岩美消防署横の花壇のそばに、ベンチが設置してあるのをご存じですか。
これは、平成30年(2018年)12月に、イワッツミッションの取組みで生徒たちが制作したもので、訪れる方々にほっと一息ついていただけるよう、生徒たちが絵柄を施しました。
設置から5年が経ち、絵柄の劣化が進んだことから、3年生の「農業と環境」授業の一環で、塗り替えを行いました。180㎝ほどある腰掛け部分の丸太を、岩美まちづくりの会の方々に体育館下のピロティまで運んでいただき、青いペンキで全体を塗り1週間かけて乾燥、本日は、絵柄を描いていきました。
テーマは「四季の花」
1年中植物を楽しめる町中の花壇にぴったりのテーマです。
海と空の美しい岩美のブルーに、カラフルな花や葉が咲いています。


鉛筆で下書きしたあと、輪郭をペンで描き、


ペンキでペイントしました。

岩美消防署横の花壇にお立ち寄りの際は、ゆっくり腰掛けてお寛ぎください。
岩美町の白地にある、カフェA lotの山本さんを講師に迎え、3年3組のフード類型5名が「ブラウニー」と「ココアロール」作りに挑戦しました。
最初に作ったのは「ブラウニー」。
生徒はまず、山本さんによる丁寧な調理のデモンストレーションを観察!
プロならではのこだわりの材料や、ひと手間かけた調理の工程を目の前で見てメモを取ったり、時折、歓喜の声を上げたりしながら学んでいました。

そして、いよいよ実践。先ほどのデモンストレーション通りに、今度は自分たちで作ります。

心を込め、楽しみながら調理しているのが伝わってきます。

焼き上がった後、熱をさまし可愛らしく個別にラッピング!!
美味しそうなナッツとホワイトチョコのカップブラウニーの完成です!

次に、ココアロール!
ロール生地は、業務用の機械を使って講師の山本さんが作ってくださいました。
手際よく工程が進むプロの動きに生徒たちの目は釘付けです。

焼き上がったロール生地に、生クリームとイチゴを敷いて巻いていきます。

きれいなロールケーキの完成!
ココアロールケーキが節分の恵方巻きのようで、一足早い「バレンタイン」と「節分」の雰囲気が漂う素敵な調理実習となりました。

進学先・就職先が決まった3年生に、合格までの実体験を聞く「先輩に学ぶII」が、2年生を対象に行われました。
「先輩に学ぶI」で発表してくれた3年生に加え、本日10名が新たな合格体験談を発表してくれました。



○どのように進路を決めたか。
○頑張ったこと。
○受験に向けて、準備しておいた方が良いこと。
○試験の内容
○振り返って、後悔したこと、失敗したこと。
など、辛かった経験も笑いに変えて話してくれました。
熱い彼らのプレゼンには、合格の喜びと後輩を励ます優しい想いが込められていました。
リアル先輩の体験談が2年生の進学・就職に対するモチベーションを高めていました。

毎週金曜日にFM山陰で放送されているラジオ番組、「FRIDAY×FRIDAY」トキ沼ハイスクールに岩美高生4名が出演します。
本日は、事前収録を番組パーソナリティの比和谷さんとズームで行いました。
出演してくれたのは、3年3組、伊澤さん、石橋くん、河口くん、福井さんです。

番組のタイトルにあるように、彼らが沼っていることを話してくれました。
生徒4人は緊張した様子もなく、普段の言葉で、彼らの間で今はやっていることを話していました。
パーソナリティの比和谷さんとのやりとりもとても楽しく、終始笑顔が絶えない収録となりました。

さて、どんな内容のお話が聞けるのでしょうか?
オンエアは2月の金曜日。日時が決まり次第、ブログに記載いたします。
ラジオアプリradikoでは、放送後1週間はお聞きいただけます。
みなさん、楽しみにしてお待ちください。

