日誌

　体育館で始業式を行いました。原田校長先生からは、夏休み中の嬉しい報告としてインターハイで５位の入賞を果たしたボート部についての紹介や、いよいよ始まる東高祭についてのお話がありました。

　その後、新しく着任されたALTのエミリー先生とエイダン先生の着任式が行われました。画像２枚目がアメリカ合衆国・ハワイ州出身のエミリー先生、３枚目がイギリス・ウェールズ出身のエイダン先生です。よろしくお願いします。

　着任式の後、上野生徒会長が前に立ち、東高祭を成功させるためにも、日頃の身だしなみを整え、ルールを守って過ごしましょうと呼びかけがありました。

　４年ぶりに開催となった「修立小サマースクール」。修立小学校の先生方の温かいお出迎えと指導を得，一人の生徒が児童一人を担当し，夏休みの宿題となっている国語や算数の宿題を支援しました。

　この企画に参加させていただくことは，地域の皆様のお力をお借りした「高校生にできる地域貢献活動」とも位置づけ，本校としても推進してきているものになります。

　どの生徒も将来，教員志望であることもあり，児童にやさしく接しつつも，その表情は真剣。答えを言ってしまうのではなく，「これってどういうことかな？」「どんなことに気づく？」と，児童の実態に合わせたヒントを出しながら気づきや思考を促していました。

　「教えるって難しい！」こう発したその言葉とは裏腹に，充実した表情で今回の体験を振り返る本校生徒の表情も印象的でした。今夏の体験は目標進路の実現に向けた大きな原動力になることでしょう。

　このような貴重な体験の場を提供してくださった修立小学校の先生方，本当にありがとうございます。生徒がこうして頑張れる場を提供してくださるだけでなく，温かく支えてもくださる地域の皆様への感謝の気持ちを忘れず，生徒達は充実した高校生活を創っていくと思います。

　皆様，数年後，学校教員として鳥取県内外で活躍する本校生徒の将来にどうぞご期待ください！

　鳥取東高校のオリジナル企画「次世代教師塾」。

　この企画は，将来，幼稚園，小学校，中学校そして高校の先生を志す本校生徒を対象に，地元鳥取で活躍中の現役の先生とのセッションを開催し，教師のやりがいについてより深く理解するとともに，「自分はどんな教師になりたいか」についての思いを深める契機とすることを目的にしています。

　この企画に参加した過年度卒業生の進路についてですが，そのほとんどが国立大学教育学部を中心とする４年制大学に進学し，学校教員や養護教諭になることを目指しているのが実態となっています。このことからも，「次世代教師塾」は，将来，教師を志す本校生徒にとって大きな意義を持っている企画になります。

　本年度第１回の「教師塾」には，１年生から３年生までの教員志望者20名が参加。

　講師として招きしたのは，本校の卒業生で，現在小学校教諭としてご活躍中の岩美町立岩美北小学校 石田 瞬先生です。

　明るく朗らかなお人柄の石田先生。その時々の児童の様子に臨機応変に対応・指導される小学校現場でご活躍中なだけあって，高校生を対象としたファシリテートも素晴らしいものでした。

　参加した生徒は，様々な活動や意見交換をとおして，教師という仕事のやりがいや醍醐味について改めて認識したようでした。今回の「教師塾」で得られた気づきはきっと，「やっぱり先生になりたい」という生徒の思いをより強いものにしてくださいました。石田先生，どうもありがとうございました。

　このプログラムは，日米に共通する社会的・地球的課題について英語で考察・議論することをとおして，実戦的な英語力を高めるとともに，グローバル人財としての素養や資質そして発信力や交渉力を高めることを目的とする，リアルタイム・オンライン講座です。

　講座は，スタンフォード大学専任講師及びテーマ別のゲストティーチャーがファシリテート。受講生は約８か月間，のべ10講座を受講します。プログラム最終盤には，このプログラムをとおして学んだことを踏まえ，受講生は各自の興味関心に応じて英語プレゼンテーション及びリアルタイム質疑応答が課されました。

　令和４年度プログラムには本校から，井上さん，森本さんの２名が参加。多様な考え方に触れながら，英語による対話的で深い学びに没頭しました。

　そんな２名の努力が結実したのでしょう。７月中旬，「プログラム受講における主体的かつ積極的な取組により顕著な成果を上げたことを認定する」として「修了認定証」がスタンフォード大学から送付されました。

