2月13日(月)中国 吉林省の長春外国語学校の生徒とのオンライン交流会を実施し、生徒会執行部と文芸同好会のメンバーを中心に18名の生徒が参加しました。
今回の交流会は鳥取県交流推進課の企画事業として「お互いのふるさとを知り、友情の絆を深めよう」というテーマで、平和友好条約45周年を記念して開催されました。
この日にむけて、本校の生徒たちは放課後を利用し、岩美町の紹介や岩美高校の紹介、日々の学校生活の紹介をパワーポイントや動画にまとめました。

岩美町の位置や規模、浦富海岸の景色やアクティビティの紹介、岩美高校の部活動や登校から下校までの一日など、短い準備期間にもかかわらず、皆で協力してボリューム満点の紹介に仕上げていました。
交流当日のオンラインでのプレゼンテーションは、練習した通りにパソコンの操作ができなかったり、接続状況が不安定だったりと緊張の連続でしたが、自分の発表を最後まで成し遂げていました。

一方、長春外国語学校からは11名の参加があり、長春の気候や地元でとれる農産物、観光地、華やかな中国のお正月「春節」の紹介を美しいパワーポイントと動画で紹介してくれました。とても流ちょうな日本語で、さすが日本語を勉強している外国語学校の生徒さんと感心しました。


本校の生徒も長春の生徒も自分の町が大好きで、伝えたいことがたくさんあり、予定していた時間をオーバーしましたが、自分たちの魅力を伝えたいという気持ちにあふれる紹介セッションでした。
最後の質問セッションは、リラックスしたムードで、若者らしい掛け合いが展開されました。
本校生徒からは、
「中国で流行していることはなんですか。」「好きな日本食はなんですか?」「得意料理はありますか。」といった質問が出ました。

長春外国語学校の生徒からは、
「日本に留学や旅行をするなら、おすすめはどこですか。」「日本のアニメは世界でも有名ですが、どんなアニメがすきですか。」「一番好きな祝日はいつですか。」「好きな中華料理はなんですか。」などの質問がありました。
長春外国語学校の生徒のみなさんは、日本語の勉強をしていることもあり、日本について事前によく調べ、堂々と発表をしている印象が伝わってきました。
本校の生徒が今後国際交流をするにあたり、長春外国語学校の生徒から学んだ良い点を取り入れ、さらに有意義な交流を実現するヒントにしてくれるように期待しています。

2月12日(日) 岩美町中央公民館で第13回岩美現代美術展が19日までの予定で開幕し、そのオープニングイベントとして作家と美術館学芸員によるギャラリートークが行われ、1年生2名が参加しました。

オープニングイベントはステージでの芸術家チェ氏と美術館学芸員の対談に引き続き、ロビーに移動して作品を前に解説がありました。解説を聞いた後、約20名のギャラリーによる質問会が行われました。最初に本校の谷口來煌君がチェ氏に対して感想を述べ、「作品を作る上で大切なことは何ですか」と質問しました。チェ氏からは「想像力が大切」と返答がありました。それに続き上田君が「現代美術は理解が難しく、今まで学ぶ機会がなかったので今回は貴重な機会です。ありがとうございました」と感想を述べました。

参加した二人は「現代アートは見て感じて奥深さ感じることが大切」と感想を述べてくれ、普段の学校生活では味わえない経験であったことがうかがえました。
岩美高校では,岩美町を中心とした地域の皆さんの協力を得,地域をフィールドにした探究学習に取り組んでいます。
この学習では,フィールドワーク等をとおして生徒が見出した課題について,地域と協働して解決するために調査研究をし,具体的な解決策等を提案することも目標のひとつに設定されています。
そこで,2月9日(木)の「総合的な探究の学習」において,課題解決型学習(通称:PBL型学習)に取り組んでいる公立鳥取環境大学の学生による成果発表会(オンライン)に参加し,探究学習に関する識見を深めることにしました。

