電気科 課題研究発表会
2019年2月1日 10時42分 1月21日(月)、3年生が1年間取り組んだ内容を、テーマごとの6つの班に分かれて発表する、「電気科 課題研究発表会」を行いました。
1)テクノボランティア(ボランティア) 班
「ボランティア」ってなに? から勉強を始め、学校内の清掃、近隣住宅の清掃、近くの保育園のペンキ塗り、等、様々なことをやってきました。
毎回、終わった後の「ありがとう」の言葉に励まされ、一年間頑張ることができました。
2)競技用ロボットの製作 班
10月21日(日)に、「山口きらら博記念公園多目的ドーム」で行われた「第26回全国高等学校ロボット競技大会 山口県大会」に出場するために、ロボットを製作してきました。
夏休み返上で、人が操縦する「リモコン型」と、プログラムによって自分自身で動いていく「自律型」の二種類のロボットを製作してきました。
発表の中では、実際のロボットによるデモンストレーションもあり、会場を沸かしていました。
3)テクノボランティア(電気工事) 班
昨年(2年生の時に)「第二種電気工事士」の免状を取得したメンバーにより編成された、もう一つのテクノボランティア班です。
近隣の保育園に出かけて、電気工事をさせていただきました。
作業の大変さを感じるとともに、電気のありがたさも感じた一年間でした。
4)LEDを用いた電子工作 班
LEDを使って、実際に使っていただいて役に立つものを製作しました。
バスケットボールの試合で使用する「ショットクロック(24秒計)」の置台を製作しました。
完成したものは「米子南高校」に寄贈し、実際に試合でも使っていただいています。
バスケットボールの試合で使用する、「ファール表示器」と「ホーン」、「ボールポゼション表示器」の機能を一台で実現する機器を製作しました。
ここ数年、毎年改良を加えていますが、今年は昨年度のものの「65%」までの小型化ができました。
こちらも、実際に西部地区のバスケットボールの試合で使っていただきました。
5)レスキューロボットの製作 班
今年の3年生が生まれた2000年は、10月に鳥取県西部地区を震源とした大きな地震が発生した年でした。
地震が起きたときに、被災地に取り残された人々を救助できるようなロボットを。毎年神戸市で行われている「レスキューロボットコンテスト」に向けて製作してきたロボットについて発表しました。
異なる役割を持った1号機、2号機、3号機、それぞれの役割、特徴、製作にあたっての苦労したところなどについて、発表しました。
「レスキューロボットの製作」班の6名は、1月31日に行われた「課題研究全体発表会」にも、電気科の代表として参加、3年生全員の前で発表してくれました。
6)電子回路の設計と製作 班
2年生の実習でも、実際に電子回路の基板を作ってみるのですが、今回は「どこまで基板を小さくできるか!」、にこだわってみました。
何回も回路図を書き直し、最初に作った基板の1/3まで小さくすることができました。
今年の発表会も、来年取り組む2年生や、1年生に参加してもらいました。
できたことの報告はもちろんですが、3年生からは「こんなことに苦労した」、「こんなことには注意しよう」、「これはできなかったので、来年やってみて」、など来年取り組む2年生に向けてのメッセージもたくさんありました。