本日は、鳥取県議会議員4名が岩美高校を訪問されました。
はじめに岩美高校の男子寮を視察。県外や遠方からの学生を受け入れる住環境の向上に向けた岩美高校の取組と成果をご覧いただきました。
その後、学校では辻中校長が岩美高校の魅力化の取組について説明を行いました。
岩美高校の地域と連携し、生活や教育の面で生徒を手厚くサポートする体制づくりや、教育の質を向上させるため岩美の地域性を活かしたさまざまな授業の取組を紹介しました。


本校の地域との連携を通じてさらなる進化を遂げ、生徒たちに豊かな学びの経験を提供する取組に、議員の皆さんは大変関心を示されていました。

本日の2年3組の調理実習は、「親子丼」
あらかじめ、教室で作り方の説明を受けた後、調理実習室に場所を移して実習開始。
材料準備していく中で、野菜を切ったり、卵を割ったりする機会があまりない生徒も楽しみながら学び、自信をつけました。この実習で生徒たちは調理の基本技術を身につけるとともに、チームワークや協力の大切さも学んでいるようです。



あっという間に見事な親子丼が完成し、美味しい香りが教室中に広がっていました。

10月18日・19日・20日に行われる虹嶺祭。最終日の20日は体育祭です。
本日6限のLHRでは、体育祭の出場種目メンバーを決定しました。どの種目に出ようかとかクラスで相談しながら盛り上がっていました。
どの種目も見応えありそうで、体育祭が楽しみです。
1-1の様子
1-2の様子
令和2年に岩美高等学校を卒業し、現在、岡山県の美作大学 生活科学部で児童学科を専攻している、竹島大成さんが学業の成果の報告に本校を訪ねてくれました。

竹島さんはこの度、鳥取県教員採用試験に合格され、高校時代にお世話になった恩師に感謝の気持ちを直接伝えるために足を運んでくれました。
子供の頃からの「小学校の先生になりたい」という夢に1歩近づき、将来に向けて学業に励み、日々前進していることを辻中校長、三好教頭に報告しました。
3人とも、竹島さんの高校時代のエピソードを振り返り、懐かしい表情で思い出を語り合っていました。

その後、竹島さんと当時野球部の顧問だった三好教頭は、思い出深い野球部の練習場や教室などをめぐりました。

また、竹島さんには「卒業生インタビュー」として、いくつか質問にこたえていただきまました。
岩美高校進学を選んだ理由や、これから高校進学する中学生、現在 岩美高校に通う後輩たちにむけてメッセージを残してくれましたので、こちらの動画をご覧ください。
⇒ 卒業生インタビュー(Youtube)
本日は、農業と環境の授業の一環で、3年3組と2組の生徒10名が岩美南小学校の梨農園で、小学生たちと一緒に梨狩りをしました。

初めに、JA岩美支店の薮田さんと尾崎さんから、今年の梨の出来具合のお話や梨狩りの仕方についてお話を聞いたあと、いよいよ梨農園に出発!
農園では、3年生の生徒が小学生を上手にサポートして、楽しく梨狩りを楽しみました。
小学生のみんなとは5月の小袋かけ以来でしたが、お兄さん、お姉さんのことを覚えていて、すぐに打ち解けていました。


30分ほどで収穫は終了。
平井君が本日のお礼を述べ、小学生との梨狩り作業は完了しました。
小学生のみんなとお別れした後、袋から梨を取り出し選別作業をおこないました。

本日の感想を、河口くんは、「子供たちと一緒に収穫ができ、元気をもらえた。収穫は、低い位置で作業する場面が多くあり、腰が痛かった。生産者さんのご苦労がわかり、感謝して食べようとおもいました。」と話していました。

福間さんは、「普段子どもたちと接することがあまりないので、とても新鮮でした。いつも食べている梨がこの様に作られ収穫されているというのがよくわかりました。」と話していました。

今年の梨は、雨が少なかったことや気温が高かったこと、大袋の袋掛けができなかったこと、動物の被害などの悪条件が重なり多く収穫はできませんでしたが、農業の現実を知るよい体験となりました。
今回、農園での収穫をサポートをしてくださったJA岩美支店の薮田さんと尾崎さんは、なんと岩美高出身。
本日の感想などお話をお聞きしました。
■JA岩美支店 営農経済課 課長 薮田晴広さん

―今回の梨狩りはいかがでしたか。
3年前は1,000玉程収穫できていたが、今年は1/3くらいしか大袋をかけることができませんでした。天候や動物被害など、さまざまな要因で収穫量が左右されてしまう現実をしってもらう良い機会となりました。
―高校を卒業して、岩美町で働かれている感想を聞かせてください。
岩美高を卒業をして、関金にある農業大学校で2年間、農業を中心に勉強をし、JAに就職しました。岩美町の農業のメインは水稲です。今後、何か新し特産物を開拓していきたいと思っています。
―岩美高生にメッセージをお願いします。
農業と環境を勉強しているみなさんにとって、将来農業につかなくても、農業大学校は、実践に役立つ深い知識を学ぶのにとても良い進学先ですよ。
■JA岩美支店 共済課LA(ライフアドバイザー)尾崎淳夫さん

―今回の梨狩りはいかがでしたか。
受粉から小袋・大袋かけ、収穫まで、学生と一緒に活動ができて元気をもらいました。
少量ですが収穫できてよかったです。
―高校を卒業して、岩美町で働かれている感想を聞かせてください。
岩美高を卒業をして、人生の半分以上を岩美で過ごしています。地域の方は、とても親切。毎日ありがたくやりがいを感じながら働いでいます。
―岩美高生にメッセージをお願いします。
岩美高校は、山、海、温泉など自然に恵まれた場所にある素晴らしい学校。授業の一環で様々な体験ができるのはとても恵まれていると思います。
社会に出たとき活躍できるよう、しっかり勉強を頑張ってください。
芸術の授業。本日は、1年2組の美術の授業を紹介します。
生徒たちは、講師の野口さんの指導のもと、「ゼンタングル」を描いていました。

