3年生

7月17日 12:00現在 隠岐那須の瀬錨泊中>
(外気:27.3℃ 水温:25.3℃ 風向/力:SW/5 気圧:1011.5hPa 天候:bc)
 
本日は底釣り実習です。午前中の釣果ですが・・・カワハギを中心にチダイ、イサキ、アカミズ等が釣れています。ボウズの生徒はいないようです。明日はいよいよ境港に戻ってきます!

明日(18日)の予定 11:00 境港入港 15:00下船式

<実習の様子>
 

沖縄潜水航海(7月16日)

2013年7月16日 18時19分
3年生

7月16日 12:00現在 島根県浜田市沖合航行中
 (外気:30.0℃ 水温:26.7℃ 風向/力:SSW/3 気圧:1013.8hPa 天候:bc)

本日18:35に、隠岐那須の瀬投錨予定です。残りの航海もあとわずかになりました。

【指導教官からの日報一部抜粋】
7月14日
 昨夜の雨も止み曇天の朝を迎え、岸壁において体操をしました。出港後まもなく雨が降り、視界も良くなく明石海峡大橋がぼんやりと前方に見えました。今日の航海は、海上交通安全法で定められている瀬戸内海の航路を航行します。航路内で漁ろうに従事している船舶も多く、その船舶を避航しなければなりません。気が抜けず潮の流れが速く操舵が困難な当直になります。岡山県水島沖では、昨年の卒業生より船舶電話があり、彼も今水島港に入港したとのことでした。若鳥丸の乗船実習で将来の進路を決め、商船で働いています。乗船実習で多くのことを学び、成長したことがきっかけとなりました。
 海上技術短期大学に進学希望の生徒は、クロスベアリングで本船の位置を海図に記入することや航法のことを詳しく学んでいました。また、来島海峡航路では、順潮(船尾より潮が流れる)だったので操船がしずらく、実習生が舵を取ることが出来ませんでした。航路に入るときは4ノット、航路の途中では5ノットでした。生徒は海面の様子(潮流の速さ)に驚いていました。
 今日は、SPI2の模試や進路L.H.Rを行いました。ミーティングでは、残り数日となったこの航海、気を緩めることなく、実習の目的を今一度把握し、最後まで船内生活の規律を守り、自分の役割をしっかりと全うすることを確認しました。

<実習の様子>
   

沖縄潜水航海(7月11日)

2013年7月11日 19時42分
3年生

7月11日 12:00現在 南西諸島沖合航行中
( 外気:28.4℃ 水温:28.2℃ 風向/力:East/3 気圧:1012.5hPa 天候:c)

【指導教官からの日報一部抜粋】
7月10日
 台風の接近の影響はなく昨日同様に暑い朝を迎えました。昨日のミーティングの効果が出て全員時間が守れました。これは夕方の掃除まできちんと出来ました。台風の接近のために、出港時刻を早め10:00にしました。出港時は、風も5m/s以下で気温も上昇中で台風の影響はまだありません。順調に沖縄島の西岸を北上し、伊平屋島での変針点あたりから、太平洋からの波長の長い緩やかなうねり(波高1.5~2m)が入ってきました。風浪の影響はほとんどありません。その後はジャイロコース043°で航行中です。明朝までに沖永良部島、徳之島、奄美大島の西岸を航行し、太平洋に入ります。そうすれば黒潮の影響でスピードの増してきます。
 船酔いをしている生徒は数名いますが、その他の生徒は、疲れてはいるものの健康です。

<実習生の様子>
 

沖縄潜水実習(7月10日)

2013年7月10日 19時27分

7月10日(水) 12:00現在 沖縄本島沖合航行中
(外気:29.7℃ 水温:29.8℃ 風向/力:North/3 気圧:1009.8hPa 天候:b)