まずはA班。テーマは「鳥取県の宿泊客を増やすには?」
東郷町にあるはわい温泉を研究対象とし,ライン等で情報を発信することで若者客をターゲットにPRを行うという提案がなされました。
この提案に対する質問…「若者より高齢者の方がお金をもっているのではないですか?」

続いてB班。この班の学生は,宿泊業者の年齢層や就労環境等を踏まえた経営(者)側の課題を取り上げ,改善策を提案しました。
この提案に対する質問…「なぜ,このテーマに焦点をあてたのですか?」
岩美高生からの斬新な質問に,大学生は親身に対応してくださいました。
3月に成果発表会を控えている2年生からは次のような感想が寄せられました。
▶グラフや数値を用いた説明はわかりやすいし説得力があった
▶課題解決型学習の学習サイクルや、課題の設定などすごく参考になった
本校の探究学習では,成果や結果を必ずしも求めないことにしています。自ら問いを立て,知識を駆使して仮説を立てた上で,共同的にチャレンジしたり検証したりするそのプロセスでの学びにも意味があるからです。
問い続け,探究し続けるチャレンジをとおして2年生がどのように成長するかに期待したいと思います。
2月4日(土)5日(日)第31回中国高等学校新人バレーボール大会が広島市の大和興産安佐北区スポーツセンター、及びマエダハウジング東区スポーツセンターを会場に開催されました。


本校女子バレーボール部は準決勝進出を果たしましたが、広島県の進徳女子高校にセットカウント1対2で惜しくも敗れました。しかし、新チームとして堂々とした戦いぶりを見せてくれました。
1月31日(火)日本政策金融公庫主催の高校生ビジネスプラン・グランプリ表彰式が、本校普通教室棟3Fの福祉実習室で執り行われました。
今年で10周年を迎えたこの大会では、過去最多の参加校数455校・応募総数4,996件の応募があり、その中から、岩美高等学校3年生7名の取り組んだ「漁師町の味をご家庭で、幻の深海魚ばばちゃんの缶詰で町を元気に」がベスト100に選ばれました。
表彰式は、3年生チームによるビジネスプランのプレゼンテーションから始まりました。
新型コロナの影響で、観光客が激減してしまった現状を改善すべく、岩美町の珍味を活用し新たな特産品の販路拡大を目指すビジネスプランを発表しました。

その後、日本政策金融公庫 鳥取支店事業総括の和田様より表彰状が授与されました。

プレゼン後、参加者から「ばばちゃん1匹でどれくらいの缶詰ができますか。」「ばばちゃんの入手は大変ではなかったですか。」などの質問がありましたが、自信を持って回答をしていました。
受賞した3年生チームに、今回のプロジェクトで学んだことや、今回の経験を将来どのように活かしたいか質問したところ、「仲間と助け合い、協力することの大切さを改めて感じた」「出来上がった缶詰をみて達成感を味わえた」、ラベルのデザインを担当した学生からは「買ってもらえるデザインを意識して作ったのは初めてだった」「自分のデザインしたラベルが商品になるのは嬉しい」といった感想が聞けました。

取材陣に囲まれ緊張しながらも、皆の顔には達成感の笑みが見られました。

1月23日(月曜日)第4限(12:05~12:55)アメリカのカリフォルニアに住む、中・高校生5名と岩美高等学校3年1組の生徒10名がオンライン交流を行いました。

Zoomをつかった交流では、ブレイクアウトルーム機能をつかって、3~4名の小グループに分かれて会話をたのしみました。

はじめの5分間の自己紹介では、名前や趣味などの情報を交換しました。初めて会う相手にもかかわらず、みんな積極的に話していました。
次のアイスブレーキングセッションでは、アメリカの有名な洗剤広告の写真を見ながら意見を交換し合いました。
広告から受け取った自分なりのメッセージを英語で伝えよう、うまく表現できないことも一生懸命言葉にしようとする意気込みが感じられました。
次に、英語のある事件記事を読み、「人助けは良いことかどうか」について意見を交換しました。異なった意見が交わされましたが、それぞれの違いを尊重し合いながら話し合いができました。

