令和2年度 調理コース3年生卒業作品展

2021年1月22日 15時45分
家庭学科

令和3年1月22日
 調理コース3年生19名は、卒業作品展を行いました。今年は感染症予防のため、様々な工夫を凝らしながらの開催となりました。
Go to the Bright Future ~明るい未来へ~というテーマで作品作りに取り組み、少しでも早く、明るい未来が訪れるように願いを込めました。
日本料理、西洋料理、中国料理、製菓、製パンの五つのチームに分かれて料理を作りました。

日本料理
   
西洋料理   
中国料理   
製菓   
製パン   
イベント  
それぞれのチームが若さ溢れる発想でダイナミックさと繊細さを上手く表現しました。本当にタイトルのように見ているだけで元気になり、明るくなるような作品でした。その他にもはらん切り作品の展示を行いました。また、今年は新たな取り組みで、調理の実演を行いました。参加していただいた保護者の前で、ハンバーグやオムライス、デコレーションケーキなどを作り会場を盛り上げました。
三年間の集大成として最高の作品を作って、見ていただくことができてよかったです。

調理コース1年生 保護者昼食会

2020年2月19日 15時37分
家庭学科

令和2年2月19日(水)
調理コース1年生は、1年間の集大成として、保護者を招待しての昼食会を企画しました。今回で19回目となるイベントで、1年生もこの昼食会を目標に技術を磨いてきました。
今回のテーマは「笑顔食堂」~いつもありがとう~です。その名の通り、作る人も食べる人も笑顔になるようなレストランを作りました。
メニュー決めや演出も生徒が中心となり考え、保護者の方も笑顔になり、大成功に終わりました。
<保護者の感想>
・10カ月の間にこんなにも、調理技術が上達していて感動しました。
・どの料理もとてもおいしくて料亭の料理を食べているみたいで感動しました。
・味付け、バランス、量、盛り付け、すべて良かった。     など

   
 蛇腹きゅうりのお漬物、大山鶏の五目ご飯、蛤のお吸い物を仕込みしています。春を意識した、盛り付けや、食材も添えました。 茶碗蒸しも大量です。スチームコンベクションオーブンという最新の機械を使い、とても滑らかな食感に仕上げます。春雨に蟹肉やブロッコリーなど地元の食材を使いました。 白菜で、大根、人参の市松模様を巻きました。すり鉢で滑らかになるまで胡麻をすり、たれを作りました。
   
 炊き合わせは、ねじり梅や、春筍、菜の花、海老、高野豆腐を盛り合わせました。それぞれに、適した調理方法や味、時間を考え作りました。 だし巻き卵は最もシンプルなプレーンにしました。全体の献立のバランスを考え決めました。一番シンプルなだけに難しくもありますが、練習の成果が発揮できて、上手に作れました。 天ぷらは、地元食材や春の食材を用意しました。
サツマイモ、海老、蕗の薹などです。下処理や、油の温度管理など、難しいことばかりでしたが、無事、完成させることができました。
   
 みんなで協力して、お膳を仕上げていきます。お皿の向きや、皿の汚れなど、注意するところもみんなで声を掛け合います。   「笑顔食堂」~いつもありがとう~ 定食 最初の挨拶でオープンしました。今日は笑顔で始まり、笑顔で終わります。
   
 お茶のサービスなども行い、お客様(保護者)とのコミュニケーションをはかります。気づかいや思いやりも、「笑顔」につながります。 今年は初めて、生徒の実演を披露しました。今回の献立で入っている、蛇腹キュウリ、大根の桂剥き、リンゴのリーフカットを見ていただきました。 そして、サプライズを企画しました。先輩から受け継いだ、牛乳プリンとフルーツ盛り合わせを用意しました。
   
 ばれないようにコッソリとフルーツカットを盛り付けています。サプライズなので・・・ 牛乳プリンにきれいに飾り切りしたフルーツカットを添えました。保護者の方々もとても喜んでくださいました。さらにサプライズがありました。テーブルのあるところに、子供たちからのメッセージカードが隠してありました。子供からの不意の手紙に、涙をこらえることができない様子でした。 最後のあいさつでは、これまでの苦労や、保護者の方々への感謝の気持ちが込み上げてきて、言葉につまりながらも、ちゃんと、「いつもありがとう」そして、「これからもお願いします」という感謝の気持ちを伝えることができました。
 

とっとり・おかやま新橋館での販売実習(報告)

