【東部地区特別支援学校福祉セミナー(9.17)】
2025年9月17日 16時45分<開会行事 あいさつ>
本年度、本セミナーの事務局をしております、鳥取養護学校 校長の中谷と申します。本日のセミナー開催にあたり、東部地区の特別支援学校を代表してご挨拶申し上げます。
鳥取県内における「障がい福祉」について、みなさんは今、どのような実感を持たれているでしょうか。「まだまだ厳しい状況にある」そういった実感の方が多いのも現実かもしれません。ただ、以前と比べ、一歩ずつではありますが、確実に、充実してきていることも間違いありません。それもひとえに、本日お集まりの皆様方をはじめ、多くの事業所、福祉関係者等の皆様のご理解とご協力のたまものであり、この場をお借りし心より感謝申し上げます。また、一方で「よく知らない」「よくわからない」と言われる方も多いのではないでしょうか。本セミナーは「障がい福祉サービス」の概要や県東部圏域の「障がい福祉サービス事業所」の活動内容等について、まずは知る機会を設定することで、生徒本人、保護者、福祉関係機関、そして学校が、より連携をとりながら進んでいけるようにと、今から十数年も前に、特別支援学校の教職員によって立ち上げられ今なお、受け継がれてきているものです。今日の機会が、将来の豊かな生き方に夢を抱く子どもたちと、その夢の実現に向けた伴走者であろうとされている福祉関係の皆様をつなぐ、有意義な一日となりますことを願ってやみません。どうぞ、より主体的な参画をお願いできたらと思います。最後になりましたが、ご講演を快く引き受けていただいた、鳥取県福祉保健部の眞野様、米澤様をはじめ、事業所説明会に参加していただく各事業所の皆様に、心より感謝申し上げ、そして本日の盛会を祈念して開会の挨拶といたします。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。
<閉会行事 あいさつ>
皆さん、今日のセミナーはいかがだったでしょうか。「障がい福祉サービス」の概要を知ることで、これまでとはちがった未来を描いた方、また、事業所とつながる「希望の糸」がはっきりと見えた生徒もいるかもしれません。一方で、なかなか将来とのつながりが見えなかった方もいるかもしれません。どちらにしても言えるのは、今日の機会は、ゴールではなく、これから「障がい福祉」とつながっていく「きっかけ」であり、スタートである、ということではないかと思います。そのような、未来へつながる機会を提供していただいた、鳥取市障がい福祉課の担当様、各事業所、福祉関係者の皆様へ心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。また、本セミナーを開催するにあたりご尽力いただいた各特別支援学校の進路指導担当の皆様へ感謝するとともに、今日、参加された生徒の皆さんの未来が、希望に満ちあふれたものとなることを願い、閉会の挨拶といたします。本日はご参加いただき、誠にありがとうございました。