第3学年自己表現力育成講演会
2020年6月25日 16時20分 6月25日(木)鳥取大学教育支援・国際交流推進機構入学センターの山田貴光先生をお招きして、3年生を対象に自己表現力育成講演会を実施しました。
今後、就職、進学に向けて書類を作成し、面接に臨んでいくに当たって自分をアピールする方法のみならず、その前提としての進路を選択するにあたっての心構えからお話しいただきました。
まず、進路選択については、「人生に“正解”はなく、自分で切り開く必要がある」ので、進路選択も「自分の意思」が重要であり、その「意思」を、選考する側は出願書類や面接で見ているのだと話されました。高校時代の活動履歴を語る場合も結果ではなく、困難な場面にどう行動したかなどのプロセスを語れることが大切だと語られました。
また、「言いたいことが伝わらない理由」として、「書類を読んだり、面接をしたりするのは見知らぬ大人であり、友だちに対するのと同じ表現では伝わらないこと」「高校生は【事実】と【意見】を混同して文章や言葉を表現しがちであり、知らない大人には主観的な感情や判断は理解されないこと」を挙げられました。
最後に、昨今の状況について、先が見えない時代だからこそこれまで以上に求められるのは「困難」に直面しても立ち向かう力だと語られ、講演を締めくくられました。
生徒たちは、懸命にメモを取りながら真剣に聴いていました。講演の後、生徒代表がお礼のことばを述べ、講演会を終えました。