岩美町の魅力を高校生の目線で発信しようと、生徒の自主的な地域貢献活動として「岩美町観光PRポスター」を岩美町観光協会と岩美高校が協力して制作しました。
この活動は、今年で2度目。昨年10月から十数人の生徒が取り組み、15点の提案がありました。その中から3点のデザインがポスター化され、道の駅などに貼り出されます。
本日は、今回選ばれた3つのポスターを制作した生徒2人と、辻中校長、濱橋主幹教諭が、鳥取県教育委員会 足羽英樹教育長を表敬訪問しました。

こちらのポスターを作成した3年生の福間さん。
タイトルは「何度も来たくなる岩美町」です。


福間さんは、デザインのポスター化は今回2回目。
昨年に引き続き水彩画でデザイン。岩美の空と海の青が美しい作品です。
こちらのポスターを作成した 2年生の房安さん。
タイトルは「ようこそ岩美へ」です。

房安さんは、浦富海岸の風景を背景にして、岩美の深海魚ばばちゃんと、絶品白いか、そして岩美の夏にぴったりな水着姿の女の子を描きました。岩美町観光協会ホームページにつながるQRコードを目立つ位置に配置して、観光客のアクセスを促すようにデザインしました。
房安さんのイラストは、スマホのアプリで描いたそうです。
こちらは、卒業生の小山叶人さんの作品です。
タイトルは「ウミに会いに来て!」です。
小山さんのポスターは、第1回目に引き続き、今回も選ばれました。小山さんは、このスキルを活かし、将来アニメ制作に携わる仕事するため、卒業後、美術系の専門学校に進みました。
彼の作品は、岩美で楽しめるアクティビティーやカキツバタ、岩美の特産品である海産物や農産物(いわみ八宝)を盛り込んだ作品。
これら3種類のポスターを見て、足羽教育委員長は、
このような文化芸術活動が、将来のキャリア形成にもつながり、生徒の大きな礎や財産となり、卒業をしても、鳥取県や岩美町をふるさととして誇りに思ってもらいたい。
鳥取県や岩美町には、まだまだたくさんの魅力がある。高校生や若者の新しい感覚や視点で、どんどん発信してほしい。
普段は、県庁で仕事をしているので、みなさん生徒とお話する機会はほとんどないが、今日のように訪問をしてくれて、夢のある作品を見ることができて本当にうれしい。学生が頑張る姿を思い描き、より良い環境が作れるように私たちもがんばります。とコメントされました。

6月6日(火)5限・6限に行われた、3年3組の福祉類型「手話授業」を紹介します。

5限目は、童謡ふるさとを手話で歌うことから始まりました。歌詞と手の表現がマッチしていて、とても楽しく美しい歌です。見学にきていた教諭たちの手も思わず動き出すくらい、穏やかで優しい雰囲気が漂う授業。
つぎに川村教諭より、数字表現の説明があり、生徒たちはたちまちに覚えていました。

これは、6限で行う内容につながってきます。
6限では、実践的な会話として、傘を買う会話を手話で行いました。
こちらも川村教諭から、会話で使う「傘」「買う」「色違い」「いくらですか。」といった言葉の丁寧な説明がありました。

そして、実際にペアになって買い物の会話。


どの生徒も、今すぐ買い物に行けそう。また、店員として店頭に立っても大丈夫な程、とても上手に会話を楽しんでいました。( *´艸`)

本日は、1年生が6限を、2,3年生が7限を利用して「情報モラル講演会」を実施しました。
インターネットが、日々の生活と切り離せなくなった今、正しい知識をもって利用することが大切!
講師は、今度 珠美さんです。

「プライバシー」という言葉をよく耳にしまが、改めて意味はなんですか?と聞かれると、はっきりと答えられないものです。
「プライバシー」=「個人情報」と思われがちですが、そうではなく、
「プライバシー」の正しい理解は、自分や家族のこと、自分お生活のこと。
他人に知られたくない自分だけの秘密。
また、そのようなことに他人から立ち入られたり侵害されない権利のこと。でした。
そして「個人情報とは何か?」という事に切り込んで話しは進みました。
「個人情報」にあたるもの、あたらないもの。双方の違いについて、となり同士ではなしあい発表を行い、活発に意見が交わされていました。


デジタル足跡の説明では、ネット上での自分の行動が記憶されていることも説明いただき、とても身近な問題なので、生徒たちの興味はとても高く真剣に聞いていました。
アクティビティとして、6枚の写真が表示され、もし、これらの写真がSNSで投稿されたら、その写真からどんな情報が読み取れるか?といったクループワークも行われました。
学校や住まい、趣味や生活習慣など、うっかり投稿してしまった写真から様々な情報が漏れてしまう恐ろしさを、今回の講演を通して実感できているようでした。
なぜ、危険とわかりながらも、人々は過度に情報を共有(オーバーシェアリング)してしまうのかという問いに、生徒からは、「承認欲求を満たしたいから」「面白い情報をみんなに教えてあげたいから」「自慢したいから」などという声があがりました。

まとめとして、「ネットの配信と責任のリング」のお話がありました。
自分が発信する情報は、自分だけでなく、周りの人々、さらに見知らぬ人々にも責任をおよぼす危険性を含んでいる。軽はずみな投稿が大きな責任となって降りかかることがないよう、SNSを利用する際は、正しい理解と知識をもって、一度立ち止まって慎重に行ってください。と話されました。
5月27日(土)鳥取聾学校春季大運動会に、手話部9名が参加しました。鳥取聾学校の中学部、高等部の生徒さんと一緒に準備をしたり、競技をしたりして、楽しい一日を過ごしました。

昼休みには、一緒にお弁当を食べながら、手話を使って会話をしました。練習の成果もあり、なんとか伝えたいことを伝えることができました!

