9月7日・8日の2日連続で、3年生にむけて「直前進路対策セミナー」を行いました。
進路に応じて分かれたグループごとに模擬面接に挑戦。

生徒たちは面接で聞かれる志望動機に真剣に取り組み、模擬面接で受けた改善やアドバイスをもとに、ブラッシュアップしていきました。


面接は、見た目55%、声の大きさ38%、内容7%という分析結果の通り、第一印象が成功への鍵となります。整った身だしなみ、姿勢、笑顔、そしてハツラツとした態度が高く評価されます。
セミナーでは、ノックして入室するまでを印象良くする方法や、椅子の座り方、立ち姿、歩き方、お辞儀の角度、目線の位置など細かい仕草に至るまで指導がありました。

辻中校長も指導に加わり、生徒と一緒にガッツポーズ!
生徒同士でお互いに気づいた点を共有し、助言し合うことで、緊張感の中でも非常に温かく協力的な雰囲気が漂いました。

指の先から頭のてっぺんまでを意識した姿勢を心がけるよう指導を受けたり、細かな所作についても指導がありました。

面接官に扮した教員からのアドバイスを、どの生徒も真剣に前向きに納得いった様子で受け止めていました。
試験間近!自分を信じて練習の成果を発揮してください。
本日行われた進路試験対策セミナーで、一気に面接試験への緊張が高まった後、就職試験を受験する3年生11名に対し激励会を行いました。
最初に辻中校長が試験に向かう生徒たちに、「今日の皆さんはとても良い顔をしている。今まではお金を払って学んでいた立場から、お金をもらう立場になることをしっかり理解して、企業がどんな人なら一緒に働いても良いと思うかを考え向かってほしい。
面接で自己紹介をする時は、覚えた原稿を頭で考えて読むのではなく、心からの言葉として伝えるようにしてほしい。そうすれば多少失敗しても気持ちは伝わる。」と応援の言葉を贈りました。

次に学年主任の木下教諭は、「近年、就職の進路選択をする岩美高校生はメキメキ力をつけており、他校の先生からも良い評価を聞くようになっている。いままで努力して頑張ってきた自分を信じて臨めば良い結果になる。」と話しました。

校長と学年主任の激励を受け、生徒を代表して3年2組の大谷君が「いままでの積み重ねた練習や経験を出し切って試験に臨みます。良い報告を待っていてください。」と力強い挨拶をしました。

進路主任の山根教諭からは、「就職試験の心得」として、当日の行動や心構えなどの説明と応援の言葉がありました。

最後に、鷲見キャリアアドバイザーから、身だしなみなどについての注意点や試験前に万が一のハプニングが起きた際の対処方法などの説明がありました。

先生たちからの詳細な説明と実践的なアドバイスにより、受験生たちは自信を持って就職試験に臨む準備が整っているようです。
1年生に向けた「類型選択説明会」が5限目LHRの時間に行われました。
今回2回目となる説明会では、教務の谷本教諭が1回目で触れた重要な事項を確認し、補足説明しました。

2年生になると、「探究類型」と「共創類型」の二つに分かれます。この選択は将来の進路において大いに影響を及ぼします。進路設計は、生徒それぞれの経験と夢に基づいて形成され、最初から一直線に進むものではありません。そのため、類型の特徴を十分に理解し、保護者や教員と協力しながら自身の適性に合った類型を選択することが不可欠です。
類型ごとの科目の違いなど具体的な説明があり、生徒たちは自分自身の興味や希望に合った類型を決めていきます。


岩美高校では類型選択のミスマッチや後悔を減らすため、じっくり時間をかけて「類型選択説明会を」を行っています。
9月6日(水) 第2学年が研修旅行に出発しました。
初日は、平等院鳳凰堂でクラス写真を撮り、自由観覧をしたのち、京都駅でバスを降り、班別研修に出かけました。事前にたてた計画をもとに、世界遺産の寺社仏閣を訪れたり、買い物を楽しんだり…、雨は降ったりやんだりしましたが、そこでの写真を撮るというミッションを無事全員がクリア!


集合場所のホテルに帰ってきました。
充実した顔つきの生徒、疲れ切って安堵の表情を浮かべる生徒、様々でした。

ホテルで夕食の後、全体連絡会の反省、翌日の注意事項を確認して、各自の部屋に戻りました。
早朝の出発へのご協力ありがとうございました。
2日目は大阪市内で研修します。
(速報版ですので、後日写真を追加します。)
本日の3年3組の手話授業は、10月31日に行われる「地域活動支援センターほっこり」さんとの手話交流の準備授業でした。交流会は、3年3組の生徒とほっこりさんの利用者の方が一緒に昼食をとったり、創作活動をしたり、歌を手話で歌ったりする楽しい内容が企画されています。
創作活動では新聞紙を使ったバッグを手作りします。生徒が作り方を利用者の方に説明しながら一緒に作るために、必要な単語や会話を手話で行う練習をし、新聞紙バッグを実際に製作しました。


