1月9日(火)、平成29年度3学期の始業式を行いました。
永野校長からは、「今年は戌年です。結実を表す年ですので、これまで努力してきたことが実る良い年にしてほしい。」と年頭の挨拶をされました。加えて、高校生活が残り僅かな3年次生に向けて激励の言葉を贈られ、締めくくられました。
始業式の後は、正しい服装で新学期の始まりを迎えるべく全校生徒の服装点検を行い、冬休みからの気持ちの切り替えを行うことができました。

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永野校長より3年次生に向けて、「聞く力」と「伝える力」をさらに身につけてほしいと激励がありました。 |
12月22日(金)、江府町のエミーズカフェにて日野郡たたらんち推進委員会から3年次生2名に感謝状が贈呈されました。
この生徒は4月から課題研究のテーマとして「“たたらんち”の魅力アップ」に取り組み、“たたらんち”のPRやデザートの提案を行ってきました。
この日は、これまでの活動に対する感謝状の贈呈と、平成30年5月20日(日)より同店にて提供されるデザート(たたらんち)の試食会が実施され、生徒は自らが提案したデザートの仕上がりに大満足しながら美味しくいただきました。

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多くの関係者が見守る中、日野郡たたらんち推進委員会の会長より、御礼の言葉とともに感謝状が贈呈されました。 | 生徒が提案し採用された「たたらアフォガート」は、“たたら”を連想させる材料や演出にこだわっています。 |
12月21日(木)、平成29年度2学期の表彰式と終業式を行いました。
表彰式では、部活動で活躍した生徒や、ゴミ減量に貢献した学級の代表が永野校長から表彰され、全校生徒も大きな拍手を送りました。
終業式では、永野校長より、多くの生徒が活躍した2学期だったとの振り返りがあり、結果がすぐに出なくても諦めないことが大事だと、挨拶を締めくくられました。
新学期からは、春からの新学年、新生活を意識し、それぞれの目標に向かって学校生活を充実させてください。

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表彰式では、1・2年次生の表彰が目立ちました。着々と力をつけている証拠で、今後の活躍も期待されます。 | 終業式では、活躍した生徒の名前が次々に挙げられ、多くの生徒が新学期こそはと触発されたことでしょう。 |
12月20日(水)、家庭クラブの生徒がクリスマスケーキを作りました。
これは家庭クラブを対象に、毎年恒例のクリスマスケーキ講習会として行われたもので、スポンジ生地の焼き上げからケーキのデコレーションまで全て生徒が行い、若干の失敗はありましたが、皆楽しみながらケーキ作りを行いました。
この日作ったケーキはそれぞれ持ち帰り、各家庭では少し早めのクリスマスケーキが食卓を飾ったそうです。

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必要な材料を慎重に計量するその眼差しは、真剣そのものでした。 | 生地をロール状にすることが意外と難しく、思った形になるまで何度も挑戦します。 |

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女子生徒が作ったケーキは、販売されているような可愛らしいデコレーションが特徴的でした。 | 男子生徒が作ったケーキは、とても賑やかな仕上がりになりました。 |
12月19日(火)、アグリライフ(農業)系列の3年次生が、黒坂施設近辺にお住まいの独居老人宅にお餅をお届けするため、年の瀬恒例の餅つきを行いました。
男子生徒はお餅をつき、女子生徒は、地域の方と一緒につきたてのお餅を丸めていくという作業を約2時間に渡り行いました。
この日、4,200個のお餅ができ、その一部を生徒会執行部の生徒6人と、アグリライフ系列の生徒3人が直接お届けに伺いました。訪問宅では何度も御礼を言っていただき、地域の方の役に立てた喜びを感じることができました。

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みぞれが降るような気温の中、半袖で一生懸命にお餅をつく生徒もいました。 | 初めは上手に丸めることにも苦労しますが、次第にコツをつかんでいきました。 |

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包装をする際に「元気でよい正月をおむかえください。」とメッセージを添えました。 | 生徒が「僕が真心こめてついたお餅です。」とお渡しすると、大変喜ばれていました。 |
12月18日(月)、全校生徒が日野町文化センターにて、ジー・アイ・ディーKAZOKUの会代表 前田良さんから「僕は父親になった~性同一性障がいの父親とその家族~」との標題で講演を聴きました。
前田さんは女性として生まれますが、20歳で「性同一性障がい」と診断を受けるまで心と体の性の違和感と葛藤した日々を送られ、その後も、「性同一性障がい」に起因する苦い御経験を約90分に渡ってお話しいただきました。
この日の講演を通して、性的マイノリティへの理解を深めるとともに、自身が差別や偏見をしていないかを見直す良い機会となりました。

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前田さんが体験された差別や偏見に、胸が苦しくなるようなお話もありましたが、生徒は終始真剣に耳を傾けました。 | 講演後、前田さんへ生徒会長よりお礼を述べた中で「差別を許してはいけないと思いました。」その言葉に前田さんも頷かれていました。 |
12月14日(木)、3年次生が4月から取り組んできた『課題研究』の授業の研究成果の発表会を実施しました。
今回、3年次生は4つの教室に分かれ、来年度から『課題研究』に取り組む2年次生と、研究でお世話になった地域の方が見守る中、発表を行いました。
1月20日(土)に行われる「学びの成果発表会」では、全体の発表の中で優秀だったチームによる発表や展示、開発商品の販売を行います。

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『空き家対策』チームでは、2年次生から「空き家の調査時にどのような苦労があったのか」と質問があり、発表者からは何軒も回ってこそ気付いた体験談が語られました。 | 『日野町根雨のポストカード作り』チームでは、自作のポストカードを配ると、「手書きのイラストで良い味が出ている」など評価の声がたくさん上がりました。 |

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『日野の食材を使った商品開発』チームでは、地域の事業所と共同開発したドーナツを試食として配り、「日野高ショップ」などで販売した実績や反応を発表しました。 | 『里山の花』チームでは、調査範囲の広さに驚きの声が上がりました。質疑応答の場面では農業担当の教員から鋭い質問が出ましたが、堂々と回答していました。 |
12月13日(水)、アグリライフ(農業)系列の3年次生4名が、鳥取市賀露町「食育交流ホール とりっこ広場」にて開催された「第22回農業高校対抗料理コンクール」に出場し、3年連続となるグランプリを受賞しました。
今回のテーマは、いずれも鳥取県産である「鶏肉」、「きぬむすめ」、「大山乳業の牛乳」を使用したオリジナルレシピであり、味や見た目はもちろん、調理時間、アイディア、チームワークといった点も審査の対象になりました。
コンクールに向けて夜遅くまで練習を重ね、より良くするための意見を遠慮なく出し合ったことなどが見事に結果として現れ、3年連続の受賞となりました。
本校のグランプリ受賞メニューは、鳥取市の「微笑みレストラン大国亭」にて期間限定で登場する予定ですので、ぜひご賞味ください。
【冬のサンフィールドディナー】
<オードブル>
鶏ムネ肉のコンフィ ブルーベリードレッシング
<サイドディッシュ>
チキンソテーのサラダ ハニーマスタードソース
<スープ>
ライスポタージュ
<メイン>
ライスロール白菜
<デザート>
ライスティラミス

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2年連続の同メンバーとあって、結束力には自信がありました。来年もグランプリを目指し、後輩にその思いを託します。 | メニュー名は【冬のサンフィールドディナー】で、地域の食材にこだわると同時に、サン(日)フィールド(野)と名称にもこだわりました。 |