生徒達が実際に手話を使う機会はあまりありませんでしたが、今回の交流を通して手話学習に対する意欲は増したようです。生徒達はみんな、「機会があればまた交流したい」と話していました。

鳥取聾学校の教職員、生徒、保護者の皆さま、よい交流の機会をありがとうございました。
6月1日(木)5限、4月に実施した進路適性検査の個別診断結果の見方について専門家の指導を受けるため、福岡心理テストセンターの丸山龍二先生を講師に迎え、Zoomを用いた第1学年進路適性研修を実施しました。

まず丸山先生からは、希望を実現させるための、「本人と家族の希望を一致させる大切さ」について説明がありました。
そして、個別の診断結果を先生の指導の下読み解くことで、自分自身を「見える化」した生徒は、そこから「自分らしいと思える個性」を見つける作業に入っていきました。

今回の研修で見つけた「自分らしさ」を進路に活かせるよう、7月の類型選択に向けて生徒たちは、準備を進めることになります。
5月26日(金)、県高校総体に出場する選手の壮行会を実施しました。
はじめに吹奏楽部の演奏に迎えられ、各部の2.3年生、あるいは代表が登壇しまし、福間生徒会長と辻中校長がそれぞれ激励の言葉を述べました。

その後、各部の代表が積み重ねてきた時間やさまざまな方からの支援を振り返り、決意表明をしました。

最後に吹奏楽部の演奏により校歌を斉唱し、久しぶりに壮行会らしい風景が戻ってきました。
どんなドラマが展開されるでしょうか。岩美高生の健闘を祈ります。
3年2組スポーツ科の生徒9名が、3つのチームにわかれ、前回の授業でまとめ上げた「学校の周辺の○○」を発表しました。
オブザーバーは、辻中校長です。
○○に入るのは、ちょっと意外な「植物」や「お花たち」でした。
学校の周辺にある植物の花言葉や特徴、花にまつわる歴史など、3チームが様々な角度から花の魅力を発表しました。

生徒たちは「なぜ、学校周辺にこんなにいろんな植物が植えられているのか?」を考え、「ただ生えているだけかと思っていたが、生徒や教員の心の安らぎや景観が良くなるために植えられている。自然や植物は本当に大切と改めて分かった。」と振り返っていました。

辻中校長からは、「今日のみんなの発表は、想像を遙かに上回る素晴らしい発表だった。
まとめたポスターは、とても分かりやすく、プレゼンもとても丁寧で、伝えたい内容が手に取るようにわかった。聞く側に大変親切な発表だった。そして、一方通行でない、双方向のコミュニケーションが成立している発表であった。今回調べたことを自分の財産として、学校生活を充実したものにしてほしい」とのコメントがありました。
今日は、3年1組の英語授業の紹介をします。
担当は、ALTのGuntaさんと濱橋主幹教諭。
元気でさわやかな挨拶で始まった、3年1組の英語授業。
授業の始まりから、活気と笑顔にあふれる授業でした。

生徒の中から今日は、永田さんが代表してみんなに英語で質問をして、一人ずつ答えていきました。
英語で大切なのは、間違いを恐れずしっかり自分の気持ちを話すこと!
3年1組のクラスは、ポジティブな雰囲気と活動に満ちあふれていました。

英語訳や、単語テストの時間となると、雰囲気は一転して180度カわり、皆が落ち着き黙々と取り組んでいました。
メリハリのきいた授業が気持ちよいクラスでした。

梨といえば鳥取県が誇る果物ですね!
5月~6月は、梨を大切に育てるため、大きくなり始めている実に袋がけをする季節です。
今日は、岩美高生3年2組と3組の生徒11名が、岩美南小学校にある果樹園で、南小3年生21名と一緒に袋がけの活動をしました。

作業のはじめに、JA岩美支店の藪田さんより、「袋がけを行うことで、果実に付く病気や虫被害の軽減を行うことが出来ます。」と説明があり、袋のかけ方も教えていただきました。

袋がけをするのは、南小の児童のみなさんですが、手を伸ばしても届かないところにある実は、岩美高生が抱っこしてあげたり、代わりに袋をかけたりと補助をし、1つ1つ丁寧に行いました。
はじめて会う高校3年生のお兄さんやお姉さんに戸惑うこともなく、はじめから楽しそうな話し声と笑い声に包まれ作業が進みました。


今回、袋かけをした感想を、
3年3組 南部さんは「梨の袋がけは、今回で2回目。大変な作業とは知っていたけれど、小学生のみんなと行うと、あっという間に時間が過ぎて、たのしかった。」と答えてくれました。

また、3年2組の中野くんは、「袋かけは初めてでした。小学生と一緒に作業ができてとても楽しかった。無邪気な姿が微笑ましかった。」と答えてくれました。

今日は、2種類ある梨袋のうちの小さい袋をかけました。
次回、梨の成長を見るのが楽しみです。