最後の5分間のフリートークでは、好きなこと、好きな食べ物など自由に話し合いました。
大好きなカツ丼について、英語で説明している生徒もいて、ぐっと距離も近くなっていたようです。

アメリカの生徒からのフィードバックとしては、
「みんな英語がとてもじょうずだった」「理解できた」「たのしかった」「質問が上手だった」などという感想が寄せられました。
3年1組の生徒からは、「たくさん準備しました」「このような交流の機会が持てて嬉しかった」「いい経験ができた」「言いたかったことがうまく伝えられなくて悔しかった。もっと伝えられるようになりたい」といった感想を聞けました。
自信がないといいながらも、いざ画面に向かうと、堂々とコミュニケーションを楽しんでいる姿をとても頼もしく感じました。
1月17日(火)3年生福祉類型の生徒を対象に岩美町食育講座を実施しました。
岩美町健康長寿課管理栄養士の乾さんをはじめ3名の方にご指導いただき、ぜんざいと呉汁を作りました。

ぜんざいに入れる白玉団子は「豆腐入り」でした。粘り気を少なくしお年寄りがお団子を喉に詰まらせるリスクを軽減できるので、高齢者施設等の食事でも提供されるそうです。


生徒たちはすり鉢で丁寧に大豆をすったり、白玉団子をこねたり、手際よく作業を進めていました。
1月13日(金)14日(土)県高等学校新人バレーボール大会が米子産業体育館で開催され、本校バレーボール部は決勝戦で米子北斗に2-0で勝ち優勝しました。

春高バレーから10日もない日程での新チームとしての初めての大会でした。

2月3日(金)から広島市で開催される中国高等学校新人バレーボール大会に出場します。さらに精進を重ね、中国地区の強豪校に挑みます。
1月13日(金)3年生観光・スポーツ類型の「スポーツⅤ」選択者がグラウンドの側溝掃除を実施しました。「スポーツⅤ」の授業内容には自然とのかかわりの深い野外の運動の専門的な理解と実践、地域野外活動への協力・支援活動が含まれています。
生徒たちは3年間過ごしたグラウンドに感謝の思いを込めて、側溝をきれいに掃除しました。

令和5年1月5日(木)朝。館内の空気がまだ温もりきらない東京体育館Aコート。
地域の皆様への感謝の気持ちとバレーボールにかける熱い思いを胸に,女子バレーボール部が全国春の高校バレーボール大会初戦に臨みました。
対戦相手は大分県代表の東九州龍谷高校。大型アタッカーを擁する全国屈指の強豪校です。
部のモットーである「不撓創造」をぶつけて全力で挑戦する,絶好のチャンスが到来しました。

結果は0-2で惜敗。高く,そして堅固なブロックにも果敢にアタックを続け,粘り強くボールを拾い,繋げるバレーを展開しましたが,春高バレー初戦突破の夢は後輩に託されることになりました。
3年生はこの大会を最後に高校での現役生活を終えます。ある選手は,岩美高校での3年間をこう振り返っています。
「一人の人間として成長できました。自主的に行動することや主体性といった社会に出たときに役立つことを身につけられていると感じます。それに,自分で課題を見つけて行動を起こすことも大事だと学びました。それまでは自主性がなかったので,今ではどんなことにも毎日,目標を持って取り組めるようになっています。」
岩美町をはじめとする地域の皆様。皆様の温かいご声援とご支援のおかげで,選手は安心してバレーボールに打ち込むことができ,人としても成長できました。本当にありがとうございます。
女子バレーボール部はこれからも,支え,応援してくださるすべての皆様への感謝の気持ちを忘れず,不撓創造の精神で鍛錬を重ねてまいります。
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