日誌

　壮行会は，生徒会執行部員による「手作り応援動画」で開幕。

　会場となった体育館の大型スクリーンに，野球部員が日々練習する様子が記録された応援動画が，感動的な楽曲とともに流されたました。

　その後，校旗を先頭に選手がステージに登壇。校長先生の壮行の言葉に続いて、生徒会長からの激励の言葉が述べられた後，野球部部長である守本さんが決意表明を行いました。”もちろん，甲子園出場を目指す！”という頼もしい決意表明でした。

　東高の試合は，大会初日となる７月８日（土），開幕戦として倉吉総合産業高校と対戦します。皆様，応援をよろしくお願いします。

　不思議なもので，ふだんの練習であればどこかしら面倒くさく感じられるこうしたトレーニングも，一緒にやると実に楽しく，そして集中して取り組めました。時間があっという間に過ぎていきました。

　仕上げはダッシュ。ジャマイカ公式ユニフォームに身をまとい，コーチの合図でスタートダッシュの練習をし，交流を終えました。

　お礼に，陸上部員手作りの記念品を３名のジャマイカ高校生に贈りました。とても喜んでもらえました。

　お互いに大好きな陸上をとおした交流。画像が物語るとおり，まさしく "Let's get together and feel alright!" を体感できた，素晴らしい１日となりました。そして，素敵な創立記念日となりました。

　アラーナさん，シャクェインさん，アリアさん，どうもありがとう。また会いましょう！

　そして，６月25日（日）の大会で最高のレースができることを祈っています！

　書道の授業では，ジャマイカ高校生も含めて３つのグループに分かれてスタート。東高生がお手本を示し，書き順やポイントを英語で説明して，ジャマイカ高校生をサポートしました。

　ウォームアップは「一」と「上」。来るレースで，ジャマイカ高校生に一番になってトップを獲ってほしいという願いを込めました。墨汁を使うのも毛筆で書くのも初めてのジャマイカ高校生。戸惑いながらも興味津々な様子でトライしていました。

　続いて「友」と「愛」。東高からの思いを託し，東高生と一緒に心を込めて書きました。

　「鳥取東高で授業を受けた記念に…」と渡された色紙に書く文字として３名が選んだのは「友」。なかなかの出来ばえにご満悦の様子でした。

　ゆったりと流れる時間の中で，互いの心と心がつながった，素敵な時間でした。

　日本の10代に人気のお菓子について，東高生から英語のプレゼンテーションを受けた後，グループ別に英語で様々な話題について英語でやり取りしました。

　時間が経つたび，お互いの距離がぐっと縮まっていくのが感じられるような，そんな温かみのあるコミュニケーションが交わされていました。さすがは東高生！

　訪問してくれたのは，左から順に，シャクェイン・ゴードンさん（16歳），アラーナ・レイドさん（18歳）そしてアリア・ベイカーさん（17歳）の３名。

　３名の高校生は，６月25日（日）に，やまたスポーツパーク陸上競技場で開催される「布勢スプリント」に出場するため，鳥取県から招待されました。

　３名とも短距離を得意とするスーパーアスリート。アラーナさんは，女子100mでジャマイカU-20の記録保持者だそうです。（記録 10秒42）

　週末の試合に先立ち，青少年交流として本校を訪問。東高生と一緒に２時間の授業体験をしました。

　同窓生の皆様。

　鳥取東高は，建学の精神「克己」「親和」「進取」を今後も実践し，情熱を持ち続け，果敢に挑戦し，自分を大切にするとともに仲間への思いやりも決して忘れない，そういう生き方を貫く人財の育成に努め，「次の100年」に向かってまいります。今後もご声援・ご協力くださいますよう，よろしくお願いします。

　地域の皆様。

　いつも温かく，そして時に厳しく，本校生徒を見守ってくださりありがとうございます。高校生であると同時に，鳥取という地域を作る社会の一員であるとの自覚と責任を生徒に育み，豊かな地域づくりに貢献できる教育を本校は推進し続けます。今後もどうぞご指導くださいますよう，お願いします。

　中学生の皆さん。

　鳥取東高は「規律ある自由」を校風とする学び舎。「安心して頑張れる学校」です。先輩達も日々，学校生活を大切にして学習，部活動，学校行事に取り組んでいます。ぜひ，東高に入学し，自分を高めてみませんか。

　この模擬国連大会には全国から約70校・約600名が参加します。かなり規模の大きな大会です。

　参加生徒は割り当てれた国家の国連大使を務めます。大使は，担当する国家の国益と国際益を考え，議題について他国を代表する大使と熱く議論し，交渉します。

　今年の議題は，ずばり，「教育」。

　近年重視されるようになったSGDsにも次の目標が掲げられていますよね。「目標４　質の高い教育をみんなに」

　事実，現在の世界は児童労働や教育格差，識字率等，教育に関する様々な問題を抱えています。

　今回私たちは，この大会における積極的な活動をとおして，このような国際問題に対する理解と識見を深め，課題意識をより高めるとともに，自らの世界観を広げ，それぞれの進路展望や生き方につなげたいと思います。

　ほとんどの生徒にとって，こうした模擬国連大会に参加するのは初のこと。このこと自体，大きなチャレンジです。

　でもそれは同時に，自分の世界を広げる大きな一歩にもなりえます。レベルの高い会議や交渉に圧倒されることがあるかもしれませんが，国家を背負い，世界を作る大使としてしっかり準備し，最後まで精一杯取り組んできたいと思います。

※参考までに昨年度分（「西大和模擬国連大会2022」）の時の模様を紹介します。