FM山陰ラジオ番組:「FRIDAY×FRIDAY」トキ沼ハイスクール
毎年恒例となっている、岩美高生デザインの「岩美町観光ポスター」。
本日は、岩美町商工観光課と印刷会社の方々と、完成に向けて対面による最終の打ち合わせをしました。現在制作を進めてくれているのは、1年1組の福間さん、佐藤さん、3年2組の福間さんの3名。

3名の生徒のデザインは概ね仕上がっており、数日かけて微調整を行い完成にむけて進めていきます。


企業の方々の細かな要望にも生徒たちは快く応え、デザインにさらに磨きをかけていくようです。
完成間近! みなさん、楽しみにしていてください。
令和5年度鳥取県立岩美高等学校同窓会 総会・懇親会を開催しました。

会場は、鳥取市にある「白兎会館 ちどりの間」。
24名の同窓生にお集りいただき、大盛況の会となりました。
総会は、岩美高校同窓会 田中会長からのご挨拶のあと、辻中校長が出張で不在のため、三好教頭の挨拶と続きました。
そして、議事選出の後、
・令和4年度事業報告
・令和4年度会計報告
・監査報告
・役員改選
・令和5年度事業計画(案)
・令和5年度予算(案)
などついて協議しました。
その他の項目としましては、
・来年度同窓会の運営について
・同窓会名簿第8号の発行について(令和9年発行予定)
等も意見を交わしました。
引き続き懇親会を行い、今後も岩美高等学校のさらなる発展とそれをサポートする同窓会の強い結束を感じる会となりました。
令和5年11月18日~23日の日程で、中国吉林省を訪問した8名の生徒のうち、5名と、辻中校長、三好教頭、濱橋主幹教諭が、鳥取県教育委員会 足羽英樹教育長を表敬訪問しました。
訪問では、辻中校長と三好教頭が、今回の交流授業の概要の説明を行った後、生徒を代表して2年1組の谷口君が、5日間の訪問の感想を報告してくれました。

他の生徒たちからも、
「同世代の高校生や大学生との交流が一番楽しかった。」
「生徒たちが日本語を一生懸命勉強し、意思疎通ができるレベルまで上達していることに驚かされた。」
「鳥取県や岩美町の紹介、日本文化の「けん玉」を大勢の人の前で披露する経験をし、とても緊張したが皆が盛り上がってくれたので、自信につながった。」
「現地にいくまでは、中国にあまり良いイメージをもっていなかったが、交流することによって、一般の人たちはとても気さくで優しい人たちだと分かった。」
「本場の料理は、日本で食べる中華料理と違い少し戸惑った。」「水道水が飲めなかったので驚いた。」など続々と意見が出ていました。
生徒たちにとって、新しい発見と刺激、学びにあふれた5日間だったことがあふれ出る報告でした。

足羽教育長は生徒たちの報告を受け、「世界中の国際関係が緊張している今ですが、高校生、大学生といった若い世代がどんどん交流を行い、お互いの垣根を低くし世界を平和へ導く道標となってほしい。今回の交流事業の経験を、これからの高校生活や将来の夢に活かしてください。」とお話しされました。

4月から、新社会人となる3年生14名を対象に就職セミナーが開催されました。
講師は、株式会社パーソナルヴィジョン研究所 代表取締役副社長の今さん。鳥取県内の複数の高校もオンラインで同時に参加して行われました。

このセミナーの目的は、来るべき社会人生活に向けての基礎知識やマナー、心構えなどを身に付け、生徒たちの抱える疑問や不安を解消するものです。

3つのセッションで約2時間行われたセミナーでは、ワークシートに具体的に書き出すことで、自分の気持ちと向き合い、再認識できるものでした。
●入社を控えて
どんな社会人を目指したいか。どんな不安を抱えているか。
●社会人になるって?
受け入れ側の立場で、どんな新入社員に会いたいと思うか。一緒に働きたいと思うか。
●困った時は?
困った状況をつくらないために大切なこと。


