第3学年「選挙出前講座」
2019年10月24日 19時24分 10月24日(木)LHRの時間を使い、3年生が主権者教育に関する「選挙出前講座」を受講しました。鳥取県選挙管理委員会事務局の方にご来校いただき、はじめに進藤隆志係長より、選挙の意義や選挙権年齢が引き下げられた理由、選挙の仕組み、具体的な投票の手順等をお話していただきました。
選挙権年齢の引き下げについては、世界の9割の国が18歳選挙権であること、若年層の政治参加により民主主義の土台の強化し、若年層の声を政治に反映させるねらいであることなどを説明されました。また、今春の県知事選挙や夏の参議院議員選挙の投票率の現状の具体的な数値も提示されました。
従来の社会保障制度が高齢者向けのものが優先されてきた現状に触れ、政治家は当選するために投票率の高い年齢層をターゲットするので、若年層が政治に関心を持っていることを政治家に示す意味が投票行動にはある、という話をされました。
その後、実際に選挙で使用する機材を使って模擬投票を体験しました。3年生の中にはすでに満18歳になり、選挙権を獲得している生徒も多くいます。今後の選挙では自分の意志や意見を1票に乗せて投じてくれることを期待しています。