2020年2月17日 12時36分
商業学科

2月15日(土)東京のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」にて、マーケティング分野選択者21名が販売実習を行いました。販売を開始した頃、生徒達は緊張と不安の表情を浮かべていました。しかし、時間が経つにつれ、大きな声を出したり、お客様にどのように販売したらいいのか考えたり、試行錯誤しながら販売していました。その結果、全ての商品を完売することができました。今回の販売実習では、生徒達にとって貴重な経験となりました。お買い上げいただいた全ての皆様、本当にありがとうございました。
 
 
 

調理コース2年生 食の匠料理講習会

2020年2月4日 17時55分
家庭学科

令和2年2月4日(火)
鳥取県調理師連合会が主催で行う料理講習会が今年も調理コース2年生を対象に本校で行われました。
2009年度から続く講習会で、今年で11回目となりました。
地元の旅館、レストラン等から9名の料理長、調理師の方に来ていただき料理を教えていただきました。

   
 地元で活躍されている調理師の方にたくさん来ていただいて、料理を教えていただけるので、しっかり技術を学びたいです。 まずは、魚のさばき方。鯛と鯵、白いか、甘海老の下し方を実演で見させていただきました。 アッと言う間に、終わりました。たくさんのお話を聞くこともできて、とても参考になりました。
   
 次に、飾り切りについて教えていただきました。
料理は味はもちろんだが、見た目がよくないと、商品の価値が上がらないと教わりました。
 きゅうりと人参だけでもこんなに、たくさんの飾り切りがあることにびっくりしました。 先ほどの魚と飾り切りを盛り合わせて見事なお造りを作っていただきました。やっぱり、料理は見た目も重要だということがよくわかりました。
   
 次に、巻き寿司を学びました。ネタが8種類も入った豪勢な太巻きです。具の量に合わせてシャリの量を調整したり、何より手際の良さが重要でした。 本当にアッと言う間の出来事です。あまりの速さに、生徒もおもわず、笑っちゃうほどでした! 各班に分かれて、先ほど見た料理を実際に作っていきます。
   
 魚をさばくのも、思った以上に難しく、調理師の方々に手伝ってもらいながら、作りました。 今年、和食の道に進む先輩も、お手伝いで来てくれました。これからどんどん経験を積んで、卒業後もこうして来てくれるとうれしいですね。 去年卒業し、和食の道に進んだ先輩も参加してくださり、成長した姿を見せてくれました。卒業してから、1年にも満たないですが、成長した姿を見ると、こうして、プロの方々に直接指導していただけるのはとても貴重な体験だなと感じました。

  

新商品の完成試食会を開きました‼

2020年1月21日 18時41分

令和2年1月20日(月)
家庭学科環境文化コースの3年生が、今年度2回目の新商品完成試食会を開きました。今回の新商品は、「ハブ茶ドーナツ」と「大山恋ひ緑の大豆ケーキ」です。
 「ハブ茶ドーナツ」は、学校の畑で自分たちが栽培し、収穫したえびす草の種(ハブ茶)を粉末にして混ぜ込んだドーナツです。たまご屋工房 風見鶏さんに製造して頂き、100円で販売します。
 「大山恋ひ緑の大豆ケーキ」は、こんにゃくや納豆で有名なはりまやさんから仕入れた大山恋ひ緑という大豆を使ったケーキです。
 今月26日(日)の日吉津アスパルでの販売を皮切りに、今後様々なイベントで販売する予定にしています。ぜひお買い求めください。

  
  

令和元年度 卒業作品展

2020年1月20日 09時08分
家庭学科

1月17日(金)
調理コース3年生は昨年11月頃から卒業作品展に向けて、日本料理、西洋料理、中国料理、製菓、製パンの5つのチームに分かれ、料理制作取り組んできました。
昨年のラグビー人気にあやかり、「ONE TEAM」の精神で、全員で最高の作品を作り上げました。

   
葉蘭切りでは、個性豊かな作品が仕上がりました。 各チームの作品に込めた思いを発表し、作品展はスタートしました。 たくさんの来場者にもお越しいただき、とても賑やかな作品展でした。生徒も一生懸命料理の説明をしていました。
   
 日本料理チーム 「タイトル」
   「和(こだわり)」~終わりなき旅~
 日本の伝統文化を色鮮やかに表現し、彩りや、盛り付けを細部までこだわり、アレンジしました。           集合写真
   
 西洋料理チーム 「タイトル」
   「2020 ~World  of  Japan~」
 東京オリンピックを控えた日本を、鳥取県特産野菜を使い、海外の食文化と融合させました。           集合写真
   
 中国料理チーム 「タイトル」
   「最後の審判 ~天国と地獄~」
 天国と地獄、白と黒、甘味と辛味など対比する2つのものを表現しました。我らの審判の扉が今開かれる!           集合写真
   