好きなモチーフを1つ決め、その周りに模様を自由に繰り返し描く「ゼンタングル」を構成し、1つの作品を作り上げていました。

とても細かい作業に気が遠くなりそうですが、絵を描くのが得意でなくても、創造性を発揮でき、集中することでストレス解消にもつながりそうです。


すごく集中して黙々と描いている生徒も。
10月の虹嶺祭展示にむけて製作中です!
本日は、岩美高等学校創立75周年を記念した素晴らしい記念講演が行われました。
この特別な日に講師としてお越しいただいたのは、テレビ番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」や「情熱大陸」など数多くのメディアでご活躍を取り上げられる、鳥取県立中央病院高次救急集中治療センター センター長 小林誠人氏。
創立記念講演会を始める前に辻中校長より挨拶があり「岩美高校で一番古い建物はどこでしょうか?」という質問がありました。答えは意外にも、生徒たちが過ごす「教室棟」。その他、部活動の過去の実績など歴史を振り返るお話がありました。

その後、小林氏による講演に移りました。タイトルは「一流プロフェッショナルに学ぶ」~命の大切さ~。
小林氏は、鳥取県鳥取市出身。ご両親は会社員で医療の道とは無縁の環境で育ちながら医師を目指した理由や、そこから救命救急医を志すようになった経緯などをお話しいただきました。

また小林氏は、2010年に公立豊岡病院但馬救命救急センターを開設され、2、3年でドクターヘリの稼働日本一のセンターになるよう体制を整えられた実績や取り組みなどをお話しいただきました。

お話の中で、「人生を変えるきっかけ、などという言葉を聞くことがあるが、何かが一瞬にして変わることはない。人生が変わったり、人が成長するのに必要なのは、毎日のトレーニングである。今出来ること好きなことを一生懸命することが大切である。」と強く語られました。
最後に、生徒を代表して生徒会執行部の中野くんがお礼の挨拶を述べ、南部さんが感謝の花束を贈呈しました。

本日の1年生に向けた進路セミナーLHRは、「働く意味って何だろう?」がテーマ。

まず、前回のセミナーで取り上げた「自分と社会のつながり」について振り返り、今回のステップとして「働く意味」に向けて取り組みました。
進路探究ワークの一環として、生徒たちはまず自分自身が「働く意味」について考えました。その後、ペアワークを通じて友達の意見を聞き、新たな視点を広げました。

生徒たちは、探究ワーク本誌に掲載された先輩たちの体験と感想を読み、共感できるコメントに順位をつけ、自分の考えに近いものや印象に残るフレーズを記録し、自分の意見を深めていました。

生徒たちの意見としては、「生活するのにお金を稼ぐ必要があるから」「誰かの役に立っていると実感できること」「自分の力を発揮できること」といった多彩な意見が出され、進路探究への関心と将来への展望を少しずつ明確にしていっている様子でした。

本日は、3年1組「実践現代社会」の授業で地域理解講座として、岩美町内にある企業 株式会社フジタさんの屋上緑化技術を学ぶためにやってきたNYの研究チーム5名と3年1組の生徒が交流をしました。
まずは、生徒と研究チームお互いに一人一人が英語で自己紹介をしました。3年1組の生徒たちは少し緊張した様子。

研究チームを代表してマックスさんが研究施設や取組みの紹介をされました。
「屋上緑化は、都市部で深刻な問題となっているヒートアイランド現象や、建物の保護、景観の改善といった、私たちを取り巻く環境問題を一気に解決に導く技術として注目を集めています。
研究チームはアメリカの様々な州から集まった科学者、農業者、先生など多種多様なメンバー。屋上緑化に適した植物の育成や事業を展開する活動をアメリカだけでなく世界中で行っています。」と説明されました。
また、マックスさんがこの屋上緑化と出会ったのは高校生の時で、生徒みんなと同じ頃だとも話されていました。

マックスさんのお話の後、4名の生徒が代表して岩美や岩美高校の紹介をしました。
吉橋君が、日本の電車は時間に正確にやってきて遅れることがない。治安がよく財布をおとしても帰ってくるなど他国にはなかなかない日本の文化を紹介しました。

広田さんは、岩美高生の一日。
ランチタイムの様子や毎日の掃除の時間など、こちらも他国にはあまり見られない日本独特の習慣を紹介しました。

金澤さんは、岩美町について紹介。
岩美の海や温泉など、美しい写真とともに説明しました。

村上さんは、日本のごはんについて。
そうめんやかき氷の歴史など日本人でもあまり知らないような情報を紹介しました。

次に、場所を調理室に移し、かき氷で皆さんをもてなしました。

かき氷の味は、定番のいちご味やブルーハワイに加え、抹茶や小豆など。研究チームの皆さんと生徒たちは、好きな味のかき氷を一緒に楽しみました。
教室での緊張した生徒の様子はどこへいったのか、笑顔で積極的に会話を楽しんでいる様子でした。



お別れの際、岩美高生から美しい岩美の海のポストカードと、手作りのしおりをプレゼント。
ニューヨークの研究チームからは、帽子をプレゼントしていただきました。

今日の感想を生徒の石谷君は、「発表の際、研究チームのみなさんのリアクションが大きくてビックリした。かき氷も美味しくとても楽しかった。」
八木さんは、「外国の方と直接コミュニケーションを取ったのは初めてだったので、とても良い経験になりました。」と話していました。
この授業を通じて、生徒たちは地域と国際社会に対する理解を一層深める貴重な体験ができました。