本日10時に那覇港を出港し、次の寄港地(神戸)に向けて航行中です。

<指導教官からの日報を一部抜粋>
7月8日
 2時間バスに揺られ美ら海水族館に到着、水族館の見学をしました。バスで移動し他に寄らないため、生徒はお土産をここで多く買っていました。水族館は、多くの職員の方による努力があって、多くの水生動物たちが訪れる多くのお客さんに笑顔をもたらし、興味関心を引いていました。集合時間近くになり突然のスコールの襲撃、これもまた良い思い出となりました。
 次のむら咲きむらでの体験学習では、各々が前もって希望していた場所で沖縄にちなんだ体験学習をしていました。沖縄ならではのオリジナルなお土産が出来ました。
 若鳥丸に近づくに従い、バスの中でいろいろ楽しませてくださったガイドさんとの別れを惜しみ、涙でなく笑顔での別れを惜しみ、全員で歌やジェスチャーで盛り上げました。本日一日本当にありがとうございました。
  生徒は、疲れてはいるものの健康です。

<7月8、9日の様子>
バスの運転手さんとガイドさんと一緒に記念撮影


むら咲きむらでの体験学習
  

沖縄潜水航海(7月8日)

2013年7月8日 12時53分

7月8日 12:00現在 那覇港6号岸壁係船中
(風向/力:NW/3 天候:bc 気圧:1015.3hPa 外気:30.5℃ 水温:29.0℃)
 今日も沖縄は晴天です。
 7月5、6日のマリンスポーツ実習(ダイビングとウインドサーフィン、シーカヤック)を無事終えました。本日は、ちゅら海水族館見学に行っています。

<7月5~7日の様子>
  

  




 

沖縄潜水航海(7月5日)

2013年7月5日 12時02分

7月5日 12:00現在 慶良間ダイビングポイント海域錨泊中
(外気:30.0℃ 水温:28.1℃ 風向/力:SSW/5 気圧:1010.8hPa 天候:bc)
 
【指導教官の日報から一部抜粋】
7月4日
 昨日同様、曇天の朝を迎えました。波高は、昨日に比べて低くなりましたが、プロムナードデッキは昨日からの波しぶきでぬれていました。よく考えてみるとアンチローリングタンクが故障しているので、オーストラリア航海の時と揺れが異なり、船酔いをする生徒が多かったのだと思います。
 午前中に課題を行いましたが、数名の生徒は課題が終わった者もいます。反面、船酔いで課題に手が着かない者も数名いました。昼食は、冷やし中華とアンマンだったため、箸の進みがよかったです。午後の講義では、潜水集中訓練のおさらいをしました。それぞれの班の利用する船名やインストラクター名もはっきりとし、潜水実習に向けて気持ちが向かってきたようです。
 夕食も船酔いの生徒が多く食欲がなく心配していましたが、20:00からのミーティングでは、明日からの実習オリエンテーションも行ったので、真剣に話を聞いていました。夜になり、船の揺れは少し落ちてきました。
<ダイビングに向けて気合空回り?>    <窓から見える波の様子>
 
    <昼食のメニュー>

沖縄潜水航海(7月4日)

2013年7月4日 17時38分


7月4日(木)12:00現在 トカラ列島沖合航行中(N29-34.4  E128-21.2)
(外気:29.0℃ 水温:28.6℃ 風向/力:SW/5 気圧:1008.6hPa 天候:C)

【指導教官からの日報一部抜粋】
7月3日(水)
 9時くらいから風雨とうねりが激しくなり、船首には大きな波がたたきつけています。 船酔いで課題に手をつけられない生徒も数名いました。昼過ぎより、波高が徐々に高くなり、うねりと潮流の関係上、波高のわりには船体の揺れが縦揺れ(Pitching)だけでなく、妙な横揺れも混ざり、夕食後はほとんど生徒がダウンでした。ミーティング後は早々にベットに入り、体を休めていました。掃除、読書、当直は船酔いに耐えながら頑張ってこなしました。この航海の最初の試練ではないでしょうか?各自が自己の体調管理をしっかりこなし、自分の役割を全うするよいチャンスです。

     <船首から受ける波>            <生徒による操舵>
波しぶき 操舵