セッションの途中には、社会人の先輩たちからのメッセージ動画や、「カウントアップ100」ゲームなどもあり、生徒たちは楽しみながら受講していました。

最初に行われた、「社会人デビューを目前に控え、いまどのような気持ちですか?」という質問に、生徒の多くが「楽しみと不安、両方あります!」という回答でしたが、受講後のアンケートでは、「受講前より、意欲が増した。」という回答が多くみられ、前向きに進み出していました。
3学期がスタートしました。よく晴れたすがすがしい始まりです。
本日の始業式は、久々にリモートで行われました。

辻中校長は式辞で次のようなお話をされました。
今日は、脳神経外科医の榎本由貴子さんのお話をします。
榎本さんは、「神の手を持つ脳外科医」の異名を持つ程の素晴らしいドクターです。現在のキャリアから想像できないですが、高校時代は社会に不満を抱き、入学後1週間くらいで停学、1ヶ月程で退学、その後は暴走族に入り夜な夜なバイクで走り回っていたといった経歴をお持ちです。
そんな彼女が医師を目指した理由は、暴走行為で起こした事故による「友人の死」。命と向き合った榎本さんは、「人の命を救える医師になりたい」と強く思われたそうです。
そして医師を目指し、通信制の高校に入学。1日3時間の睡眠以外は勉強に費やす程の猛勉強の末、医学部に合格し、現在脳外科医として活躍されています。
彼女のお話は、高校時代に3年間しっかり勉強をすれば道がひらけ、なりたい自分になれるという勇気をくれます。どうか皆さん、新しい年のスタートを機に、やる気をもって一歩前に踏み出す1年にしてください。
始業式の後は、服装検査や課題テストなどが行われ、学校生活再開です。
冬のHOPE(進学試験対策セミナー)が、12月22日、25日、26日の3日間開講され、1、2年生34名が参加しました。
開講式では、岩美町教育委員会 大西教育長が、「この講座の名前"HOPE"には、"希望"や"望み"、"期待"などといった意味があります。名前の通り、みなさんの進学に向けての"希望"をサポートするために岩美町のみなさんの協力により準備した無料で受けられるセミナーです。ここには、町民の"望み"や"期待"また、皆さんに対する応援の気持ちが込められています。このセミナーで"希望"をかなえて、今度は講師としてこちらに帰ってきてくれるのを"期待"しています。」と挨拶されました。

3日間午前中は、9時から1時間ごとに10分の休憩を取りながら12時までの自習学習。その後、指導に来てくれた大学生の講話。昼休憩の後、2年生は小論文指導といった日程で行われました。
午前中の自学自習の時間は、現役の鳥取大学生に積極的に質問をする姿がみられ、楽しく会話をしながら学習にも取り組めているようでした。
【1日目】


【2日目】

25日のクリスマスの日には、加藤教諭からお菓子のプレゼントがあり、思いがけないサンタの登場に生徒たちは喜んでいました。

【3日目】


自学自習の後の大学生講話の時間には、大学生のリアルな声を聞くことができ、生徒たちには大きな刺激となり、またモチベーションが高まる時間となりました。




大学生は、自分の経験を振り返り「3年生になって勉強を始めるのではなく、みなさんのように1、2年生から始めておきましょう。そして、普段から授業をしっかり聞きましょう。」「行きたい進路先の情報は、早めに調べて自分が好きな事や、学びたいことが見つかるようにしましょう。」「自分が一番集中できる場所はどこか。家か、塾か、学校か、図書館か。自分のスタイルを見つけ、やりやすい環境を見つけることも大切です。」「得意を見つけるのも良いが、苦手を見けるのも大切。苦手を効率よく勉強できるように対策をしよう。」などといった、学習のアドバイスや、「大学生は本当に楽しい。」「大学は人生の夏休みです。今辛くても、楽しい大学生活がまっています。」などと強調し、生徒たちを元気づけてくれました。
昼休憩の後、午後は2年生を対象に、矢沢教諭による小論文の書き方の丁寧な指導がありました。
矢澤教諭の指導は大変楽しく、アイデアを活発に交換し合い試験突破のコツをしっかりと学びました。


強い寒波も心配されましたが、3日間無事におわり充実した学習の時間となりました。