製菓チーム 「タイトル」
   「Patisserie  petit  Bonheur 
       ~幸せが訪れますように~」
 パティスリー プチ ボヌールとは小さな幸せという意味です。ケーキ屋さんをイメージし、色とりどりの小さなケーキを制作しました。           集合写真
   
 製パンチーム 「タイトル」
   「パン職人 ~あなたの知らない世界~」
バレンタイン、ハロウィン、クリスマスをイメージしたパンで四季を感じてください。           集合写真
 

遺伝子と食品について学ぶ

2019年12月18日 11時45分
家庭学科

 調理コース3年生は鳥取大学医学部保健学科 上田悦子先生よりゲノム編集食品などで最近話題の「遺伝子と食品」というテーマで授業を受けました。まず品種改良技術や遺伝子組み換え食品などについて講義を受け、続いて食品のDNA抽出実験をしました。さらに食料自給率の問題、食品表示など教えて頂き、消費者として確かな情報を取集し、自分で判断し食品を選択できるようになることの重要性を学びました。

世界の食文化を学ぶ

2019年12月10日 16時17分
家庭学科

 生活文化科3年生が、「世界の食文化」学習の一環として市内で料理・製菓教室をしておられる山﨑明美先生からイタリアの家庭料理「ピザ」と「ティラミス」を教わりました。生徒たちの質問にもたくさん答えていただき、外国の食文化や生活習慣などを知るきっかけとなりました。

  
 

ショップのロゴ作成

2019年12月6日 11時28分
商業学科

3年生商業科ビジネス情報分野の生徒たちのロゴ作品です。
作成したロゴは電子商取引のWebページ実習に活用しています。

高山シェフをお迎えした米子南高校特別授業

2019年11月19日 15時42分
家庭学科

令和元年11月19日(火)
2015年1月、及び2019年1月にフランスで開催されたボキューズ・ドール世界大会の日本代表「メゾン・ド・タカ芦屋」高山英紀(たかやまひでき)エグゼクティブシェフを講師にお迎えし、米子南高校調理コース2,3年生に向けた講演、及び調理デモを通じて、将来の目標実現に向けた意欲を高めてもらう特別授業を行いました。

    
 まずは、講義を通して食の大切さを教えていただきました。老人ホームでの活動を通して得た経験を紹介していただき、そこで提供されている「幸せのスープ」で最高の笑顔になった方々の写真を拝見しました。最後までおいしい食事を食べることの大切さや、調理師の在り方を学びました。 鳥取県の食材を使った、調理実習が行われました。
・らっきょう
・大山ブロッコリーきらきらみどり
・白ネギ
・鳥取和牛オレイン55などの食材を使い、パスタ、
 ステーキを披露していただきました。
 調理コース3年生の4名がアシスタントとして高山シェフの横で作業しました。とても気さくに声をかけてくださり、緊張しすぎてカチカチだった生徒も徐々に動きがよくなってきました。 食材を扱うときは、使う部位により味や食感が異なるので考えて使うことや、扱い方、そして1番大事なのが、食材を大切にし、生産者を大切にし、食べ手を大切にすることだと教わりました。
    
 オレイン55のランプ肉の塊の掃除を見させていただきました。手際よく掃除されていく肉は、芸術作品のように感じました。これも、部位、肉質、種類などにより食感が違うので、調理法を使い分ける工夫が必要だとわかりました。 インタビューを受けている様子です。進路で調理関係に行くことが決まっていて、今回の講習会は本当に良い体験になりました。 どんな食材にも疑問や新たな発想を持ち、常に食材と向き合う姿勢が大事だと教わりました。特に塩にはこだわりがあり、食材によって塩を変える必要性、食材に振る塩加減、例えば、肉の薄いところ、厚いところで塩を調整し、まんべんなくかけることが重要だと勉強になりました。 ランプ肉を使ったローストビーフは中心がきれいなピンク色で本当に美味しそう!!表面の焼き面は薄く、中はきれいなピンク色。何度もオーブンから出し入れを繰り返し、とても熟練した技術がないと難しいことです。
    
 全員に少しずつですが、試食をさせていただきました。食を通して笑顔になる!!講義で言っておられたことが本当に再現された瞬間です。こんなに、じっくり味わって食べたのは人生で初かもしれませんね! 生徒からの質問にもたくさん答えていただきました。1番得意な料理は何ですか?という質問に頭を悩ませておられましたが、意外ですが、和食も得意だと答えられ、びっくりしました。 最後にお礼のあいさつ。料理人を目指す私たちにとって、とても貴重な体験でした。志を高く持って頑張っていきます。 左上:ランプ肉のステーキ
右上:ローストビーフ
左下:らっきょう、ブロッコリー、白ネギのパスタ
右下:サーロインステーキ