　そこで，７月21日（金）１学期終業式の後，修了認定証校内授与式を開催し，原田校長先生から井上さん，森本さんにそれぞれ，修了認定証を授与しました。井上さん，森本さん，おめでとう！

　志を高く掲げ，自らの意志で取り組んだ課外活動をとおしてたくさんのことを学び，それゆえさらに知りたいこと，学びたいこと，取り組んでみたいこともできたことでしょう。それらのすべてを生かし，今後の高校生活をさらに充実させ，より高みを目指して果敢にチャレンジする井上さん，森本さんを鳥取東高校は全力で応援します！

　講師は，赤十字救急法指導員でもある本校の本田 義志教諭です。

　講習では，エピペンの使用方法，ダミー人形を使用した心肺蘇生法とAED操作の実技研修を受けました。受講した先生方からは，心肺蘇生時の人とダミー人形の違いや止血法など，いざという時を想定した活発な質問がなされていました。

　人の命に係わる大切な研修であることを実感する講習会となりました。

　まさに盛夏を思わせる今朝。鳥取県東部地区を中心とする多くの中学校から，本校への入学や教育活動に興味関心を持つ中学生が続々と集まりました。

　今年度は，中学生保護者の皆様だけでなく，授業等の見学のみとはなりましたが希望する中学１，２年生にも声をかけたところ，多数の参加を得ることができました。ありがとうございました。

　体育館を会場とした学校紹介は，本校在校生が担当。高校生目線から，鳥取東高ならではの学校生活や勉強と部活の両立について説明しました。また理数科生徒は，理数科の目玉でもある課題研究の取組内容について紹介しました。

　体験入学のメインメニューのひとつが模擬授業体験。事前に希望した教科・科目で分けられた仮クラスで，鳥取東高校における授業を受講しました。

　短時間の授業時間ではありましたが，中学校での学びをもとに高校でどんな勉強をし，学びを発展させていくのかについて広がりと深まりのあるイメージを持ってもらえたかと思います。

　模擬授業体験後は，もう一つのメインメニュー，部活動見学。鳥取東高が力を入れている部活動に，生徒がどう向き合い，どう取り組んでいるのか…。その一端を見学してもらいました。

　大変暑い中での１日となりましたが，多くの中学生の皆さんに，時間いっぱいまで，熱心に見学してもらえました。「とても嬉しかった。」と多くの東高生が語っていました。参加してくれた中学生の皆さん，どうもありがとうございました。

　今日参加してくださった中学生の皆さんと，来春，ここ鳥取東高校で再会できることを生徒，教職員一同，心待ちにしています。

　マーク先生は１年前に，シェーン先生は２年前に，それぞれ本校に着任されました。

　お二人の先生とも，楽しく，そして力のつく授業や部活動（ESS）に創意工夫を凝らしてくださいました。優しく丁寧なお二人の指導に感謝する生徒からの，温かい拍手が鳴りやまない離任式となりました。

　マーク先生，シェーン先生，ありがとうございました。お二人の今後のご活躍を鳥取から祈念しています。

　また逢う日まで！

　「規律ある自由」を校風とし，学習，部活（課外活動），学校行事の「三兎」を追う東高生として，この夏を自分はどう過ごすべきか…。原田校長先生からのそんな問いかけに全生徒が耳を傾け，自問自答しました。

　新型コロナウイルス感染症の５類移行から約２か月。生徒の皆さんもパンデミック前の日常を徐々に取り戻しつつある中，「なぜ鳥取東高校に入学したのか？」「鳥取東高校でどんな自分を創っていきたいのか」等の原点に立ち返り，それぞれの志や目標に見合った夏を過ごしてほしいと思っています。

　今夏は，家族旅行を計画されているご家庭も多いと思われます。「三兎」を追った１学期。家族で過ごすという時間を持ちたくても，なかなかそうはいかなかったという，そんな時があったかもしれません。夏休みだからこそ家族でゆったりと過ごせる，そんな醍醐味も満喫していただければとも思っています。

　生徒の皆さん，「充実した夏休みを過ごせたよ。」との言葉とともに，２学期始業日，元気に再会できることを楽しみにしています。