新聞紙は英字新聞を使い、おしゃれな仕上がりにします。

この見た目がとても可愛らしく素敵なバッグは、意外と簡単なステップで完成するようです。皆がとても上手に各々アレンジを加えながら作り上げていました。


バッグが完成した後は、会話練習です。
「一緒にバッグをつくりましょう」「何色のテープがすきですか」「バッグには何をいれますか」など、場面をイメージした会話を練習しました。



どの生徒も手話授業をとても楽しんでおり、交流が待ちきれない様子でした。

「中山間地域高校魅力化フォーラム in 鳥取」に文芸同好会の房安さん、稲村さん、上田さんと岩美高校魅力化コーディネーター2人が参加し、岩美高校の取り組みについて語りました。
会場は、智頭町の智頭町保険・医療・福祉総合センター「ほのぼの」ひだまりホール。
約60名が参加するフォーラムとなりました。
県内に魅力化コーディネーターがいる、智頭農林高校、日野高校、岩美高校の生徒とコーディネーターが参加するイベントでした。
初めて会った他校の生徒たちですが、あっという間に打ち解け会館にあったピアノを囲み、みんなでうたっている姿がとても印象的でした。

フォーラムは3部構成となっており、第1部では講師の(一財)地域・教育魅力化プラットフォーム代表理事の岩本悠氏が「高校と地域の協働による魅力ある教育・地域・未来づくり」についてお話しされ、高等学校の存在が地域にとって大切であり、将来にむけて学校存続の取り組みが必要である事を知る、たいへん有意義な講演となりました。

第2部では、文芸同好会が岩美町で行っている活動を部長の房安さんと部員の上田さんが紹介し、岩美高校の取り組みをコーディネーターが紹介しました。
文芸同好会が行っている活動の1つである学校新聞の紹介では、とてもユニークな記事の紹介に会場から笑いが起こっていました。

第3部のトークセッションは、副部長の稲村さんとコーディネーターがパネリストとして参加し、岩本氏が出すお題に大喜利形式で答える楽しいセッションでした。
他校と椅子を並べてのセッションはリラックスしたムードで進み、岩本氏からのいきなりの質問に対してしっかりと思いを語っていました。

フォーラムには岩美高校以外に智頭農林高校、日野高校も参加し、第2部、第3部で一緒に盛り上がり、参加した生徒たちは「他校の活動や取り組みがよくわかった。貴重な体験ができた。」と感想を述べていました。

9月2日土曜日、白兎会館で若者リーダーフォーラムが行われました。
「若者の投票率向上に向けて、自分たちにできることは何か?」というテーマのもと、中国、四国地方から集まった高校生や大学生が意見やアイデアを出しながら、自分たちの考えを深め、社会に関心を持っていこうというフォーラムです。
このフォーラムに、本校から1年生4人が参加しました!!

午前中は、福知山公立大学の杉岡先生の講演を聞き、午後からは参加者と共にワールドカフェ方式で「若者の投票率を上げるために、自分たちができることは何か?」というテーマで意見を出しあい、考えを深めていきました。


他県の高校生や大学生に混じって、みんな真剣に議論中!!

少し難しい問題ですが、いろんな人の意見を聞きながら、考えを深めています~


【参加した生徒の感想】
ワールドカフェ方式で、多くの人との関わりの中で今回は「若年層の投票率を向上させるためには?」というテーマで話し合いをしました。周りが大学生や公務員の方など、政治について深く理解している人達ばかりで内容が難しかったけれど、話し合いを重ねる中で、自分なりの意見をまとめ、みんなと共有することができました。自分以外の考えも知ることができ、たくさんのアイデアが見つかり、政治や選挙の大切さを考えるいい機会になりました。 (1年)
このフォーラムに参加して勉強になったことは、「投票したい、投票をやりたい」と思わせるようなきっかけを作ることが、若者の政治、選挙への関心へつながることです。。このフォーラムに参加して一番良かったことは、公務員や大学生の方達と交流して話し合って意見を出し合うことができたことです。自分はまだ選挙権がないので、難しいこともあったけど、選挙権がない立場で意見を言うことができました。多くの参加者が、問題解決に向けて意見を出し続けていて、自分もこのようにどんどん意見を出して話せる人になりたいと思いました。今回の経験は貴重だと思うので、高校で発信していきたいと思いました。(1年)
初めてこのような会に参加したので、不安なこともありましたが、実際にグループの人達と話してみてとても楽しかったです。年齢が少し離れている人達と、若年層の投票率について意見交換しましたが、自分とは全く違う観点だったので、とてもいい機会になりました。自分とは、全く違う人達と話すことは大切なことだとわかりました。
(1年)
まだ16歳の私には、選挙で投票できないので、関係ないことだと思っていましたが、今回のフォーラムに参加して、今から地域のことや政治などに関心を持ち、知っておくことが大切だと思いました。18歳になって選挙権を持ったら、当事者意識を持ち、参加したいと思います。(1年)
本日、社会人講師の山村トレーナーによる授業がありました。
授業を受けたのは、2年2組と3年2組のスポーツ類型の生徒たち。
2年2組は2・3限目にトレーニング室で体力測定をしました。
しゃがみ込みテストで足の柔軟性を測ったり、股関節開脚、閉眼片足立ち、上体起こし、腕立て伏せの測定をしたりしました。

