校長日誌

【「わくフェス」を終えて(10.19)】

2024年10月19日 16時45分

みなさん、本当にお疲れさまでした。

私の感想です。まず、子どもたちについて。欠席の子も含めて、今日という大きな舞台、また、これまでの練習、準備、学びを通して、たくさんのことを実感したんだろうなと思います。子どもたちを見ていて、私が思ったのは4つ。まずは、「人に伝える楽しさ、大切さ」そこを実感したのかなと思います。また、2つめとして、「自分を認められる喜び」、ここにいれば自分がしたことを認めてもらえる、そんなことを実感したのかなと思います。そして、3つめは、「たくさんの人が自分の味方でいてくれている」という安心感。そして、4つめ、「学ぶって楽しい」そんなことを、言葉ではなく、実感として感じる、そんないい機会になったのかなと思います。

保護者のみなさんも、本当にみなさんが、いい顔をされていました。関係の方もたくさん来ていただいて、たくさんの拍手を送っていただいて、本当にありがたく思いました。その中でも、私が印象に残ったのは、昨年は、あるおばあさんでしたが、今日は、ご親族で来られていたみなさんです。最後のエンディングまでおられて、自分の子や孫ではない子の発表を真剣に聞き、誰よりも大きな拍手をされていました。すごくありがたくて、すごくあったかい気持ちにさせてもらったような気がします。

そして、最後に、先生方。一言で言うと、「本当に、すごい。」昨日も、「頭が下がる思いだ」と言いましたが、展示されている作品や、発表へのアイデア、準備、そして、子どもたちの良さを引き出す指導、と、本当に大変だったことと思いますが、皆さんのがんばりに、改めて頭が下がる思いです。

実は、私は、高等部1組の発表で、生徒がつくった歌に、妙に感動してしまいました。その中に、「君がいて救われ、あした輝く」という歌詞があったんですが、きっとその生徒は、いや、鳥養の子どもたちは、「わくフェス」を自分より楽しんでいる先生たちや、自分よりも自分ができたことを喜んでくれる先生たち。自分よりも自分のことに真剣になってくれる先生たちが、そばにいて、きっと、救われて、明日も輝けるようにがんばろう、そんな気持ちになっているんだろうなと勝手に想像し、勝手に嬉しくなりました。

今日まで、チーフをはじめとする児童生徒会担当の先生方、そして、部長をはじめとする豊かな体験部のみなさんの丁寧な企画と準備、そして、最前線で闘われた各学部の先生方のがんばり、本当にありがとうございました。また、そこを支えた、養護教諭、看護師、介助職員、給食に関わる皆さん、警備員、ワークセンター、そして、事務室、一人一人の役割があって、今日の大きな一日があったんだと、改めて感じているところです。本当にありがとうございました。