股関節開脚は、自分の身長くらい開けるのが理想ということでしたが、結果はそれぞれ。

閉眼片足立ちは、目を閉じたまま片足で120秒間体勢を崩さず立ち続けられるかを計りました。
体力測定をすることで、体の弱点を知る事ができます。



3限目は、体育館で持久力や俊敏さの測定をしました。
プロアジリティテストは、左右に置かれた赤いポイントにできるだけ早くにタッチしてタイムを測るテスト。

その他、Tテスト、立幅跳び、立三段飛び、最後に300mシャトルランをして体力測定が終了しました。



過去の記録を超えられるよう挑戦するなどしてとても楽しい体力測定となりました。
自分の運動能力を知る事により今後伸ばせる部位や、ケガをしないために鍛えるべき部分が見えてくるので、個人により適した運動内容を選択する際に大変役立ちます。
3年2組スポーツ類型の授業は、トレーニング室で「テーピング」の実習。
内反捻挫の再発防止のためのテーピングをペアになっておこないました。


テーピング前に皮膚がかぶれやすい人や体毛の濃い人が剥がす際ダメージを少なくするために薄茶色の「アンダーラップ」を足首に巻いていきます。
ラップの端がくるくるダマにならないように巻いていくのがポイント!
次にホワイトの「トレーナーズテープ」でテーピングをしていきます。
アンカーテープをして内側から外側に向けてしっかり足首を固定するスターターアップ、スターアップの補強とアキレス腱の保護をするホースシューという順に進んでいきます。
苦戦しながらも形になってきているようです。


次に、ヒールロックという方法で、かかとを固定し左右のブレを防止していきます。
捻挫以外にも、突き指やひざへのテーピングも練習しました。



はじめてのテーピング実習はじっくり時間をかけて練習しましたが、実際の現場では3分以内で仕上げないといけないスピードと正確さが求められる技術であると山村トレーナーはおっしゃっていいました。
部活動などで傷害を受けやすい部位を補強し、ケガの発生を予防するテーピングの知識はスポーツにかかわる際とても重要になってくることを学びました。
今日は、1年1組の書道授業の紹介をします。
1年1組の6名が今取り組んでいるのは、消しゴム判子づくり!
生徒たちは、自分の書道作品に押すための判子を平野非常勤講師のもと3種類作成中です。作品に合わせて大小の判と3文字の判の三種類です。


カッターで文字を彫り出していくのですが、どの生徒の判子も味があり仕上がりがとても楽しみです。

みんな真剣!
ほっと一息ついた時は笑顔がこぼれる楽しい授業です。

今後は、干支文字などの年賀状用の判子作りも予定しているようです。

今日は、第10回 岩美キッズトライアスロン全国大会 小学生大会が、岩美町の大谷海岸で行われ、岩美高校の野球部17名と陸上部9名が大会の運営ボランティアに参加しました。

8時から行われた開会式では、毎年ボランティアとして活動を行っている町内の自治体や企業、そして岩美高校に、実行委員長の長戸町長より感謝状が贈られました。野球部主将の澤田くんが代表して受け取りました。

野球部の生徒は、会場のトランジションエリアで小学生選手のサポート。
トランジションエリアは、スイムからバイク、バイクからランへ切り替わる重要な地点。各レースごとの選手招集場所でもあるこのエリアでは、受付で選手にアンクルバンドを付けたり、レンタルバイクを準備して選手に合わせてサドルを調整したり、レースが開始されると選手を自転車へ誘導したり、とても忙しい担当でしたが、みんなが協力してサポートをしていました。




第1一レース招集では戸惑っている様子でしたが、第3レースでは要領をつかみスムーズに業務を行っていました。そして小学生選手に「がんばれ!」と優しく声をかけていました。





野球部員は、その他にも最後の種目でゴールを目指して走るランナーの番号を実況席にトランシーバーで伝えるサポートもしました。
毎年この大会の司会進行を務めるフリーアナウンサーの田中さんは、「実況放送をするのに彼らのサポートがあってとても助かりました。」とおっしゃっていました。


陸上部の生徒は、ゴールした選手のアンクルバンドを外してあげたり、完走証明書をその場でパソコンから出力し参加メダルと一緒に手渡したり、会場に設置された「エイド」で選手に飲み物を渡したり、こちらも忙しく活動していました。
気持ちい良い青空の下、高い気温に警戒が求められながらも、生徒たちは楽しみながら活動をしているようでした。
